アニメ『白い砂のアクアトープ』3話感想・考察記事です。
アニメ3話の感想付きネタバレストーリー、ペンギン・チョコの病気、海咲野くくるの親、母子手帳、海咲野くくる双子兄弟姉妹説、竹下先生(声優:花澤香菜)の妊娠・出産についての考察をお届けしています。
白い砂のアクアトープ3話ネタバレ感想・考察
子供時代
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』3話「いのちは、海から」の冒頭では、子供の海咲野くくるが両親とペンギンを見ており、名前を付けてもいいと言われてチョコにしていました。名前の由来はちょこちょこ歩くからということで、可愛らしい発想に悶絶でした。
また、幼少期の見た目や声優 伊藤美来さんの幼い声も魅力的で、一気に心を鷲掴みにされる冒頭シーンになっていました。
風花・空也
3話では、食事シーンで居候の宮沢風花が気を遣う展開もあり、喜んでもらえるなら嬉しいと語っています。 宮沢風花は元アイドルだけあって、誰かに喜んでほしい、笑顔になってほしいという気持ちがあると考察できますね。
また、館長・おじいが福岡に行くと言うシーンでは、生き物とスタッフの引き取り先を考えている様子でした。これを聞いた屋嘉間志空也は、館長に拾ってもらった過去を語り、先のことは考えていないことを明かしています。
屋嘉間志空也は館長に恩を感じている様子が好感で、事情がありそうな過去は女性が苦手なことと関係があるとも考察できそうです。
ペンギンの趾瘤症
ペンギンのチョコに趾瘤症(しりゅうしょう)の疑いがあることも3話で描かれていました。趾瘤症は足の病気で、見た感じは魚の目のようになっています。ペンギンの病気もストーリーに組み込み、水族館で飼育されている生き物を掘り下げているところが特徴的でした。
また、海咲野くくるが産休中の竹下先生(声優:花澤香菜)に電話で相談するシーンもあり、聞き覚えのある声から花澤香菜さんだとわかりました。
その放送話数で重要なポジションを担っているキャラという意味では『ゾンビランドサガ リベンジ』7話で登場した楪舞々(声優:花澤香菜)が脳裏に浮かび、当時感じたあの感覚を思い出したシーンでした。
親の死亡・ 補助金
3話では、仲村櫂と宮沢風花が水槽を洗いながら会話をするシーンで、海咲野くくるの親が死亡している事も明かされています。海咲野くくるは おじいに引き取られた事、よく家族で水族館に来ていた事なども語られていました。
海咲野くくるは おじい&おばあと暮らしていることから 両親について気になっていましたが、そういうことだったのですね…。
また、久高夏凛がうどんちゃんに対して、がまがま水族館と補助金の話について 愚痴をこぼしながらキレているシーンもありました。怒っているのは、それだけ水族館を大切にしており、思い入れがある証拠とも言えますね。
竹下先生
妊娠中で予定日を過ぎている竹下先生が、がまがま水族館に現れるシーンも3話内にありました。そして、 竹下先生はペンギンのチョコを診てあげた後、お腹が痛くなり破水しています。
そこで、海咲野くくるは臨時休館を決め、来館者にはポストカードを渡すように言っています。竹下先生を裏で見ながら水族館を営業する選択もできたとはいえ、あえて臨時休館に踏み切っている点が好印象でした。
海咲野くくるは魚・お客様に加えて、スタッフの大切な命も預かっていると思っており、竹下先生の一大事に合わせて臨機応変に対応する姿がグッときました。
夢・ファンタジー世界
3話では、水族館は命を預かる場所だと語られた後、竹下先生が夢を見る展開もありました。その夢は、以前に宮沢風花が見たようなファンタジー世界で、竹下先生の周りで魚が泳いでいます。
そして、度々登場している謎の少年&新登場の男の子が遊ぶ描写があり、男の子が竹下先生に抱き着いていました。男の子は口を動かして何かを言っている様子でしたね。
その後、男の子は竹下先生の息子で、お母さんもうすぐ会えるねと言っていたことが判明。意味深な伏線を張った後、同じ3話内で伏線回収をする展開が魅力的でした。
謎の少年は、未来の生まれてくる息子を母親に見せる能力がある?とも考察でき、その正体が気になりますね。息子の伏線はすぐに回収し、謎の少年は伏線を張っているままというバランスも秀逸だと評価できます。
不発弾・迂回
竹下先生を病院まで送るシーンで、タクシーがつかまらないということで久高夏凛が迎えにくる展開も3話内にありました。それから渋滞に巻き込まれることになり、近くで不発弾が見つかった影響だと語られています。
