Ave Mujica「Imprisoned XII」歌詞意味考察・アニメ10話挿入歌情報

Ave Mujica「Imprisoned XII」歌詞意味考察・アニメ10話挿入歌情報

アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』10話挿入歌「Imprisoned XII」歌詞の意味を考察!

Ave Mujica「Imprisoned XII」歌詞や曲名の意味・読み方、ライブシーンとMVの解釈、作詞作曲者、配信・CD情報などを掲載!

『BanG Dream! Ave Mujica』10話挿入歌

Ave Mujica「Imprisoned XII」はアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』10話挿入歌。三角初華が作詞、豊川祥子が作曲しています。

三角初華が豊川祥子のことを思って書いた歌詞内容は、重ための愛情表現が出ていて、Ave Mujicaが復活した10話のストーリーとリンクしています。狂気的な歌詞×綺麗なサウンドのコントラストも印象的な楽曲です!

豊川祥子は自分に向けられた歌詞だとしても、Ave Mujicaの楽曲である以上は商業目線で考え、本質は純愛だと位置付けて、ダークで激しいサウンドではなく綺麗なサウンドを付けたという解釈もできそうです。

ライブシーン

10話ライブシーン前半は三角初華が豊川祥子に歌っている印象が強く出ていて、豊川祥子はそのメッセージを感じながらも演奏に集中していますが、サビ終わりで三角初華を見ています。ストレートな気持ちを受け取ったか、頭の整理が追い付かずに困惑しているようにも見えます。

後半はモーティスがギターの演奏を止めて、精神領域で睦ちゃんが落ちたところに自ら飛び降りています。モーティス人格の消滅を覚悟して落ちた先に睦ちゃんを発見して駆け寄り、睦ちゃんと顔を合わせて涙を流し、ギターを中心として2つの人格が融合したか、睦ちゃんに主人格が変わった印象も受けます。

八幡海鈴・祐天寺にゃむは明らかに若葉睦の演奏が変わったことに気づき、モーティスに焦がれている祐天寺にゃむは悲しげな表情でした。RiNGスタッフも機材を0近くに合わせているので、ニュートラル=モーティス&睦ちゃんの融合、またはギターの音量を聞こえるようにした=モーティス人格消滅&睦ちゃん人格の復活を表現している可能性もありそうです。

MV映像の世界観

2025年3月7日20時にAve Mujicaの公式YouTubeで公開された「Imprisoned XII」MVは、棺桶で眠っていた豊川祥子が目覚めて、三角初華がハンカチを差し伸べています。ところが、豊川祥子の視線は三角初華ではなく上に続く螺旋階段になっているので、冷たくしていたアニメとも繋がる切なさを感じます。

豊川祥子が素顔で三角初華が仮面を付けているのは、Ave Mujica解散時期の豊川祥子にバンド復活の気持ちがなく、三角初華が復活の準備万端という状況が考えられます。仮面姿の三角初華(ドロリス)は本当の姿(初音)を隠して自分を良く見せたい、仮面なしの豊川祥子にしっかりと見てほしい気持ちの表れとも受け取れます。

豊川祥子が三角初華を無視して階段を上っていき、外にいるMyGO!!!!!メンバーを見ている場面は、CRYCHIC時代には戻れないこと、等身大のバンド・MyGO!!!!!のようなあたたかい場所を求めた末に自分は歪な状況になっていることを考えている気もします。

祐天寺にゃむが箱の中から出した仮面を豊川祥子が付けるシーンは、1話で仮面を外した犯人・祐天寺にゃむが今度は仮面を差し出す側になっている対比があり、10話で祐天寺にゃむがAve Mujica復活を迫って豊川祥子が復活を決める展開とも繋がるのがグッときます。

MVのラストでは、羽が生えて飛んでいき、鳥籠の中で閉じ込められている状況・冒頭で映っていた鍵が鳥籠のものと判明しています。自由を求めて飛んだのに囚われているのは胸にズシリときますが、Ave Mujicaに人生を捧げてもいいと思っている状況を表現しているのかもしれません。

Ave Mujica「Imprisoned XII」MVを見ていると、MyGO!!!!!「栞」MVとの対比も感じます。手描き作画や螺旋階段を上る描写は同じ要素ですが、「栞」はプラス&マイナス感情の高松燈が別々に階段を上って、2人が空を飛んで手を繋ぐ場面もあります。「Imprisoned XII」は三角初華が豊川祥子を追いかけている状況で、同じ空間にいるのに切ない雰囲気です。「栞」は外で、「Imprisoned XII」は鳥籠の中で飛ぶ違いもあります。

「Imprisoned XII」意味・読み方

「Imprisoned」の意味は監禁された・閉じ込められたなど。「XII」は12を表す数字。「Imprisoned XII」の意味は、三角初華が豊川祥子と12か月=365日監禁したい・ずっと一緒にいたい気持ちだと考察できます。

Ave Mujica全体の視点だと、メンバーがずっと鳥籠の中に囚われており、抜け出せないほどに必要なバンドだと思っている印象も受けます。あるいは、イエス・キリストの12使徒が絡んでいる可能性もあります。

「Imprisoned」の読み方はカタカナ表記だと、インプリズンド・イムプリゾンドなどになります。最後の発音は「ン」が強くて、「ドゥ」と軽く残すイメージです。

Ave Mujica「Imprisoned XII」歌詞意味考察

アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』10話挿入歌・Ave Mujica「Imprisoned XII」歌詞では、「ねじれた空」のフレーズがあります。Ave Mujicaメンバーの関係がこじれて解散したこと、三角初華が豊川祥子と離れて暮らすようになって、連絡が途絶えていたことなどが連想されます。

「羽のない君 堕ちればいい」「私の神話になって」「逃げられない」「弱っていく君 閉じ込めて」「i want you(意味:あなたがほしい)」などの歌詞は、三角初華の豊川祥子に対する独占欲や執着心が出ていて、ヤンデレ感のある愛情表現も伺えます。豊川祥子がメンバーに残りの人生を下さいと言って閉じ込めて、メンバー全員がAve Mujicaという鍵付きの鳥籠に囚われている状況も伝わってきます。

「想い出なんていらない」の歌詞は、過去ではなく現在が大事というニュアンスを感じます。10話時点で本物の三角初華が死亡して初音が初華に成りすましている可能性、過去に豊川祥子と関係がこじれたことがあったような印象も受けるので、そんな辛い過去よりも、あたたかくて優しい時間を今過ごしたいという気持ちが表現されている気もします!

モーティス視点だと、睦ちゃんとたくさん喧嘩した過去よりも、歩み寄って融合または主人格はやっぱり睦ちゃんだと思っている点を表現している可能性も考えられそうです!

作詞作曲者

Ave Mujica「Imprisoned XII」
アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』10話挿入歌
作詞:Diggy-MO’
作曲:松坂康司(SUPA LOVE)・Diggy-MO’
編曲:松坂康司(SUPA LOVE)

配信・CDリリース情報

Ave Mujica「Imprisoned XII」配信音源は2025年3月6日のアニメ10話放送後より、各サブスク・ダウンロードサービスで配信開始。CD音源は2025年4月23日発売・Ave Mujica 1stアルバム「Completeness」に収録!

■関連記事
Ave Mujica「Crucifix X」歌詞意味、十字架・10考察、作詞作曲者情報

『BanG Dream! Ave Mujica』10話感想!三角初華双子説・死亡&初音、豊川祥子姉妹考察

BanG Dream!(バンドリ!)カテゴリの最新記事