アニメ『白い砂のアクアトープ』2話感想・考察記事です。
アニメ2話の感想付きネタバレストーリー、百合フラグ、海咲野くくると宮沢風花の関係、宮沢風花がペンギンにエサをあげるシーンなどを振り返りつつ、名前の由来についての考察もお届けしています。
白い砂のアクアトープ2話ネタバレ感想・考察
バイク・サーターアンダギー
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』2話「濡れるのも仕事のうち」の冒頭では、宮沢風花が水族館で働きたいということで、海咲野くくるが閉館まで待つように言っています。
そして、外で待っていた宮沢風花は、仕事を終えた海咲野くくるからバイクのヘルメットを渡されていました。移動中には、海咲野くくるが夏休みだけ館長で、おじいが館長であることが明かされています。海咲野くくるの家に到着すると、おじいとおばあが登場し、宮沢風花が住み込みで働くことになっていました。
また、おじいは新しい所の誰かに会ってきており、いくつか預かってくれると語っています。これは、水族館の経営が芳しくないことを受けて、がまがま水族館にいる生き物たちの引き取り先を訪問していたと考察できますね。
さらに、おばあが紅芋入りのサーターアンダギーを作り、宮沢風花が食べるシーンもありました。『白い砂のアクアトープ』は沖縄を感じる食べ物などが出てくるところも魅力的ですね。
ごはん屋 カメー
2話では、海咲野くくるが「ごはん屋 カメー」に行くシーンも描かれていました。ごはん屋 カメーは、シークワァサーハイボール・オリオンビール・海ぶどう・ドゥル天・ヒラヤーチーなど、沖縄らしいメニューを提供している飲食店で、このときは照屋月美が店番をしています。
そして、照屋月美の母親・さつきが占い師メイサであることも判明。占い師メイサは宮沢風花が沖縄に来たばかりのときに占いをしていた女性ですね。そのシーンがあることにより、登場人物の母親という側面の他にも、あのときの占い師！という衝撃がありました。
また、海咲野くくるは傷んだ水槽の備品交換を考えており、その見積書を見るシーンもありました。値段が高額でしたが、海咲野くくるはやる気満々で意気込んでいます。こういった業務用備品はとても高く、ええ！？こんなに高いの？という印象がありますね。
さらに、久高夏凛が宮沢風花をがまがま水族館に送ったことを話しています。宮沢風花が一対一で出会った占い師メイサ＆久高夏凛について、海咲野くくる側と繋がっていく相関関係の変化が惹き込まれました。
屋嘉間志空也
海咲野くくるが屋嘉間志空也に対して、新スタッフとなった宮沢風花を紹介するシーンも2話で描かれていました。屋嘉間志空也は女子が苦手で、無理と言っている様子が少しかわいい印象も受けました。
別シーンでは、イケメンと飲む酒は美味いなどと言う場面もありましたので、屋嘉間志空也の魅力が徐々に炸裂していく様子が好感でした。『白い砂のアクアトープ』は女性だけでなく男性キャラも推しポイント満載なところが良いですね。
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ペンギンのエサやり
2話では、海咲野くくるがマニキュアをしている宮沢風花に対して、生き物のためだからすぐ取ってと言うシーンもありました。生き物を大切に想っている館長代理・海咲野くくると、東京からやってきたばかりの元アイドル・宮沢風花の対比が印象的でした。
そして、宮沢風花がペンギンにエサをあげるシーンでは、宮沢風花がペンギンに手を噛まれています。その後、空腹のペンギンにロックオンされた宮沢風花は、足を滑らせてそのまま水槽にダイブ！
宮沢風花があたふたする様子はかわいい印象があり、サブタイトル「濡れるのも仕事のうち」を回収していく点もグッときました。
それから海咲野くくるが宮沢風花にきつく当たり、生き物たちの大切な命を預かっていることを忘れないでと忠告するシーンも描かれています。海咲野くくるは閉館の危機で余裕が無かったと考察でき、本気で怒っているのは生き物への愛情の裏返しだと解釈できますね。
