イキヅライブ考察。いきづらい部キャラメンバー・意味、聖地・高校など

イキヅライブ考察。いきづらい部キャラメンバー・意味、聖地・高校など

ラブライブ!新シリーズ『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』考察。

いきづらい部キャラメンバー設定、聖地・舞台のモデルはどこか、イキヅライブの意味、高校の名称、いきづらい部の由来・目的なども掲載。

イキヅライブ!とは

ラブライブ!新シリーズ『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』(英語の読み方:ラブライブ ブルーバード)とは、XとYouTubeをメインに展開するスクールアイドルプロジェクト。

2025年2月2日にラブライブ!シリーズ公式よりタイトルやビジュアルが公開。2025年4月15日に『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』公式Xアカウントが開設。場所の項目にはインターネットと記載されているので、ネット(X・YouTube)中心の展開を指していると考察できる。

2025年4月28日には公式YouTube「(IKIZULIVE!)イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD公式チャンネル」でティザームービーが公開。10人のキャラシルエットも確認できる。

プロジェクト正式始動日の2025年5月12日には、キャラのプロフィールや声優、キービジュアルイラストとPV、メンバー10人の自己紹介動画、公式サイトも公開。原作は矢立肇、原案・メンバーテキストは公野櫻子、キャラデザは田畑壽之が担当。

5月12日20時には、初楽曲「What is my LIFE?」リリックビデオが公開。作詞は畑亜貴、作曲は光増ハジメ(FirstCall)。5月19日より先行配信、CDは1stシングルとして7月30日発売。

イキヅライブ意味考察

イキヅライブの意味として「生き辛い」が考えられる。現代の生き辛さを表現し、アイドルの葛藤を描く可能性がある。プロジェクト発表段階では、『バンドリ!』MyGO!!!!!・Ave Mujicaのように、ダークな世界観やギスギス展開も予想された。

ところが、キャラメンバーのXを見るとポジティブな発信が多く、生き辛さを感じているような病み要素はない。自分の夢・目標を優先するためにネット高校を選択するなど、自由な生き方が印象的。タイトルからダークな雰囲気を感じるので、あえてメンバーのポストは明るくしてギャップを演出し、正式始動後にキャラの辛い過去が深掘りされる可能性などは考えられる。佐々木翔音は例外的にXのポスト内容が重めで、他キャラとの違いが伺える。

ライブの部分はラブライブ!だけでなく、ネット環境で高校の授業を受けるライブ、YouTube展開における配信の意味も加味されている気がする。

タイトル後半のBLUEBIRD(ブルーバード)の意味は青い鳥・幸せの象徴、あるいはスラングの意味で憂鬱などが考えられる。バードはスラングで女の子といった意味もあるので、気分がブルーな女の子という意味でも解釈できる。

聖地・舞台

『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』聖地は浅草や隅田川近辺が挙げられる。メンバーの高橋ポルカは「浅草と秋葉原って結構近い」と発言し、仲見世周辺で浅草観光、ソラマチでスクールアイドルの作戦会議をしたと明かしている。Akiraは「放課後の隅田川で同じ学校の子と出会った」、Polkaは「朝の隅田川を走った」「隅田川の上にかかる駒形橋を歩いて」とポストしている。

作品公式Xは場所にインターネットと記載しているので、作品舞台はインターネットと解釈することもできる。日本地図のイラストが出ていること、初期メンバー4人は東京が拠点&追加メンバーが全国に点在していることから、全国からネットで繋がるイメージも湧き、全国各地が聖地になってくる可能性もある。

μ’s・Aqours

いきづらい部はμ’s・Aqoursを思わせる要素もある。五桐玲は湯島(東京文京区)の伯母さんの家に住んでおり、その近くに昔廃校になりそうだったのを生徒の活動で立て直した学校があると言っていた。これは『ラブライブ!』μ’sの学校・国立音ノ木坂学院(東京千代田区)のことだと考察できる。

五桐玲の実家がある沼津では、生徒が学校の存続をかけて頑張った女子高生の話を聞いたことがある。これは沼津が舞台の『ラブライブ!サンシャイン!!』Aqoursのことだと解釈でき、ストーリーが繋がっているのがグッとくる。

ネット高校・部活

『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』いきづらい部の高校は、Love学院高等学校(通称:L高)。新しい学校で、制服がないネット高校。校舎は小さな雑居ビルのワンフロア。校庭や学食はない。遠隔談話室がある。規模は小さめで、教室はガラガラ&オンラインの生徒数も少なく、倒産の噂が出ている。

高校の入学式は2025年4月9日(高橋ポルカ・麻布麻衣が4月9日に「今日は入学式」とポスト/五桐玲が4月11日に高校に入学して3日目とポスト)。高橋ポルカが仲間集めをして、2025年4月28日にメンバー4人を確保している。翌日の4月29日にスクールアイドルの作戦会議を決行。初期メンバーは4人でスタートしていることになる。

いきづらい部の発足日は2025年5月1日(五桐玲が5月2日に「発足2日目」とポスト)。各メンバーのXアカウントでは、4月までハッシュタグなしで投稿されていたが、5月から「#いきづらい部」を付けたポストが始まった。いきづらい部の発足日に合わせて、ハッシュタグを付け始めたと考察できる。

いきづらい部の由来は、校内のサーバーに放置されていたメンバー0人の部活のチャンネルだと、五桐玲がXで明かしている。活動目的は知名度アップによる集客とできれば資金集めだと麻布麻衣がポスト。スクールアイドルが学校の危機を救っていきそうな雰囲気が出ているので、『ラブライブ!』シリーズの系譜を感じる。

スクールアイドル・ラブライブ!

