アニメ『白い砂のアクアトープ』7話感想・考察記事です。
アニメ7話の感想付きネタバレストーリー、仲村真帆&知念類の恋愛描写、海でバーベキューをする展開などを振り返りつつ、海咲野くくる&宮沢風花の姉妹関係、屋嘉間志空也の過去についての考察などをお届けしています。
白い砂のアクアトープ7話ネタバレ感想・考察
仲村真帆・知念類
オリジナルアニメ『白い砂のアクアトープ』7話「アイスで乾杯」の冒頭では、お馴染みのメンバー内に初登場となる女の子&男の子が映し出されていました。
それから別シーンを挟んで新キャラの正体が明らかに。2人は、仲村櫂の妹・仲村真帆(なかむらまほ/声優:広瀬さや)と、仲村真帆に想いを寄せる知念類(ちねんるい/声優:北守さいか)でした。冒頭ではチラッと映し出される程度でしたので、一体誰なのかが気になる引きになっていました。
仲村真帆は明るい髪色などから久高夏凛の妹?という印象で、知念類は屋嘉間志空也とバトルしている雰囲気などから弟?とも思えましたが、違いましたね。冒頭で引きを作り、同じ7話内で正体が明らかになるストーリー構成がグッときました!
おじい・館長の仕事
7話では、海咲野くくるが水族館の来場者数が増えていると喜び、意気込んでいるシーンもありました。ここで、おじいが「ストォ、ォ、ォーップ!」のような言いぶりで話しかけ、館長にとってスタッフを休ませるのも大事な仕事だと言っています。それから若いスタッフを休ませることになっていました。
おじいの途切れボイスは老齢であることを表現した声で、小刻みに「ォ、ォ、ォ」のように言っていましたので、思わず反応したシーンでした。
また、スタッフを休ませることに言及する点も良かったですね。仕事のONとOFFは労働問題としても重要なことであり、休むことで効率アップに繋がりますので、このあたりを連想できるエピソードでした。もっとも、おじいは水族館が無い日常に慣れてもらうために 皆を休ませたことが別シーンで判明しています。
海でバーベキュー
休みをもらった海咲野くくるたちが海に行くシーンも7話内にありました。宮沢風花は昔グラビアで着た水着を着用し、かわいい姿を見せてくれていましたね。
海のシーンでは、海底のサンゴ礁と魚の群れが綺麗で、その圧巻の映像美に目が幸せになりました!沖縄を感じる映像であり、夏アニメらしい描写だったとも言えます。
バーベキューのシーンでは、仲村櫂の妹・仲村真帆が宮沢風花になつく場面があり、海咲野くくるとは喧嘩をしていました。お兄ちゃん!風花ちゃんと結婚してよ!などと言うセリフもあり、その子どもキャラらしい暴走っぷりと 無邪気で正直な性格が魅力的でした。
宮沢風花と仲村櫂が本当に恋愛関係に発展した際には、仲村真帆は喜びそうですが、海咲野くくるは嫉妬しそうな気もしますね。
海咲野くくる&宮沢風花・姉妹
7話では、一人っ子同士である うどんちゃん(照屋月美)&海咲野くくるの会話シーンがあり、半分個が羨ましいと言っていました。また、小学生と思われる海咲野くくるのカットが差し込まれていましたが、そのかわいいイラストに悶絶必至でしたね。
その後、海咲野くくると宮沢風花がアイスを半分個する場面があり、うどんちゃんが宮沢風花は海咲野くくるの姉みたいだと語っています。海咲野くくるが子供の頃に憧れていた 半分個 をする展開はグッとくるものがありました。
姉という言葉は、母子手帳の伏線などから 海咲野くくるには姉となる予定だった人物がいたと考察できます。姉は流産で死亡していると考察でき、それを埋めるように海咲野くくるが宮沢風花を本当の姉のように思っていると解釈することもできます。
あるいは、海咲野くくる&宮沢風花が実姉妹の可能性もゼロではないのかもしれません。実家がある沖縄県南城市と岩手県盛岡市の距離などから考えにくい気もしますが、様々な考えを張り巡らせる考察としてはアリだと思いました。
閉館
屋嘉間志空也が がまがま水族館に向かい、おじいと話すシーンも7話で描かれていました。おじいは、水族館が無い日常にも慣れて欲しいと語り、次の職場についての話もしています。おじいは着々と閉館の準備を進めており、営業継続の意思は無いみたいですね…。
海咲野くくるは2人の会話を聞いていましたので、気にしている様子でした。何かのきっかけで水族館が営業継続するのか、予定通り閉館するのか。その答えは最終回あたりで明かされそうな気もします。どちらになっても説得力のあるストーリーで視聴者を唸らせることが予想されますので、その結末に注目が集まります!
