ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)12話感想!母親&親子関係、土下座&爆弾発言も

ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)12話感想!母親&親子関係、土下座&爆弾発言も

アニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』12話感想記事です。

アニメ12話の感想付きネタバレストーリー、沙優母親の爆弾発言、親子関係について考えさせられる内容、吉田が土下座をしたシーンなどを振り返ります!

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』12話ネタバレ感想

母親

テレビアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』12話「母親」では、家出の件について沙優の母親・沙優・一颯・吉田の4人が萩原宅で話していました。

母親は沙優に対して 家族に迷惑を掛けて何がしたかったのかと問い、沙優は自分を分かろうともしない母親から逃げたと答えています。母親は吉田が保護してくれた件について、保護って何、女子高生を家に連れ込んだだけでしょとストレートに言っていました。

吉田の誠実さを知っている視聴者からすれば母親の態度はあまり良い印象になりませんが、吉田のことを知らない母親からすれば そういったセリフが出てくるのは無理もないと言えますね…。

爆弾発言

12話では、吉田が沙優を受け入れてくれたこと、人間として見てくれたこと、家族みたいに接してくれたことなどを 沙優が明かす場面もありました。

一方、母親は苦労・失ってきたものを知らないくせに~などと語り、あなたなんて生むんじゃなかった と爆弾発言をしていました。子供の存在を前提から否定するようなセリフになっていますので、どんなに辛い想いをしていようが、決して言ってはいけない言葉ですね…。

母親も父親の件などで耐え難い想いをしてきたことはわかりますが、娘を生むんじゃなかったと本人に言うのはマズイです…。これを受けて、吉田はコップの水をかけようとして堪え、一気飲みをしていました。それから吉田は怒りと落ち着きが共存している状態になっています。

グッと堪える吉田は本当に良く堪えたなと思いましたね。相手の親に水をかける展開は2次元作品でよくあるストーリーですが、『ひげひろ』ではそうはなっていません。母親はキツイ人物設定になっている一方で、吉田はあくまでも誠実で紳士的なキャラ設定であることから、水をかけるストーリーにはしなかったとも考察できます。

親子関係・土下座

吉田が親・子供がそれぞれを選べないことに言及するシーンも12話内にありました。本当の意味で責任が取れる存在・育てる資格があるのは母親しかいないとも語っています。

この場面は、これまで吉田は親のように沙優に接してきたとはいえ、戸籍・血縁上の親でなければできないこともあると指摘しているようなセリフでしたので、親子関係について深く考えさせられる内容でしたね。

また、吉田は自分が何をすべきか考え、沙優が一人で立てるようになるまで娘を育てるようにお願いし、母親に土下座をしていました。自分のためではなく、自分以外(沙優)のために土下座をする吉田がイケメンすぎましたね。さすがにここまでできる人は、限られてくるのではないでしょうか。

それから一颯も土下座をすると、母親は感情がごちゃごちゃになり、出ていってと言っていました。そして、吉田・沙優が一旦 外に出ています。母親は吉田の言っている内容が胸に刺さり、土下座をされたことも相まって頭が整理できない状態になっていたことが伺えましたね。

辛い思い

12話では、吉田が外で涙を流すシーンも描かれていました。涙のワケは、沙優が想像以上に辛い思いをしていたことが身に染みてわかったことが影響していました。吉田は自分のことのように胸を痛めるところが推せますね。

そして、沙優はありがとうと言い、今までのことが全部無駄じゃなかったと明かしていました。それから2人が手を繋ぐ展開になっています。

このシーンは、沙優が既に乗り越えており、吉田の方が辛さを痛感している構図になっている点が印象的でした。

解決

一颯が沙優に対して、高校卒業までは家にいるように伝える展開も12話で描かれていました。また、母親は沙優が問題さえ起こさなければ口うるさくするのは止めると、考え直しています。

そして、一颯が母親を納得させられたのは吉田のおかげだと語る場面もありました。それから兄である自分でさえ 沙優のために土下座をしたことがないのに、吉田は土下座をしていたため、かなわないと明かすシーンも描かれています。

一波乱ありましたが、とりあえず一件落着となって良かったですね…。吉田は家族以上に家族らしい行動に出ている点も推せます。沙優の母親への態度・距離感として、ベストなところを判断して即行動に移している点も尊敬できますね!一颯もしっかりと吉田に敬意を持って接し、感謝の気持ちを伝えているところが好感でした。

母親&吉田

12話ラストは、沙優の母親と吉田が2人で話していました。母親は沙優の今後は2人で話すと語り、吉田には明日になったら東京に帰るように伝えています。

明日ということは、今日は泊まっていい という意味になりますので、母親ができる精一杯の言葉だったことが伺えます。素直になれないとしても、ギリギリのラインで感謝の気持ち・助けられた感情が滲み出ているように思いましたね。

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』12話ネタバレ感想まとめ

アニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』12話のネタバレ感想をお届けしました。

12話では、沙優母親の爆弾発言があり、親子関係について考えさせられる内容、吉田が土下座をしたシーンなどが描かれていました。家族以上に家族らしい吉田が、家族でなければできないこともあると指摘するシーンは、胸に刺さりましたね。

次回の13話はいよいよ最終回。どのようなアニメ映像になっているのかを楽しみにしつつ、引き続き『ひげひろ』に注目していきましょう!

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