アニメ『白い砂のアクアトープ』11話感想・考察記事です。
アニメ11話の感想付きネタバレストーリー、宮沢風花の名言&髪の動き、キジムナーの登場シーン、海咲野くくるが籠城を決め込む展開についての考察などをお届けしています。
白い砂のアクアトープ11話ネタバレ感想・考察
籠城
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』11話「籠城の果て」の冒頭では、がまがま水族館の正式閉館を知った海咲野くくるが水族館に立てこもり、バリケードを張って籠城を決め込んでいました。台風が近づいていることもあり、この日は臨時休館になっています。
海咲野くくるにとって水族館は自分の家と同然ですので、閉館を受け入れられない気持ちも理解できますね…。自分の命そのもの と言っても過言ではないほど、海咲野くくるは水族館を大切に想っていますので、その心情を考えると胸が苦しくなりました。
キジムナー
宮沢風花が水族館に向かう際、キジムナーが声を出すシーンも11話で描かれています。これまでのキジムナーは、別の場所で登場し、独立に描かれていたイメージがありました。どこかに座って魚の頭を食べるシーンなども含め、何かと際立って表に出てこない印象もあります。
ところが、11話では宮沢風花がいる場所に現れ、ハッキリとわかる形で声を発していました。水族館が台風被害に遭うことを察していたか、宮沢風花の行動を応援していたと考察することもできそうです。今は非常時だと感じてソワソワしつつ、海咲野くくるのところへ急げ!と思っていそうな雰囲気でした。
キジムナーについては、まだまだ謎のヴェールに包まれている部分も多いので、今後どのように正体・実態などが明かされるのかも気になります!
宮沢風花の髪
11話では、水族館に到着した宮沢風花の髪が物凄い広がり方になっている描写もありましたので、思わず反応しました!髪の動きだけ見ると、触手を持った怪異やラスボスに寄せたような雰囲気もあり、ユーモアのあるシーンだった印象です。
宮沢風花が暴風に耐えている様子は、台風に負けない意志を示し、海咲野くくるの力になりたい気持ちが表現されていたと考察できます。いくら髪が乱れようが関係ない、私はくくるを今助けたい、そばに居たい。そういった心情が伺えましたね。
その後、宮沢風花は海咲野くくると一緒に立てこもり、積極的に仕事を手伝っています。宮沢風花の献身的な性格、心の強さが出ていた印象も受けました!
名言・老朽化
台風の影響で水族館が停電になり、雨漏りが生じる展開も11話内にありました。さらに、窓ガラスが割れ、排管が外れるシーンも描かれています。水族館の老朽化が目に見えてわかるように、あえて悲劇の連続を描いていたと考察できそうです。
海咲野くくるとしては大切な居場所が奪われている感覚になり、大きく落胆しています。ここで宮沢風花が、夢を無くしたとしても未来が無くなるわけではないと言っているセリフが名言だと感じました!
夢と未来は別物であり、例え水族館が無くなっても、海咲野くくる&生き物たちの未来は続いていくんだ!と思わせてくれるセリフでしたね。『白い砂のアクアトープ』は名言も熱いので、今後も引き続き注目です!
閉館・生き物
11話では、老朽化した水族館では生き物を危険な目に遭わせることにつき、海咲野くくるが理解していく展開も描かれています。
当初の海咲野くくるは、自分&生き物にとって がまがま水族館は家だとして、閉館を受け入れていませんでした。それから台風の惨劇があり、水族館の老朽化を肌で感じていますので、ここの水族館では生き物を守れないと思っていたことが伺えます。
大切な生き物を守りたい。でも、水族館が壊れたら生き物の命を守れない、あるいは危険な目に遭わせてしまう可能性があるので、元も子もない。だったら生き物のためにも、閉館を受け入れる他ない。そういった複雑な気持ちが読み取れました。
ただし、老朽化と生き物のことなどを理解しただけで、実際の気持ちは追いついていない様子でした。海咲野くくるの過去・生い立ちを知っている視聴者としては、海咲野くくるの気持ちが痛いほどわかりますので、辛いシーンでしたね…。
白い砂のアクアトープ11話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『白い砂のアクアトープ』11話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
11話では、海咲野くくるが籠城を決め込み、老朽化した水族館が台風被害に遭う展開などが描かれていました。また、宮沢風花の名言シーン、海咲野くくるが閉館を受け入れていく描写なども盛り込まれています。
今回は水族館の老朽化を物理的にわかる形で描き、海咲野くくるが渋々ながら理解していく流れが印象的でした。海咲野くくるのことを知っている視聴者としても、辛い展開に胸が苦しくなりましたね…。
水族館は本当に閉館するのか、仮に閉館したら海咲野くくる達はどうなるのか。今後の展開も気になりますので、ぜひ12話以降も視聴継続していきましょう!
コメントを書く