沖縄県は戦争の中心地だった歴史があり、不発弾が発見されることもあります。このあたりのリアルな背景をアニメにも反映させている点が特徴的でした。また、渋滞の原因として不発弾に触れ、ストーリーが暗くならないように配慮されていたとも考察できます。
そして、 久高夏凛が観光協会の腕の見せ所と言い、迂回していくシーンも描かれています。今にも子供が産まれそうな竹下先生を乗せていますので、これは心強いですね。観光協会職員というキャラ設定を、このような形で活かしていくストーリーにも惹き込まれました。
母子手帳・海咲野くくる双子兄弟姉妹説
3話では、海咲野くくるが竹下先生に対して、母子手帳はどうやってもらうのかと質問する場面もありました。これを受けて竹下先生は、妊娠がわかった時に自治体で貰えると答えています。
また、同じ交付日である2つの母子手帳が映し出されるシーンもあり、一つは海咲野くくる、もう一つは空欄になっています。
母子手帳の交付日が同じですので、海咲野くくるの母親は双子を妊娠していたとも考察できます。双子の片方が流産して、片方に吸収されるバニシングツインの事例なのかもしれません。
そして、お腹の中にいた片方は謎の少年(少女?)であり、海咲野くくるの兄弟(姉妹)になるはずだったとも解釈できます。竹下先生の息子と一緒に遊んでいた場面は、海咲野くくるとお腹の中で遊んでいた過去を連想させる伏線とも考察できます。
1話記事では、がまがま水族館がこの世とあの世を結ぶ場所で、謎の少年が死後世界から来ている?と考察していました。3話時点でも同様の考察が引き続き可能で、少年は流産で死亡した可能性もありそうです。
さらに、 海咲野くくるが「まくとぅそーけーなんくるないさ」と言いながらお祈りして お供え物をあげている場所は、両親のお墓のようになっていると考察できます。謎の少年が過去回でお供え物を食べていたのは、母親のお腹にいたことが関係しており、生まれていれば血族関係者だったと解釈できます。
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花澤香菜 妊娠・出産との関係
花澤香菜さんが演じる竹下先生は、3話で子供を妊娠・出産しています。この展開から、花澤香菜さんが子供を授かり、妊娠・出産を発表する未来を思い浮かべた方もいたのでは?竹下先生はショートヘアーの髪型が花澤香菜さんを思わせるものでしたので、より想像しやすい印象がありました。
ちなみに、2021年6月18日放送「さんまのまんま 初夏SP」では、花澤香菜さんがゆったりとしたワンピースを着ていたことから、妊娠?の声も挙がっていました。こういった様々な要素から、つい想像してしまう3話だったとも言えます。
今後、仮に花澤香菜さんが妊娠・出産を発表された際には、『白い砂のアクアトープ』竹下先生役とリンクしていたなどの裏話もあるかもしれませんね。
白い砂のアクアトープ3話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『白い砂のアクアトープ』3話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
3話では、妊娠中の竹下先生が水族館に登場し、病院で出産するストーリーなどが描かれていました。ペンギンの病気、謎の少年と竹下先生の子供が遊ぶ描写もあり、3話は人間&生き物の命がテーマだったと考察できます。
また、海咲野くくるの親が死亡していたことも明かされ、 母子手帳が2つある描写が意味深でした。片方は謎の少年の母子手帳で、双子だった可能性もありそうです。
海咲野くくると謎の少年の関係性、水族館の閉館危機など気になる点が多数ありますので、ぜひ4話以降も視聴継続していきましょう!
竹下先生が着ていた服は何色のどんな服でしたか?
コメントありがとうございます!
水族館に来ていた時は、大きくVネックが入っている青色の半袖トップス、水色のインナー、黄色のズボンでした。全体的にゆったりとした服になっていました。
病院の出産直前は、サーモンピンクや薄い橙色のような色で、七分袖でした。布団が掛かっていたので、上半身しか見えませんでしたが、そのまま出産できるマタニティウェアになっていたものと思われます。
出産後の病室では、水色の襟付き半袖服を着ていました。