アニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』(ゆゆゆ3期)最終回/12話感想・考察!
最終回/12話の感想付きネタバレストーリー、安芸先生&白鳥歌野、石の謎、探索シーン、完結その後についての考察もお届けしています。
ゆゆゆ3期 大満開の章 最終回/12話ネタバレ感想・考察
神樹教
アニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』(ゆゆゆ3期)最終回/12話「いつまでも続く喜び」では、結城友奈の体から 呪いの烙印が消え、スマホ端末も電源が入らない状態になっていました。ようやく本当の意味で平穏な日常が訪れたことが伺える場面でした。
そして、壁が無くなったことを受けて、学校は臨時休校になっています。それから神樹様は居なくなりましたが、皆は「神樹様に拝」をしていました。神樹教という宗教・信仰みたいなものは、そのまま人間の心に生き続けていると言えますね。
その後、配給が継続することなどが明かされ、「朝まで生テレビ!」風のTV番組で討論をしているシーンも描かれています。国が大きく変わり、政治経済に変化が起きている革命期であることも伝わる描写でした。
また、ゴールドタワー(千景殿)が崩落し、楠芽吹&国土亜耶のメブあやコンビが話すシーンも描かれています。郡千景の名前が入った千景殿が消えたと考えれば悲しい気もしますが、バーテックスが襲ってくることが日常茶飯事だった戦時下の象徴が無くなったと考えることもできますので、ある意味では これで良かったのかなと感じました。
安芸先生
最終回では、乃木園子&東郷美森が三ノ輪銀のお墓参りをするシーンも描かれていました。乃木園子の目から涙がこぼれ、途中でお墓参りに来た安芸先生も泣いていましたので、もらい泣きする場面でした…。
安芸先生は生徒たちを危険な目に遭わせ、大赦神官として勇者を頼ってしまった自分を責めているような気持ちが伝わりました。安芸先生も本当に辛かったでしょうね…。
なお、クレジットが大赦神官ではなく安芸先生になっていたところもグッときました!安芸先生が乃木園子を呼ぶ際に、園子様から乃木さんに言い直すシーンなどからも、最終回は安芸先生として生徒と接していることが伝わりました。
石の謎
大赦の関係者たちが 大きな石を引き上げ、石が光る場面も最終回内にありました。わりとサラッとした数秒のシーンでしたが、謎がある意味深な描写でした。
この石は、神樹様が残した力が宿っているのかもしれません。また、人類の未来を照らす方向に向かうことが伺えましたので、研究が進んで何かに活用されていきそうですね。
白鳥歌野・鍬
最終回では、勇者部部長・犬吠埼樹がガチガチに固まっている場面も描かれていました。別シーンでは、人のために動く内容などを語り、部長らしい振る舞いも見せています。これからも芯のある性格・心の強さなどで、勇者部の皆を導いていきそうですね。
そして、部室には OG・犬吠埼風もいました。卒業していることもあって 犬吠埼風は私服でしたが、洋服のデザイン・色が皆に寄せているところが良かったですね。相変わらずのシスコンぶりを発揮するシーンも面白かったです!
その後、乃木園子が白鳥歌野の鍬(くわ)を持ちながら話すシーンでは、白鳥歌野・諏訪地方のワードも正面から出ていましたので、胸アツでした!
それから乃木園子は人間に戻れたことを確認し、勇者部を続けながら大赦内部に入っています。大赦の装束には鍬が描かれていましたので、白鳥歌野→乃木若葉→乃木園子と受け継がれている雰囲気も感じましたね。うたのん、鍬が大赦の装束に描かれる時代になったよ!と言いたくなるエモい展開でした!
