炎上『ひげひろ』犯罪者問題・法律に触れるか考察

炎上『ひげひろ』犯罪者問題・法律に触れるか考察

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』犯罪者問題・法律に触れるかを考察。

炎上と犯罪者問題、どんな法律に触れる可能性があるのかについて、簡単に解説していきます。

『ひげひろ』炎上と犯罪者問題


©しめさば・KADOKAWA/『ひげひろ』製作委員会
テレビアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』はライトノベルが原作で、漫画やアニメも展開されている人気作品です。

あらすじは、成人男性・吉田が、未成年の家出少女・沙優を家に泊めてあげていき、様々な出来事が起こっていく内容。同居生活をする中で、吉田は沙優が前に進めるように優しく見守っています。

家出少女を家に泊めている吉田が犯罪者ではないのか?という件につき、アニメが放送開始された時期ぐらいに『ひげひろ』が炎上し、批判的な意見が飛び交うこともありました。実際には、どんな法律に触れる可能性があるのかを以下より考察していきます。

『ひげひろ』犯罪者問題・法律に触れるか考察

『ひげひろ』の犯罪者問題は、吉田が沙優を家に置いていることにつき、未成年者略取・誘拐罪の法律に触れるかという問題。

吉田は、沙優からお願いされて家に置いていますので、本人の同意があります。しかし、同意は監護権の関係で、親の同意も必要です。

『ひげひろ』の事例では親の同意が無かった場合は法律に触れることになりますが、未成年者略取・誘拐罪は親告罪です。

親告罪は、告訴が無い場合は刑事事件として起訴できないというもの。『ひげひろ』では告訴がありませんので、刑事事件として起訴ができないことになります。

『ひげひろ』犯罪者問題・法律に触れるか考察まとめ

『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。(ひげひろ)』犯罪者問題・法律に触れるかを考察しました。

吉田が沙優を家に泊める行為は、本人の同意はクリアしているとしても、親の同意の有無で法律に触れるかが分かれます。また、未成年者略取・誘拐罪は親告罪ですので、告訴が無い場合は刑事事件として起訴できません。

『ひげひろ』の犯罪者問題・法律に触れる件について、どうしても気になってしまい、気持ち悪い思いをしている場合は視聴をストップすることもやむを得ないのかもしれません。

もしそうでない場合は、あまり深く考えず 沙優が吉田と出会って心的変化が生まれていき、あたたかい気持ちになる優しい雰囲気、キャラクターの思いやりと優しさ、泣けるストーリー内容などに引き続き注目です。

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