プロジェクト正式始動日の2025年5月12日に公開された公式サイトやPV概要欄の情報で、スクールアイドルは”かつて存在した”アイドルグループ、「ラブライブ!」は”当時開催された”スクールアイドルの祭典となっている。

スクールアイドルは過去の産物とも受け取れるが、高橋ポルカは「私たちがスクールアイドルになるための秘密計画」、五桐玲は「スクールアイドルを始めることになって」とXでポストしていたので、いきづらい部はスクールアイドルであり、絶滅していないと解釈できる。

スクールアイドルを”かつて存在”と表現している理由は、以前のような同じ場所の学校(例:東京千代田区にある国立音ノ木坂学院)に通う生徒の活動ではなく、違う場所にあるL高サテライト(浅草・福井・梅田)に通う生徒の活動やネットで繋がる多様性を重視し、新しいスクールアイドル像を描く意味にも解釈できる。

いきづらい部キャラメンバー・声優

『イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD』いきづらい部キャラメンバーは10人。プロジェクト正式始動日の2025年5月12日よりも前に、メンバー個人のXで様々な内容がポストされており、キャラ設定やストーリーがわかる仕掛けになっている。

<浅草サテライト>
■高橋ポルカ/読み方:たかはし ぽるか/声優:綾咲穂音
誕生日は8月18日(Xのプロフィールより)。いきづらい部の部長。Xアカウント(@polka_lion)は2025年1月開設、3月14日に初ポスト、5月1日から「#いきづらい部」を付けてポスト、5月12日にアカウント名を「Polka」から「高橋ポルカ@いきづらい部!」に変更。数学が苦手で高校受験に失敗し、祖母に言われて中学校に相談に行き、今からでも入れるネット高校を紹介してもらう。中学の卒業式は2025年3月25日(3月24日に「明日は卒業式」とポスト)。母親と父親はアルゼンチンにいる。17アイスをいつも落とす。放課後に麻衣とマクドナルドに行ったことがある。真冬でもコーラ派。

■麻布麻衣/読み方:あざぶ まい/声優:遠藤璃菜
誕生日は2月13日。いきづらい部の副部長。ニックネームはマイマイ。Xアカウント(@My_Mai_Eld)は2025年3月開設、4月1日に初ポスト、5月1日から「#いきづらい部」を付けてポスト、5月12日にアカウント名を「mai」から「麻布麻衣@いきづらい部!」に変更。趣味・本業のプログラミングをするためにネット高校を選んだ。mai azabuの名前を世界に響かせるとポスト=苗字はアザブと解釈できる時期があり、下の漢字は麻衣だとXのポストで明かされた後、プロジェクト正式始動日に苗字の漢字が麻布と判明。麻衣はポルカにパソコンの使い方を教えたことがある。

■五桐玲/読み方:ごとう あきら/声優:宮野芹
誕生日は7月9日。Xアカウント(@G_Akky304250)は2025年3月に開設、4月4日に初ポスト、5月2日から「#いきづらい部」を付けてポスト、5月12日にアカウント名を「Akira」から「五桐 玲@いきづらい部!」に変更。2025年3月21日に実家の沼津から上京(2025年4月4日に東京に来て2週間とポスト)。湯島にある伯母の家に住んでいる。ジョギングやトレーニングで体を鍛えている。親に通学コースを指定された。

■駒形花火/読み方:こまがた はなび/声優:藤野こころ
誕生日は6月11日。Xアカウント(@hanabistarmine)は2025年3月開設、4月8日に初ポスト、5月2日から「#いきづらい部」を付けてポスト、5月12日にアカウント名を「🎆」から「駒形花火@いきづらい部!」に変更。お着物活動家・お着物アイドル。実家は呉服屋で、その仕事もあるからネット高校を選択。入学式だけでなく、お着物普及活動の一環で、普段の登校にも着物を着用。

<福井サテライト>
■金澤奇跡/読み方:かなざわ みらくる/声優:坂野愛羽
誕生日は3月2日。Xアカウント(@MiracleGoldSP)は2025年3月開設、4月7日に初ポスト、5圧12日にアカウント名を「Miracle」から「金澤奇跡」に変更。現役高校生パティシエ。週1でネット限定スイーツショップを開店。L高の北陸サテライト(Xのポスト表現)=福井サテライト(公式サイトの表現)で会える。自身のことはミィと言い、のりこのことはノリちゃん・ノリノリ・のりりんなどと呼んでいる。ミラクルの名前を先に明かし、プロジェクト正式始動日にフルネームの漢字が判明。Xに誕生日が書かれていないのも特徴的。

