「バンドリ!」アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』10話感想!
三角初華と初音の双子説、三角初華死亡説、三角初華と豊川祥子の姉妹・いとこ説、豊川定治の隠し子説、Ave Mujica復活などもネタバレ込みで考察!
『BanG Dream! Ave Mujica』10話感想
演技
アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』10話では、モーティスが睦ちゃんを不自然に演じていたことについて、祐天寺にゃむが怒っていました。本物の演技を知っているからこそ、気持ち悪いと感じた様子でした。
演技上手のモーティスが、睦ちゃんを演じ切れなかった理由は、1人の人間内で起こっていることも関係している気がします。人格同士は別物で、睦ちゃんの領域に本来入ることができない状況を強行突破したので、うまく演技力が発揮できない状況だったのかもしれません。
強制ソウルメイト計画・Ave Mujica復活
Ave Mujicaは同じ穴のムジナといった意味で、祐天寺にゃむが強制ソウルメイト計画と言うシーンもありました。魂の繋がりを強制的に作るニュアンスは、危険な実験が出てくる作品などが連想されたので、バンドアニメから出てくるワードなのか!?と反応しました!
祐天寺にゃむがAve Mujicaしかないと言うシーンは、豊川祥子が以前言っていたセリフと繋がりましたが、メンバー側がその気になって、豊川祥子は冷めているのが印象的でした。豊川祥子は間違えたことに気づいていて、それは高松燈の付箋を見ているシーンからも伺えました。
考えを改めた豊川祥子はAve Mujicaを復活させて、脱退は認めない、運命共同体とも言っていました。たくさん悩んで、何度も間違えながら進めばいい!と決意したと思いますが、表から見れば急に態度が変わったので、切り替えが早い印象も出ていた気がします。
睦ちゃんが眠ったまま、Ave Mujica復活に踏み切っているので、睦ちゃんはどうなってしまうのか?とも思いました。
大嫌い・大好き
祐天寺にゃむはモーティスを大嫌いなのに大好きで、ズルくて羨ましくて愛してると言っていました。嫉妬がそのまま好意的な方向になるのが特徴的な展開でした。
モーティスは睦ちゃんに愛してると言ってほしかった様子なので、モーティスも睦ちゃんを嫌いだけど好きという状況だと思います。
Ave Mujicaのステージで祐天寺にゃむがモーティスに愛しても愛しきれないと言うシーンは、嫌いなのに好きとは逆方向の言い回しになっていたのが印象に残りました。
挿入歌
三角初華が作詞、豊川祥子が作曲した10話挿入歌「Imprisoned XII」は、三角初華が豊川祥子を思って書いた曲で、受け止めてくれたことが嬉しい様子でした。10話で完成した曲をすぐに挿入歌で披露するスピード感もあったと思います!
もう一つの10話挿入歌「Crucifix X」では、間奏パートでメンバーが体を縦に動かし、クレジットも縦表記になっていました。V系バンドの折りたたみが、『バンドリ!』で描かれる衝撃もありました!挿入歌2曲は放送後より各音楽サービスで配信開始となっています。
■関連記事
Ave Mujica「Imprisoned XII」歌詞意味考察・アニメ10話挿入歌情報
Ave Mujica「Crucifix X」歌詞意味、十字架・10考察、作詞作曲者情報
三角初華双子説・初音との関係
Cパートでは、三角初華が豊川祥子に戻ってこないかと家に誘っていると、豊川祥子の祖父・豊川定治が現れて、初音帰りなさいと言っていました。初華(ういか)ではなく初音(はつね)と呼んだので、三角初華とは別人の初音、三角初華が偽名で豊川初音が本名、養子縁組や戸籍上の氏名変更も絡んでいるパターンなど様々な考察ができそうです。
