アニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』(ゆゆゆ3期)10話感想・考察!
10話の感想付きネタバレストーリー、三ノ輪銀の斧&千景砲の彼岸花、OPが無い点の考察もお届けしています。
ゆゆゆ3期 大満開の章 10話ネタバレ感想・考察
怖い
アニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』(ゆゆゆ3期)10話「逆境で生まれる力」では、千景殿から千景砲を放ち、天の神に反攻することなどが語られていました。また、人としての営みが終わり、神樹様と1つになって神の眷属になる内容などにも触れられています。
このあたりのシーンは、とんでもない事が起こりそうな高揚感と期待感がありつつ、それが起きて欲しくないような恐怖感が混ざったような気持ちになりました。
そして、結城友奈が「怖くない」と言った直後、加賀城雀が「怖い」を連呼していました。それから山伏しずくはシズクの方が出ていましたので、加賀城雀は怖い方のシズクだと言っています。
結城友奈は怖い気持ちを押し殺して、あえて怖くないと口に出すことで、自分を奮い立たせていたと思います。一方、加賀城雀は怖い気持ちを前面に出していましたので、ここの対比が印象に残りました。コミカルでありつつ、深く考えさせられるようなシーンだったと言えます。
また、弥勒夕海子がかっこいいところを見せようとして、白目になる描写もありました。弥勒夕海子はギャグ要員で、期待を裏切らない感じが面白かったです!
乃木園子
10話では、三好夏凛が満開して敵に突っ込むシーンも描かれていました。その勇姿は三ノ輪銀のそれであり、同じ端末を使用して受け継がれている雰囲気がグッときました!
そして、乃木園子が東郷美森(鷲尾須美)に対して、三ノ輪銀の時は間に合わなかったから、今回は全員で帰ろうと言っていくシーンもありました。同じ失敗は繰り返さない、今度は全員で生還するという強い意志が感じられる描写でした。
それから乃木園子が三好夏凛を助けていましたので、今回は間に合ったことになります。三好夏凛を救う流れ、有言実行をしていく展開が良かったですね。
犬吠埼風・犬吠埼樹
犬吠埼風&犬吠埼樹の姉妹が、それぞれ別方向へ向かうシーンも10話内にありました。決意が伺える表情、2人が交わって反対方向に向かう描写が印象的でした。
犬吠埼風は道を切り開くと言うセリフシーンで勇姿を見せ、魂のこもった熱量の高い叫びも聞くことができました。犬吠埼樹は三好夏凛を助けるシーンで、イケメンすぎるカットがありましたので、鳥肌が立ちました!姉妹の会話シーン後、2人が別の場所に向かい、それぞれ活躍する流れが胸アツでした!
楠芽吹・国土亜耶
10話では、祈りが足りずに千景砲が壊れて失敗する展開も描かれていました。そして、大赦&防人の数名は、砂のように小麦化して消えています。
その後、防人の隊長・楠芽吹が諦めかけていた国土亜耶に対して、人として生きることが大事であり、そこに価値があると訴えかける描写もありました。楠芽吹は以前に人間を舐めるな!と叫んでいたように、人間に誇りを持っており、敵に抗おうとする姿勢が推せます!
さらに、勇者たちは神婚を認めないはずだと言っていくシーンも描かれています。これは9話で、勇者・三好夏凛とのやり取りが描かれた後だからこそ、楠芽吹の気持ちがわかり、セリフに説得力がありました。
それから楠芽吹の訴えもあって、国土亜耶が生きたいと本音を明かしていました。巫女は神樹様と共にあるとはいえ、国土亜耶が巫女としてではなく 個人の意思として 感情を表に出すところがグッときました!
斧・三ノ輪銀
乃木園子&三好夏凛が合体技を披露するシーンも10話で描かれていました。武器は斧になっていましたので、三ノ輪銀の斧が連想されましたね。そして、三ノ輪銀を含めた3人で攻撃しているような雰囲気も激アツでした!かっこいい戦闘シーンで興奮し、武器の斧で感動する名シーンだったと思います。
三好夏凛&三ノ輪銀の苗字に入っている「三」繋がりは、このシーンで3人が輪のようになっている点(三ノ輪)、三ノ輪銀の端末で戦う三好夏凛を含めた関係性、東郷美森(鷲尾須美)を含めた わすゆ組の関係性なども連想されます。そう考えると、受け継がれている雰囲気も相まって、エモさが溢れ出てきます…!
千景砲・郡千景
10話では、千景砲が撃たれるシーンも描かれていました。千景砲は彼岸花(ヒガンバナ)が咲くような描写になっていましたので、郡千景の魂が宿っているかのようでした。大社に存在を消去された郡千景は、千景殿&千景砲として名前が残っているところもグッときます!
さらに、「乃木園子&三好夏凛+斧(三ノ輪銀)」×「防人+千景砲(郡千景)」の合わせ技で天の神を攻撃する展開も胸アツでした!合体に合体を重ね、勇者側と防人側の攻撃が合わさり、死亡キャラ・三ノ輪銀&郡千景の魂が 斧&千景砲という形で表れていく雰囲気もありましたので、興奮と感動が止まりませんでした!
そして、乃木若葉の青い鳥も飛んでいましたので、ゆゆゆ・わすゆ・くめゆ・のわゆ が集結している感じも良かったですね。
OP無し
10話は怒涛の展開で、映画並みのボリュームとクオリティでしたので、OPはカットしたと考察できます。OP無しにした上で、アニメ『結城友奈は勇者である -勇者の章-』に収まり切れなかった新規シーンを多数盛り込んでいた印象です。厳選シーンを尺に収める作業は大変だったことも伺えます。
なお、冒頭シーンはアニメ本編内にスタッフクレジットが出ていましたので、10話はOP無しになることが伝わりました。その時点で今回は見どころ満載になると予想できましたが、その予想を遥かに上回る内容で、大満足の神回でした!
落花枝に返らず、破鏡再び照らさず
10話で描かれていた一部のシーンは、『結城友奈は勇者である メモリアルブック』書き下ろしノベル「落花枝に返らず、破鏡再び照らさず」のアニメ化で、『楠芽吹は勇者である』のアフターストーリーにもなっている内容でした。
アニメ『結城友奈は勇者である -勇者の章-』防人サイドのエピソードで、これを見ることで作品に深みが増しています。
ただし、楠芽吹&国土亜耶のやり取りなど、アニオリが多数盛り込まれていましたので、10話は非常に見応えがありました。『勇者である』シリーズは様々なメディアミックスを展開して、それぞれの良さがあるところが魅力的ですね。
『結城友奈は勇者である -大満開の章-』10話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』(ゆゆゆ3期)10話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
10話は、勇者&防人が天の神に反攻する内容が描かれ、三ノ輪銀の斧&千景砲の彼岸花を思わせる描写、それぞれの合わせ技など 激アツ描写が多数盛り込まれていました。
熱量の高い怒涛の展開に興奮し、涙腺を刺激されるエモいシーンの数々に感動が止まりませんでした…!10話は濃い回で、大満足の内容でしたね。ぜひ11話以降も視聴継続していきましょう!
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