将来的には、あのとき怒られていた宮沢風花が立派なスタッフに成長し、海咲野くくるが認めていくストーリーも予想されます。もれなく百合展開も期待できそうですね。
シャワー・貸金業者
宮沢風花が水族館前の掃除をしていき、ホースのシャワーで水を撒く描写も2話内にありました。シャワーの細かい水滴が美しく、P.A.WORKSによるハイクオリティのアニメ映像に心を奪われる注目シーンでした。
また、水族館に怪しい業者が現れて融資話をするシーンも描かれています。これはアニメに合わせた分かりやすい展開でしたが、貸金業者がお金に困っている人を見つけて融資話を持ち掛けることは現実にもあります。これは闇金に限らず、有名な業者もやっていますので、驚きますよ。タイミングを見計らって融資の書類を送付するなど形態は様々ですので、気をつけたいですね。
少し話が逸れましたが、該当シーンでは海咲野くくるが業者を追い返していました。その後、業者がうっかりボードを壊す場面になり、宮沢風花はひどい・最低と言ってキレています。海咲野くくるが真心を込めてお客様のために作ったボードですので、怒るのは当然ですね。
それから宮沢風花がシャワーを使いながら業者に帰るように言っています。この場面では、シャワーで虹ができている描写が美しく、そのシーンを見ていた海咲野くくるが嬉しそうな表情になっていたのが印象的でした。
名前の由来
2話では、ごはん屋 カメーで宮沢風花の歓迎会をする展開もありました。うどんちゃんの由来が「名前：照屋月美→月見うどん→あだ名：うどんちゃん」ということも明かされています。
『白い砂のアクアトープ』の登場人物は名前にこだわりが感じられ、海咲野くくるは腹をくくるエピソードとリンクしており、宮沢風花はサメの別名・フカから来ているとも考察できます。仲村櫂は船を漕ぐ際の道具・櫂を連想できますので、水族館の経営を良くするキーパーソンという考察もできそうです。
登場人物の名前は、アニメの世界観を表現しつつ、ストーリーのキーワードが盛り込まれているとも解釈できますね。
宮沢風花の過去
宮沢風花の過去話が明かされるシーンも2話内にありました。アイドルの頃、やっとセンターに選ばれた宮沢風花は、後輩・城居ルカの祖母の具合が良くないこと・次のステージがラストチャンスという話を聞いて、センターを譲っていました。
1話では宮沢風花が城居ルカにセンターを譲ったことが明かされ、2話では城居ルカの祖母に関する裏話を描いて、更に深く掘り下げている点が特徴的でした。宮沢風花は自分のチャンスを逃してでも後輩を思いやれる性格が魅力的ですね。
百合フラグ
『白い砂のアクアトープ』は百合ファンからの期待が寄せられているアニメで、2話内には百合フラグがいくつか盛り込まれていました。
まずは初公開となったOP映像内で海咲野くくると宮沢風花が手を繋ぎ、抱きつく描写がありました。また、ED映像では手を伸ばし合う描写も印象的でした。
アニメ本編では、2人が同時に溜息をした後に微笑み合うシーン、お互いの本音を明かし合った後に見つめ合うシーンも描かれています。これは、ガール・ミーツ・ガールのストーリーを印象づけるシーンであり、百合フラグとも考察できます。3話以降の展開にも注目です！
白い砂のアクアトープ2話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『白い砂のアクアトープ』2話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
2話では、宮沢風花が海咲野くくるの家に住むことになり、水族館で仕事をするストーリーなどが描かれていました。また、うどんちゃんの由来が明かされ、百合フラグと考察できる描写も盛り込まれていました。
海咲野くくると宮沢風花の関係性はどうなっていくのか、がまがま水族館は閉館を回避できるのか？美しいアニメ映像にも注目しつつ、ぜひ3話以降も視聴継続していきましょう！
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