『寄宿学校のジュリエット』108話ネタバレ感想記事です。
『寄宿学校のジュリエット』108話のネタバレストーリーに加え、108話の感想として「4つの見どころ」をご紹介しています。
108話は、感動シーンやギャグ展開、恋愛要素も絡めた展開など、無双回です!
はじめに
本稿は『寄宿学校のジュリエット』108話ネタバレ感想記事ですが、「正確には83話(108幕)」です。これは別マガ時代は「○幕」、週マガに移行してからは「○話(○幕)」としてストーリーが進んでいることから来ています。
本稿では便宜上、108番目の話数ということで「108話」として記述していますので、ご了承いただけますと幸いです。
それでは、108話のネタバレストーリーから見ていきましょう!
『寄宿学校のジュリエット』108話ネタバレストーリー
情報収集
玲音のママであるバーミーを探す玲音と犬塚。バーでは、赤髪に泣きボクロというバーミーの特徴を伝えますが、東和民ということで相手にしてもらえませんでした。
なかなか手掛かりとなる情報にありつけませんね…。そんな中、寄宿学校のジュリエット名物(?)・強烈なモブキャラ(今回は女性)が登場し、バーミーを見たと言ってきます!
しかし、東和民にタダで教えるわけにはいかないようです。
玲音たちにお金はないので、その女性は対価を体で払うように言ってきます…。玲音は犬塚を見た後に、「やむを得ない…」と言いますが、犬塚から「やむを得ろよ!!」と突っ込みが入ります。
今回も犬塚のツッコミにはキレがあって、良いですね!
地下鉄の駅で再会
その後、バーミーが閉鎖された地下鉄の駅に入っていったことを、女性から聞いた玲音は、駅に向かいます。しかし犬塚は女性に拘束され、「東和の子をイジメてみたかったのよね」などと言われています(笑)。
玲音が駅のホームに到着すると、そこにはバーミーの姿が・・・!
ところが、2人が再会した次の瞬間、公爵家の従者が登場します。玲音に探し出させて尾行し、油断したところを狙う作戦だったようですね!なんて卑怯なんだ…。
玲音は「来ちゃダメだ!」と言いますが、バーミーは玲音に近寄り、ハグをします。そしてバーミーは玲音に対して、「大人っぽくなったのね」と言っていました。
小さな子供だった娘が、母親をかばう行動を見せていたからですね。親としては娘の成長にジーンと来てしまったのでしょう。
2人で逃走
その後バーミーは自らのベルトを使って、玲音の腕を掴んでいた公爵家の従者を攻撃!その隙に、2人は逃げ出します。
こうして逃走に成功した2人。逃走中の会話では、玲音がバーミーに会いに来たことで、バーミーは玲音に会いたいと思っていたことが明かされています。
バーミーは、東和に戻るために公爵家を逃げ出し、資金を貯めていたようです。
玲音は自分のせいでバーミーが不幸な目に遭っているのではないかと心配していました。しかし、バーミーが一番幸せを感じるのは玲音といる時であり、玲音のおかげで頑張れることが語られます。
これを聞いた玲音の表情がなんとも言えない表情でした…。もらい泣きしてしまう感動シーンでしたね。
女性の餌食に…
感動シーンが終わると、公爵家の従者と犬塚が追ってくるシーンに変わります。その後ろからは、先ほどの女性が鬼の形相で走ってきます。
ここで犬塚は、公爵家の従者を女性の餌食として献上していました(笑)。これからは、公爵家の従者ではなく、女性の従者に――!?
紹介シーン
こうして追っ手を振り払った犬塚は、バーミーとご対面。玲音はバーミーに対して、犬塚が東和とウエストの壁をなくそうとしていることなどを伝えて説明しています。
さらに玲音は一人じゃないこと、居場所があることも伝えています。もう少し話していたいところでしたが、バーミーは次の仕事があるからということで、ここでお別れとなります。
感謝
玲音は、母親と無事に会えたことなども含めて、犬塚に感謝の気持ちを伝えています。
ところが玲音は犬塚に対して、優しくするのは終わりにしてくれと言いだします。ここで破壊力の高い大きなカットになり、「好きになっちゃうから」と玲音が言っています。可愛すぎるッ!
犬塚が困った表情をしていると、玲音は冗談だと言ってドSな態度で嘲笑ってきます(笑)。
玲音の本音は借りを作るのが嫌なんだとか…?その後玲音が、犬塚の困った顔を見るのが「好きだから」と言いながら舌をペロッと出しているシーンで、寄宿学校のジュリエット108話は幕を閉じました――!