恋愛・ビーチフラッグ
7話では、仲村真帆に想いを寄せる知念類が彼氏候補だと語り、仲村櫂のことをお兄さんと言っているシーンもありました。別シーンでは、仲村真帆に良い所を見せたいと言っている場面も描かれています。知念類は包み隠さず気持ちを明かし、恋愛で積極的に動くところが良いですね。
その後、知念類&屋嘉間志空也がバチバチしている描写があり、これを見かねた久高夏凛が屋嘉間志空也に手加減をするように言っていました。久高夏凛はお姉さん的立場から、空気を読むように助言するところが魅力的で、大人っぽい雰囲気が好印象でした!
それから知念類&屋嘉間志空也がビーチフラッグ対決をすることになり、屋嘉間志空也が本気で走って勝利しています。屋嘉間志空也は久高夏凛の助言を無視したことになりますが、犬猿の仲とも言える知念類には手加減をしたくなかったのでしょうね。
勝負後は、仲村真帆が知念類を「るいるい」と呼び、慰めていました。仲村真帆はアメとムチの使い分けができており、ここでは落ち込む知念類に寄り添う雰囲気が良かったですね。
屋嘉間志空也の過去
屋嘉間志空也が高校を中退していたこと、久高夏凛とは高校の同級生だったことなども7話で明かされています。当時モテていた屋嘉間志空也は女子から告白されて振り、女子からの逆恨みで妙な噂を流されてしまい、高校を中退していました。
屋嘉間志空也の女子嫌いは、過去のトラウマなどが原因だったわけですね。単に女子が苦手というレベルではなく、異常なまでに女子を避けていましたので、屋嘉間志空也は何か特別な事情があると考察できました。その気になる点がようやく7話で明かされたということで、ストーリー的にはスッキリしました。
ただし、屋嘉間志空也はトラウマになっている様子ですので、告白後に逆恨みした女子の罪は重いですね。振られた後に相手を傷つける行為は、それで自分のプライド・自尊心を保っているだけであり、悔しい気持ちはわかりますが あまり好ましいとは言えません…。
なお、知念類から仲村真帆への恋愛感情、屋嘉間志空也が告白されるエピソードを、同じ7話内で描いている点が特徴的でした。恋愛における良い影響と悪い影響の両方を描き、同じ恋愛でも違った物語を展開させているところが印象に残りました。
知識問題
7話では、高校を中退した屋嘉間志空也がおじいに拾われ、がまがま水族館で働き始めたことも明かされていました。
また、屋嘉間志空也がおじいに、知念類が屋嘉間志空也に、それぞれ別シーンで魚の知識問題を出し、全部正解されるエピソードもありました。この同じ行動を取っている2人の対比・共通性は7話の特徴だと言えます。
屋嘉間志空也が知念類に本気でぶつかっていたのは、過去の自分と知念類を重ねてしまい、ムキになっていたとも考察できます。
白い砂のアクアトープ7話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『白い砂のアクアトープ』7話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
7話では、新キャラの仲村真帆&知念類が登場し、休みをもらった皆が海でバーベキューをするシーンなどが描かれていました。また、屋嘉間志空也の過去なども明かされています。
屋嘉間志空也の女子嫌いは、告白された女子からの逆恨みが原因でしたので、何とも言えない気持ちになりました。簡単に克服できるものではないと思いますので、どうなるのかが気になります。
『白い砂のアクアトープ』は女子キャラだけでなく、男子キャラに関するエピソードもしっかりと掘り下げているところが魅力的で、伏線の配置、綺麗な作画なども圧巻です。たくさんの見どころがある注目作ですので、ぜひ8話以降も視聴継続していきましょう!
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