カッコウの許嫁ED・三月のパンタシア「四角運命」歌詞の意味考察

カッコウの許嫁ED・三月のパンタシア「四角運命」歌詞の意味考察

アニメ『カッコウの許嫁』ED主題歌・三月のパンタシア「四角運命」歌詞の意味を考察!

三月のパンタシアが担当する『カッコウの許嫁』ED主題歌「四角運命」の歌詞にはどんな意味があるのか、ネタバレ込みで考察していきます。

『カッコウの許嫁』ED・三月のパンタシア「四角運命」音源公開!

2022年4月23日(土)から放送開始のTVアニメ『カッコウの許嫁』ED主題歌は、三月のパンタシアによる楽曲「四角運命」に決定!

三月のパンタシアは、“終わりと始まりの物語を空想する”ボーカリスト「みあ」による音楽ユニット。アニメ主題歌では、これまでに『衛宮さんちの今日のごはん』ED主題歌「コラージュ」、『魔法科高校の優等生』OP主題歌「101」などを担当しています。

『カッコウの許嫁』ED主題歌「四角運命」の楽曲音源は、アニメメインPV第2弾にて公開されていますので、要チェックです!

「四角運命」意味考察

曲タイトル「四角運命」は、海野凪・天野エリカ・瀬川ひろ・海野幸の恋愛四角関係、それぞれの運命が絡み合っていく様子などを表現している印象です。

三月のパンタシア「四角運命」歌詞の意味考察

歌詞①

『カッコウの許嫁』ED主題歌・三月のパンタシア「四角運命」の歌詞では、横顔と歌っているフレーズがあり、海野凪が別のヒロインを見ているイメージが湧いてきます。

天野エリカから見ると、海野凪は好きな相手・瀬川ひろを見ている。瀬川ひろから見ると、海野凪は許嫁・天野エリカを見ている。本人目線では海野凪は自分ではない誰かを見ている印象なので、横顔という歌詞が入っているとも考察できます。

歌詞②

見守るだけなんて私できそうにないと歌っている歌詞では、それぞれ好きな気持ちが芽生えた後、ヒロインレースに参加し、未来の結婚相手候補となるために奮闘する様子が思い浮かびます。

例えば、海野幸は海野凪と血の繋がりが無い=法律上結婚できることが発覚してから、わざと嫉妬させたり、キスをしたりと、海野凪の気を引こうとしています。見守るだけでは、海野凪は許嫁・天野エリカや好きな相手・瀬川ひろと結婚する結末になることが想定されるため、それを回避するために動く様子も歌詞から連想されます。

そして、100%積極的に動くのでもなく、0%何もしないわけではない、絶妙な距離感・温度感も巧みに歌詞で表現されています。心の中で感情の起伏がありつつ、どちらかというと恋愛が加速する方向になっている点も伺えますので、ヒロインの葛藤する気持ちなどが楽曲になっている印象です。

歌詞③

まっすぐにねじ曲がっていくと歌っている歌詞では、『カッコウの許嫁』が取り違え子から始まる人生交錯ラブコメであり、ヒロインの心情が様々な方向に動いていく様子などが表現されているとも解釈できます。他のヒロインと関係を深めることで、恋愛感情が複雑化するイメージも湧いてきます。

また、ねじ曲がる=海野凪とくっつく方向、まっすぐ=結婚に一直線といった考察もできます。天野エリカは海野凪と取り違え子の関係がなければ、赤の他人だった。瀬川ひろは別の許嫁がいる。海野幸は妹として生きてきた。本来なら海野凪を好きになるルートはなかった。

しかし、ヒロインは海野凪を男性として気になる存在になっていきますので、本来とは違う意味で、ねじ曲がる方向と考えることも可能です。その方向へ進んだ先にある結婚が運命だと考えれば、まっすぐという表現が効いてきます。

矛盾があるように見えて実は正解、想定外が幸せに繋がることの表現方法の一つと考察することもできるかもしれません。アニメ本編と合わせて、三月のパンタシアが担当するED主題歌「四角運命」にも注目です!

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