寄宿学校のジュリエット111話ネタバレ感想！屈しない理由を考察！

『寄宿学校のジュリエット』111話ネタバレ感想記事です。

『寄宿学校のジュリエット』111話のネタバレストーリーに加え、111話の感想として「3つの見どころ」をご紹介しています。

『寄宿学校のジュリエット』111話ネタバレストーリー

強制送還

ペルシアが父親のターキッシュに連れ出され、ペルシアは自宅へ強制送還されています。ペルシアは、次の転校先が決まるまで自室待機を命じられ、ターキッシュからは「部屋から出るな」とまで言われています。

今までペルシアは父親の言いつけを守ってきましたが、今回ばかりは納得できない様子。

「名門ダリア学園に入りたい」「今の貴族制度を変えたい」と意気込んでいたペルシアが、東和民である犬塚と恋に落ちているため、ターキッシュとしても引くことができません。

体育祭での混合チーム、白猫&黒犬の合同での修学旅行などにより、ウェスト国内ではダリア学園に反対する団体が生まれているんだとか。

そんなこともあり、ターキッシュとしては、ペルシアと犬塚の関係はもちろん、ペルシアがダリア学園に通っていることなども嫌っているのでしょう。

母親によって語られた父親の過去

その後ペルシアの母親・ラグドールが登場し、黒犬の子を好きにならないように警告したことをペルシアに伝えます。

ターキッシュはかつて東和民（犬塚の母親・千和）と恋に落ち、ウェスト人が東和民との関係を持ったということで、ペルシア家を追放されたことも、ラグドールから語られています。

また、ターキッシュは過酷な仕事をして貯めた資金と才能を生かし、事業をいくつも立ち上げ名声を掴み、再びペルシア家に迎えられるまでに返り咲いたことも語られています。

東和民と恋に落ちなければ地獄を味わうこともなかったはずであり、ターキッシュはこれを悔いていると、ラグドールは思っているようです。

しかしペルシアは、悪いのは黒犬と恋に落ちたターキッシュではなく、それを認めない世界の方だと言います。

さらに、世界を変えることや自分に後悔しない生き方をしたいことを、ペルシアは明かしています。ラグドールは、このペルシアの態度に胸打たれていました――。

仲間の到着

ペルシアを連れ戻すべく、ペルシア家に到着するダリア学園生徒一同。

犬塚はピザの宅配、スコット・アビはサンタのコスプレ、玲音・蓮季・ソマリはハウスメイド募集という設定で、それぞれペルシア家の門番に挑みますが、どれも撃沈しています。

そこへラグドールがやってきて、犬塚達を「私の客人」と言って味方をしています。その後、犬塚達をペルシア家の敷地内に入れるシーンで、『寄宿学校のジュリエット』111話は幕を閉じました――！

『寄宿学校のジュリエット』111話感想【3つの見どころ】

ここからは、『寄宿学校のジュリエット』111話の感想として3つの見どころをご紹介しています。

退学させようとしている理由【考察】

ペルシアの父親・ターキッシュが、ペルシアをダリア学園から退学させようとしている理由は何でしょうか？

111話時点で考えられることは、自分が東和民と恋に落ちて大変な目に遭ったから、娘にはそうなってほしくないのでしょうね。

ターキッシュの態度は上から目線で嫌な雰囲気でしたが、その真意は娘の安全や名声を第一に考えているのでしょうね。

娘へ誰からの批判もさせたくない、地位の失墜をさせたくない、退学に追い込まれる前に自主退学して娘の安全を担保したい…などと思いながら、親として心配している可能性があります。

ペルシアが東和民である犬塚と恋に落ちており、ウェストにはダリア学園の反対勢力まで出来ていることからも、これらを懸念しているものと思われます。

屈しない理由【考察】

ターキッシュはペルシアを退学させたいようですが、ペルシアは全くその流れに屈していません。その理由は何でしょうか？

1つ目は、ペルシア自身が望んでいる貴族制度を変えるため・世界を変えるためでしょうね。

黒犬とウェスト人が通うダリア学園に在籍しているからこそ、世界を変えることにアプローチできる・アプローチしやすいということなのでしょう。

退学してしまったらそのアプローチができないので、ペルシアは屈しない態度を取っていたのではないでしょうか。

2つ目は、世界を変えたいと思っている犬塚との関係を継続したいからでしょう。ペルシアが退学してしまい、こんなところで2人が会えなくなってしまうのは、ペルシアはもちろん読者としても困ります(泣)。

3つ目は、ターキッシュがかつて東和民と恋に落ちて退学させられていたことから、今度はそうはならないということを証明したいのでしょう。

ペルシアとしては、反対勢力などを納得させて、世界の意識を変えたいと思っているはず。また、自分の事はもちろんですが、世界の意識を変えることによって「父親の無念を晴らす」というようなことも考えている可能性がありえそうですね。

悶絶ポイント

111話では、玲音・蓮季・ソマリのメイド姿が可愛すぎましたね！ペルシア家の門番である男性も、顔を赤らめていました(笑)。

さらに、幼少期のペルシアのカットも可愛すぎました…！

まとめ　次回も楽しみ！

『寄宿学校のジュリエット』111話のネタバレストーリーに加え、111話の感想として「3つの見どころ」をご紹介いたしました。

111話では、ペルシアがターキッシュに自室待機を命令されているシーンや、ラグドールがペルシアの態度に胸を打たれていたシーン、ダリア学園の生徒みんながペルシア家に現れたシーンなどが描かれた回でしたが、次回112話はどんな展開が待っているのでしょうね！

最新話の更新を楽しみにしましょう！以上、『寄宿学校のジュリエット』111話についてでした！