デリシャスパーティ♡プリキュア(デパプリ)放送延期/中止理由・法律問題考察

デリシャスパーティ♡プリキュア(デパプリ)放送延期/中止理由・法律問題考察

『デリシャスパーティ♡プリキュア』放送延期/中止理由・法律問題考察。

デパプリが放送延期/中止になった背景を確認し、法律問題にも触れていく。

デリシャスパーティ♡プリキュア(デパプリ)放送延期/中止理由

2022年3月11日、アニメ『デリシャスパーティ♡プリキュア』(デパプリ)の放送延期/中止情報が、制作会社・東映アニメーションより発表された。同日にアニメ公式Twitterでもツイートされている。対象話数は6話以降。放送延期理由は、不正アクセスによるシステム障害の影響で、制作が一部困難になったと説明されている。

6話が放送延期となったことで、3月13日は「デリシャスパーティ♡プリキュア おさらいセレクション」として4話が放送された。4話はキュアスパイシー(芙羽ここね)の活躍回で、3月13日はキュアスパイシーの誕生日であるため、結果的にはもう一度視聴することでお祝いできた。

しかし、最新話の放送を楽しみにしていた視聴者を悲しませたことに変わりはない。3人目のプリキュア戦士・キュアヤムヤムの登場も遅れることになった。制作進行・放送編成にも影響が出ている。このような悲しい事件が今後起きないことを願いたい。

不正アクセス・法律問題

不正アクセスは違法行為であり、犯人は「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」3条に違反している。3条では「何人も、不正アクセス行為をしてはならない。」と規定されている。罰則は、3年以下の懲役又は100万円以下の罰金(11条)。

これに加えて、様々な法的請求権も考えられる事案であり、犯人の罪は重い。何より毎週楽しみにしていたファン、アニメを制作しているスタッフ、対応に追われた関係者などに多大な迷惑を掛けている。

今回の事件により、不正アクセス対策が強化されると思われるが、最初から不正アクセスする者がいなければ対策という概念・規制する法律も本来不要のはずである。法律は禁止規定を置くことによって犯罪抑制する趣旨もあるが、それでも違反者が絶えないのが現状だ。

不正アクセスを含む違法行為、犯罪者の影響で対応に追われる出来事などが世の中から無くなることを願うばかりである。

なお、放送延期後のスケジュールは公式サイト・Twitterなどで随時発表される。アニメ『デリシャスパーティ♡プリキュア』の展開に引き続き注目していきたい。

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