映画バービー+オッペンハイマーを合わせたバーベンハイマーの署名運動、Tシャツ/ポスター情報。
バーベンハイマーや署名運動の概要、原爆キノコ雲のTシャツ/ポスターなどを解説。
バーベンハイマー・署名運動
アメリカで2023年7月21日に同日公開となった映画『バービー』+『オッペンハイマー』を合わせたバーベンハイマーは、2作品を同時に盛り上げる流れで誕生した造語・ネットミーム。Twitterには「#Barbenheimer」のタグでコラボ画像が投稿され、拡散されるミーム現象が起こっている。
バーベンハイマーの画像には、原爆を思わせるキノコ雲が使用されているため、日本人から批判が殺到。アメリカ『バービー』公式Twitterが「忘れられない夏になりそう」と反応したことで、炎上事件も発生。広島に原爆投下があったのは1945年8月6日、長崎は1945年8月9日。映画『バービー』日本公開日は2023年8月11日なので、「忘れられない夏になりそう」は8月に原爆を受けた側に配慮が欠けている。
『バービー』アメリカ公式が便乗したことで、日本公式はアメリカ公式に然るべき対応を求め、ファンに謝罪する声明を発表。その後、アメリカ公式が謝罪したが、プレス向けの間接的なものだったため、更なる炎上に繋がっている。バーベンハイマーに反対し、アメリカの配給会社ワーナー・ブラザーズに行動を求める署名運動も広がっている。さらに、映画『バービー』日本公開中止を訴える署名運動も起こっている。
Tシャツ・ポスター批判
映画『バービー』+『オッペンハイマー』を合わせたバーベンハイマーのミームは、原爆ネタ画像のポスターがTwitterに投稿され、海外で盛り上がっている。しかし、ユーモアとして楽しむ海外勢に批判が相次いでおり、ポリコレの観点でも問題視されている。
バーベンハイマーのポスター投稿だけでなく、Tシャツなどのグッズを販売する海外勢も出ている。フォロワー数万人クラスのインフルエンサーが、バーベンハイマーのTシャツ販売サイトを宣伝し、大量のリプライも送り付けている。
海外勢にとってバーベンハイマーは面白ネタの1つでグッズも誕生したが、原爆を受けた側の日本人にとっては理解に苦しむ事態となっている。映画『バービー』が日本で公開された場合、興行収入に影響が出ることも予想される。
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