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『寄宿学校のジュリエット』108話感想【4つの見どころ】
ここからは、『寄宿学校のジュリエット』108話の感想として4つの見どころをご紹介しています。それぞれ「ギャグ」「感動①」「感動②」「恋愛」という4つのポイントに分けてご紹介いたします。
強烈な変態女性に爆笑【ギャグ】
『寄宿学校のジュリエット』108話では、強烈な変態女性が登場しています。特徴としては、男性を狙うウェスト人の変態女性マダムという雰囲気です(笑)。
当初は玲音が犬塚を餌食として献上していましたが、その後犬塚が公爵家の従者を献上しているシーンが面白かったですね!
女性が公爵家の従者2名を両手に掴んでいるカットがありますので、要チェック(笑)!
親子のやりとりに涙【感動①】
『寄宿学校のジュリエット』108話のメインとなるのは、玲音と玲音ママ・バーミーのやりとりですね!
玲音は自分がバーミーに会いに行ってしまったことで、バーミーを苦しめているのではないかと玲音自身は思っていました。
ところが真実はその逆で、バーミーが東和に戻りたいと思うきっかけ・玲音に会いたいと思うきっかけになっていました。
これを知った玲音の表情がもう・・・。思わず涙がこぼれた感動シーンでした。
思えば、玲音はかつてハーフであることのコンプレックスを抱え監督生選挙で暴挙に出ていました。さらに母親とのことも引っ掛かりがある状態で生活していましたね。
ハーフのコンプレックスは既に犬塚によって解消されていたかと思いますが、母親のことは108話でようやく引っ掛かりが解消されました。
しかも、108話では母親が自分に会いたいと思っていたことも玲音は知ります。玲音は当然、感極まって涙ぐんでいました…。
玲音のこれまでの苦悩を知っている私たち読者としても、その姿には感動せずにはいられませんね…!玲音、本当によかったな!玲音が報われて心から嬉しく思いますッ!
親子ともに強くなって再会【感動②】
玲音と玲音の母親・バーミーは、親子そろって弱かった自分を克服して強くなっている点がグッときましたね。
玲音は先述のとおり、ハーフのことなども含めて自己嫌悪に陥っていましたが、犬塚のおかげもあって今では監督生として強く成長を遂げています。
玲音の母親・バーミーは、公爵家での自分の運命からは逃れられないと打ちのめされていましたが、玲音が会いに来てくれていたことを知り、運命と戦う覚悟を決めています。玲音に会うために逃げ出し、貯金までしていました。
このように、それぞれの弱さ・悩みを克服して強くなった親子2人が、108話で正式に再会をしています。
最初から悩みなどない状態で、再会してもここまでの感動は生まれなかったでしょう。以前は弱かった2人が強くなった後に再会しているからこそ、ここまでの感動が生まれたんだと思いますね。
また108話では、お互いの強さを認め合っているシーンも非常に印象的でした。
「好きだから」の意味【恋愛】
『寄宿学校のジュリエット』108話では、以下のような展開がありました。
これ以上優しくされると玲音が犬塚を好きになる→冗談→玲音の本音は借りを作るのが嫌→玲音は犬塚の困った顔を見るのが好き
この展開では、「借りを作るのが嫌」「犬塚の困った顔を見るのが好き」というのが玲音の建前かつ本音で、真の本音は犬塚を既に少なからず好きになっていますよね!
ただし、ここでの「好き」というのは、犬塚が玲音を助けてくれたことに対する感謝の気持ちが現れたものであり、ペルシアを奪ってまで彼女の座を奪うという意味ではないように思いますね。
現状では、少なからず好きな気持ちが芽生えており、これ以上好きになるのが怖いのかもしれませんね!
犬塚のおかげで玲音は弱かった自分を乗り越え、母親とも再会できたのですから、好意を抱くのは必然とも言えます。
今後の展開がどうなっていくのか、気になる要素が増えましたね!玲音の今後も見守っていきましょう!
まとめ 次回も楽しみ!
『寄宿学校のジュリエット』108話のネタバレストーリーに加え、108話の感想として「4つの見どころ」をご紹介いたしました。
108話では、ギャグ展開、親子の感動シーン、バーミーの過去、恋愛要素も絡めた展開などが描かれた回でしたが、次回109話はどんな展開が待っているのでしょうね!
以上、『寄宿学校のジュリエット』108話についてでした!
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