三角初華と初音は双子で、本物の三角初華は死亡していて、初音が初華に成りすましていた可能性も考えられます。子供の頃に幼馴染の豊川祥子と一緒にいたのは本物の三角初華で、Ave Mujicaメンバーの方は初音なのかもしれません。
本物の三角初華が死亡していた場合、偽物の初華(初音)が本物を死亡に追いやったパターンも考えられます。9話で若葉睦を突き落として祥ちゃん取らないで!と言ったシーン、10話でこのままでは豊川祥子が高松燈に取られることを懸念していたことも加味すると、幼少期の初音は豊川祥子と仲良くしたかったけれど、本物の初華に取られた過去が絡んでいるという考察もできます。OP曲「KiLLKiSS」は初音が初華を死亡させて(KiLL)、豊川祥子とキス=仲良くしたい意味にも思えてきます。
初音が初華に成りすましていた場合、10話冒頭でモーティスが睦ちゃんに成りすましていたエピソードとの共通点もあります。全体的にモーティス&睦ちゃんの話はボリュームがあるので、三角初華・初音にも一部該当することが関係していると考えることもできます。
睨みシーン
三角初華が豊川祥子にずっと一緒にいようと言った時、豊川祥子から睨みつけられるシーンもありました。豊川祥子は三角初華の家に泊めてもらった恩もあるのに冷たい反応で、自己中心的な部分も出ていた気もします…。
豊川祥子と三角初華(初音)は、以前に関係がこじれるような出来事があったのかもしれません。その影響で豊川祥子はAve Mujica解散後に連絡をせず、復活直前の時期にも冷たく接して、復活時にも形式的な態度を取っているようにも見えます。
反対に、三角初華は独占欲・依存気質を加速させて、豊川祥子に執着している印象です。この場合、1つの出来事が真逆の態度を生み出す怖さが出ているという見方もできます。
三角初華&豊川祥子姉妹・いとこ説
三角初華と豊川祥子が同じ母親・豊川瑞穂から生まれた双子の場合も考えられますが、豊川祥子が3人家族のように見える過去エピソード、三角初華と別に暮らしているのが気になります。
別の母親から生まれた異母姉妹の場合、豊川祥子の父親・豊川清告が不倫していたことになります。事件後は酒カス状態とはいえ、以前は真面目で優しいお父さんというイメージなので、不倫して隠し子を作るようには見えないのが引っ掛かります。
どちらの場合でも同い年の2人が姉妹関係なら、2月14日生まれの豊川祥子が姉、6月26日生まれの三角初華が妹ということになります。
三角初華の母親が豊川祥子の母親・豊川瑞穂と姉妹で、三角初華と豊川祥子が従姉妹(いとこ)の可能性もあります。従姉妹であれば、幼馴染の関係とも繋がり、親戚だから幼少期から会っていたという解釈もできます。
豊川定治の隠し子説
三角初華は豊川定治の隠し子説も考えられます。目の色に注目してみると、三角初華&豊川定治の目が紫色で共通しているので親子関係、黄色の豊川祥子は直接の親子ではない孫娘という考察もできます。隠し子の関係で、苗字は母親姓の三角のままになっているのかもしれません。
ちなみに、三角初華は豊川祥子の家に行くのを嫌そうにしていて、家政婦は三角初華を知っているような雰囲気だったので、何らかの関係があることを示唆していたと思います。
豊川定治と血の繋がりがある場合、豊川祥子だけでなく三角初華の面倒を見てもおかしくありませんが、三角初華には冷たくしているのも気になります。関係が悪化する出来事があり、距離を取っている可能性もありそうです。
三角初華は捨てられた側・関係を切られた側で、寂しい思いをしてきたので、豊川祥子に嫌いにならないでと言ったり一緒に暮らそうとしたり、愛情を欲しているようにも思えてきます。
10話感想まとめ
アニメ『BanG Dream! Ave Mujica』10話では、Ave Mujicaが復活して挿入歌2曲が披露され、三角初華が初音と呼ばれる意味深なシーンなどが描かれていました。
三角初華と初音は双子?三角初華と豊川祥子は姉妹?など気になるところが多数あるので、11話も要チェックです!
コメントを書く