勇者御記・タイトル回収
結城友奈が勇者御記に勇者部六箇条 & 結城友奈は勇者である と書く場面も最終回内にありました。タイトル回収になっていましたので、もしかして終わりか!?と思い、時計を確認した瞬間でした。
まだ時間が残っていて安心しましたが、神樹様が居なくなった直後の時間軸はここで区切りを迎えていた印象です。
勇者御記を書くのは結城友奈が最後のような気もしますが、これからも書き続けて、後世に伝えていきそうですね。
本土探索
最終回では、結城友奈&東郷美森がバイクで本土に行き、探索・調査する展開も描かれていました。放射線測定器のような機器を持っている場面、本土の動物が生きている描写などが印象に残りました。
探索シーンは、そのエリアが生活圏になり得るのか、空気の成分などを調べていたような気もします。ここは原子力発電所との絡みがあるのか?など様々な考察ができそうです。そして、本土に人間はいませんでしたが、動物が生きていたのは希望が持てますね。
また、『乃木若葉は勇者である』(のわゆ)パートで探索するエピソードをカットしたのは、ここで結城友奈たちの探索ストーリーを描くことが前提だったとも考察できます。結城友奈たちがバトンを受け取っている雰囲気が伺えましたので、そこを際立たせていた印象も受けました。
ちなみに、バイクは東郷美森が運転していて、結城友奈が後ろに乗っていました。東郷美森はバーテックス戦では後ろから遠距離攻撃で支えるイメージもあるため、前に出て運転する姿が印象的でした。
容姿変化
中学卒業後の時間軸では、三好夏凜&犬吠埼姉妹の容姿などが大きく変わっていました。にぼっしーは大人っぽくなり、成長していることが伺えました。一方で、東郷美森から ちょろいと言われるシーンもあり、照れるところは相変わらずのようでしたね。
犬吠埼風は研究員の理系女子になっていて、白衣&赤メガネ姿が目を惹きました。妹のライブがあるからと仕事を抜ける展開もあり、そこが風先輩らしいなと感じました。
犬吠埼樹は髪が伸び、路上ライブをしていました。弾き語りでギター演奏をしている様子から、シンガーソングライターになったと解釈できそうです。歌が上手く歌えなかった頃が懐かしいです…!
楽曲面では、挿入歌「祈りの歌 acoustic guitar ver./歌:犬吠埼樹(CV:黒沢ともよ)」があって、ED曲「地平線の向こうへ/歌:讃州中学勇者部」が流れていく展開も良かったですね。
結末ラスト
最終回の結末ラストは、結城友奈&東郷美森がバイク移動し、探索を続けるところで終わりとなっていました。最後は結城友奈&東郷美森の尊い関係を描いて、そこで締めるところが良いですね。
また、勇者部の活動は今後も続くことが伝わり、綺麗な終わり方もグッときました。最終回の視聴直後は、終わってしまった空虚感よりも満足感の方が大きかったです。
完結その後
テレビアニメ『結城友奈は勇者である』シリーズは綺麗な終わり方などを踏まえると、完結したと考察できそうです。ここから4期・続編を制作する場合は、角度の違うアニメになっていきそうな気もします。何らかの形でまたアニメが観れたら嬉しいですね。
また、結城友奈たちが探索をしているところで3期は終わっていましたが、その後どうなったのでしょうね。世界観は、少なくとも戦闘がある勇者ではなく、人のために尽くす意味の勇者が活躍する時代になっていると考察できます。
ストーリーとしては、結城友奈たちが本土の探索を続けて、北海道や沖縄に辿り着く展開もありそうです。鍬を使って畑を耕し、本土復興の方向に向かうルートも考えられます。後輩勇者が現れて、勇者部六箇条を継承する展開など、様々な可能性がありそうですね。
『結城友奈は勇者である -大満開の章-』最終回/12話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『結城友奈は勇者である -大満開の章-』(ゆゆゆ3期)最終回/12話のネタバレ感想・考察をお届けしました。最終回/12話は、安芸先生が涙を流す場面、白鳥歌野の鍬が大赦の装束に入っている描写、結城友奈&東郷美森の探索シーンなどが描かれていました。
先代からバトンが受け継がれ、勇者部の活動は今後も続いていくことが伝わり、とても満足感のある最終回でした。「勇者の章」完全版の後、エピローグ・後日談が見れたことが嬉しかったです!
アニメ『結城友奈は勇者である』シリーズは尊い日常パート・熱いバトルシーン・声優陣による熱量の高い演技に加えて、神樹様・バーテックスほかを含めた世界観設定、考察要素のある伏線&回収なども魅力の神アニメですので、これからも見返していきたいですね。
最終回収録のアニメBlu-ray下巻は2022年1月19日に発売、『勇者である』シリーズ関連小説・漫画・CDなどはそれぞれ発売中、ゲームアプリ『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』(ゆゆゆい)は好評配信中!様々なメディアで展開されている『勇者である』シリーズに引き続き注目していきましょう!
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