アニメ『僕らの雨いろプロトコル』6話ネタバレ感想・考察!
『僕らの雨いろプロトコル』6話感想付きネタバレストーリー、声優・杉田智和さん&松岡禎丞さんの名演技、時野谷瞬&三枝悠宇の暗い過去などを振り返ります!
僕らの雨いろプロトコル6話ネタバレ感想
切り替え
アニメ『僕らの雨いろプロトコル』6話「消えない記憶-One Time Programmable ROM-」では、時野谷瞬が試合に負けたことを気にしていると、稲月望が時野谷瞬の頭を撫でていました。
三枝悠宇は切り替えていこう!と言って手をグーにしていますが、試合の意味だけでなく、仲の良さに嫉妬する意味合いも入っていたと考察できそうです。
ところが、畳み掛けるように稲月望が時野谷瞬の頭を強く撫でていたので、三枝悠宇は遠い目になっていました。夫婦のように距離感が近い姿を見て、複雑な心境になっていた印象でした。
営業継続
eスポーツカフェは準優勝の賞金で当面の支払いはできたので、営業継続が決まっていました。ただし、次の賞金を稼がないと経営がまた苦しくなる可能性もあります。
優勝賞金が入って店が安泰になるより、まだ油断はできない要素を残すことで、店のために試合に出た時野谷瞬がeスポーツをする理由も残ったと見ることもできそうです。
ボイスチェンジャー
三枝悠宇がボイスチェンジャーで声質を選んでいる場面では、なかなか理想の声質が見つからず、思い悩んでいました。
時野谷瞬とチャットするシーンになると、部屋内では女口調、チャット文字では男の言葉遣いでした。この時点では、時野谷瞬に良く見られたい気持ちがあり、ばくれつくんの正体を明かさない深い理由がありそうだと感じました。
三枝悠宇の過去
6話では、三枝悠宇の過去が明かされていました。三枝悠宇はイジメで不登校となり、ネットに逃げて、別の人生を歩んでいたことが判明しています。そうすると、ばくれつくんが正体を明かさない理由は、ネットとリアルで分けている状態・別人格になりたい気持ちから来ていると解釈できそうです。
FPSゲームでは、ばくれつくんの強さを妬んだプレイヤーから、味方なのに撃たれていました。ここで時野谷瞬が間に入って、イジメはダメだと言い、そのプレイヤー達を撃っています。
時野谷瞬に対して、俺のヒーロー&助けてくれたと言っていたのは、ネット上でゲームのイジメから救ってくれたことが関係していたのですね…。チャットの意味深なセリフと繋がりましたが、暗い過去話は胸にズシリと来るものがありました。
さらに、三枝悠宇はリアルでも学校に友達がいなかったと明かしています。チャットで話せるほどの友達・時野谷瞬ができたことで、心が救われたことになり、これも俺のヒーロー&助けてくれた発言に繋がっていると考察できそうです。
リハビリ
時野谷家でリハビリ施設の資料が出てくるシーンは、時野谷美桜の足が良くなること・明るい未来のプラス要素、費用が高い・長期入院のマイナス要素が同時に描かれていました。時野谷美桜の将来を思えば、入院させてあげたい気持ちがありつつ、現実問題の悩みもあるのがリアルでした。
時野谷美桜は病院が遠いので、会えなくなるのが嫌だと明かしています。自分よりも家族を心配する美桜が推せるシーンでした!
CV.杉田智和
浴衣で出掛ける場面では、長嶺流星が三枝悠宇のおしとやかな様子を見て、いつもと違うと指摘していました。ここで三枝悠宇がつねったので、長嶺流星が痛がっています。そのリアクションぶり、長嶺流星役 杉田智和さんの声が最高でした!
付き合っている
三枝悠宇が稲月望&時野谷瞬を付き合っていると思っていたシーンでは、仲が良い幼なじみレベルではなく、恋人関係と見ていたことがわかりました。2人の間に入れない控え目な様子とも繋がる描写でした。
しかし、稲月望は弟だと思っていると明かしています。これにより、三枝悠宇は自分にもチャンスがあると前向きになっていたのが可愛かったです!普段のクールな雰囲気&胸を高ぶらせる様子のギャップも推せます!
川越氷川神社
6話では、縁結びで有名な川越氷川神社が実名で出てきたので、埼玉県川越市の聖地アニメ要素が感じられました。
おみくじのシーンでは、稲月望が凶を引いたので、荒ぶっていました。逆に強運の持ち主、おみくじで凶だから普段は幸運のパターンもありそうですが、凶を引いた時の良い反応でした!
時野谷瞬の過去
時野谷瞬が時野谷美桜のためにゲームを諦めてきたけど、今度は時野谷美桜のためにゲームを始めると言う場面もありました。妹を第一に考えるのは変わらず、ゲームに対する向き合い方の変化が印象的でした。
内嶋睦生が時野谷瞬の過去を調べていたことも明かされていました。時野谷瞬がボランティア活動に参加する予定で、大会があったから妹と変わっていたこと、父親・母親・交通事故のこと、時野谷瞬が罪悪感でゲームを辞めたことまで把握していたので、少し不気味でした。
詳しすぎるレベルで過去を暴いてしまうところ、本人が嫌がっているのに知っていることを話す狂気ぶり・怖さも感じられました。
CV.松岡禎丞
上記シーンでは、内嶋睦生役 松岡禎丞さんの悪役っぽい雰囲気がゾクゾクしました!悪役で言えば『リコリス・リコイル』真島役など、内嶋睦生がゲーム内で強いのは『ソードアート・オンライン』キリト役なども連想されます。
僕の世界
内嶋睦生が僕の世界に来るべきと言い、時野谷瞬を誘う展開も描かれていました。未来が見える者同士、ゲームで活躍しようと伝えていた印象でしたが、危険な匂いがしますね。
未来が見えるのを神の視点だと思っているのか、何かを企んでいるのか、それとも純粋に強いゲーム仲間で高め合えることに興奮しているのか気になります!
6話感想まとめ
アニメ『僕らの雨いろプロトコル』6話ネタバレ感想をお届けしました。6話で明かされた時野谷瞬&三枝悠宇の過去は、これまでに描かれたシーンと繋がりましたが、トラウマになってもおかしくないような重い内容でした。
時野谷瞬は妹のためにゲームは続けるとしても、病院代のために割り切ってするのか、内嶋睦生の誘いに乗ってネトゲ廃人レベルで溺れる方向に進むのか。続きの展開が気になるので、7話以降も視聴継続していきましょう!
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