■調布のりこ/読み方:ちょうふ のりこ/声優:瀬古梨愛
誕生日は4月4日。Xアカウント(@Noricco_U)は2025年3月開設、4月3日に初ポスト、5月12日にアカウント名を「のりこ」から「調布のりこ」に変更。声優を目指すためにネット高校を選択。オーディションの結果が気になって、郵便受けを気にしていた。4月9日はオンラインで入学式を見て、4月15日には初めてL高の北陸サテライト(Xのポスト表現)に行っている。奥手な性格。

<梅田サテライト>
■春宮ゆくり/読み方:はるみや ゆくり/声優:奥村優季
誕生日は9月22日。Xアカウント(@Yukuri_talk)は2025年3月開設、4月2日に初ポスト、5月12日にアカウント名を「Yukuri」から「春宮ゆくり」に変更。レッスンを優先させるためにネット高校を選択。憧れは歌劇団の男役。4月3日に日比谷で観劇している。最後の診察を受けて結果をレッスンの先生に報告しているので、怪我や病気などをしていた可能性がある。4月7日に東京から戻って4月9日(入学式)から新生活と明かしているので、地方在住だと考察できた時期があり、プロジェクト正式始動日に神戸出身&芦屋在住だと判明。

■此花輝夜/読み方:このはな おーろら/声優:天沢朱音
誕生日は1月3日。Xアカウント(@Rollie_twinkle)は2025年3月開設、4月4日に初ポスト、5月12日にアカウント名を「Rollie」から「此花輝夜」に変更。一人称はローラ。コスメ・ヘアケアなど美容系のイメージ。親の都合で海外に行くことが多く、いつも転入生なのは慣れている。LA(アメリカ・ロサンゼルス)にいたことがある。英語を織り交ざてポストすることがあるので、海外枠キャラという印象。関空で海鮮丼を食べたと明かしていたので、関西エリア在住と解釈できる時期があり、プロジェクト正式始動日に大阪出身&梅田在住と判明。

■山田真緑/読み方:やまだ みどり/声優:小戸森穂花
誕生日は5月7日。Xアカウント(@LittlegreenCom)は2025年3月開設、4月7日に初ポスト、5月12日にアカウント名を「Little green」から「山田真緑」に変更。自己紹介のように「1人1人の力は小さくても集まればきっと地球の緑を守ると信じてるLittlegreen小さな緑です」と何度もポストし、海洋プラスチックごみ問題や国産SAF燃料にも言及するなど、環境保護・啓蒙活動に取り組んでいる。

<※サテライト不明>
■佐々木翔音/読み方:ささき しおん/声優:涼ノ瀬葵音
誕生日は11月11日。Xアカウント(@ShaunTheBunny)は2025年3月開設、4月14日に初ポスト、5月12日にアカウント名を「shion」から「佐々木翔音」に変更。親の圧力を感じ、ケンカしたこともある。ヘッドホンのノイズキャンセリング機能が幸せだと明かしていたので、現状に不満があり、親や周囲の存在=雑音を消したいとも考察できる。プロジェクト正式始動日に所属サテライトが不明で、プロフィールは血液型・身長が「?」になっている。生きづらさ・心の闇が深そうな印象。

Xアカウント分析

いきづらい部の部長・ポルカは2025年1月にX開設・3月初ポスト、他メンバーは3月開設・4月初ポストが特徴的。浅草サテライト組の初期メンバー4人はそれぞれをフォロー(各フォロー数は3人)、福井サテライト組・調布のりこ&金澤奇跡はお互いをフォロー(各フォロー数は1人)。春宮ゆくり・佐々木翔音は誰もフォローしていない(各フォロー数は0)。

梅田サテライト組の此花輝夜は2025年5月3日時点で誰もフォローしていなかったが、5月12日に確認してみると、山田真緑のみフォローしていた。山田真緑は此花輝夜のみフォロー。山田真緑は5月7日に此花輝夜に助けてもらったとXで明かしていたので、友達になってXアカウントをお互いにフォローしたルートも考えられる。ポスト内容だけでなく、フォローする相手・時期で関係性のあるキャラを表現しているので、Xを使ったコンテンツ展開の一部になっていると考察できる。

2025年5月3日時点では8人のXアカウントが確認できたが、山田真緑・佐々木翔音のXは少なくとも5月10日には開放済みだった。最初に非公開でポストしていき、順次公開していった可能性もある。当初はアルファベット表記などが名前で、アイコンはシルエットだった。この時期はアカウントを探して、ポストを掘っていく楽しみがあったと思う。

プロジェクト正式始動日の5月12日には、アカウント名が本名のフルネームになり、初期メンバー4人は本名の後ろに「@いきづらい部!」が付いている。同日のキャラデザ解禁に合わせてアイコンがキャライラストに変わり、自己紹介欄には【「#イキヅライブ! LOVELIVE! BLUEBIRD」#いきづらい部!メンバー公式アカウント】と明記された。今後のポスト内容や最新情報にも要注目!

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