アニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』3話感想記事です。
アニメ3話の感想付きネタバレストーリー、月城真琴の名言セリフ、蛇埜目の過去、山崎の正体についての考察などをお届けしています。
擾乱3話ネタバレ感想・考察
葛原仁の指示
テレビアニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』(読み:じょうらん ザ プリンセス オブ スノー アンド ブラッド) 3話「機密事項六一四シシシンチュウムシ」では、金庫番・下薗恭子の死亡は葛原仁の指示だったことが明らかに!また、それは徳川慶喜の命令であることも語られていました。
子供までも一緒に処理し、下薗恭子を使うだけ使って切り捨てるとは最低なことですが、これには何らかの理由がありそうな気もします。説得力のある理由がなければ、徳川慶喜政権はクズで傲慢な政治をしていることになります。果たして納得のいくオチを付けてくれるのでしょうか。
仮に、良い意味で何か目的があった場合でも、死亡という手段・方法を選択している以上、好ましいとは言えませんが…。
また、人の死亡は 何かのメッセージを伝えるために用いるストーリー要素と言えますので、本アニメではどんなメッセージが込められているのかも気になります。
名言セリフ
3話では、①真実ではなく どう見えるかが大事なこと②情は時に残酷で人を苦しめることなどを、月城真琴が雪村咲羽に語っていました。
①は、雪村咲羽が真実を知ろうとしていることを踏まえ、雪村咲羽からどう見えるかが大事だと 月城真琴が助言していた印象です。主体性・着眼点・考え方などの観点で、深く考えさせられる名言だと言えます。
②は、情は人を助けることもあれば苦しめることもある二面性を、改めて再認識させてくれる名言ですね。愛情、友情、同情。状況によっては、情が付く言葉の全てに当てはまる考え方とも言えます。
雪村咲羽の考え
雪村咲羽は中村浅陽と別々に暮らすことを本人に伝え、行き先を教えるシーンも3話で描かれていました。また、雪村咲羽は蛇埜目に復讐するまでは死ぬわけにはいかないこと、それが終われば死亡してもいいと解釈できるセリフもありました。
2話では、雪村咲羽は中村浅陽に 自分を敵討ちさせるために育てている可能性について、月城真琴が言及していました。3話で明かされた雪村咲羽の考えから察するに、月城真琴が言っていた内容は当たっていたと考察できそうですね。
メモ帳の内容
3話では、月城真琴が下薗恭子から渡されたものを解読し、店に向かう展開もありました。そして店の壁から小包を見つけ、中にはメモ帳が入っていました。
徳川慶喜政権・鵺(ぬえ)に大きな影響がありそうなことは伺えましたが、3話内では明示的な答えは示されていません。メモ帳に書かれていた内容は、3話ラストで 月城真琴と蛇埜目が話していたことから、蛇埜目の居場所だと考察できそうです。合わせて、政権の闇などが綴られていたとも解釈できます。
下薗恭子の本意、蛇埜目の企みが気になると同時に、何だか嫌な予感がしますね。
声のギャップ
中村浅陽がさらわれる展開も3話で描かれていました。血の痕跡から、中村浅陽は一旦家に戻り、襲われたものと考察できます。
雪村咲羽が山崎の家へ向かった場面では、まるで母親のような優しい声で 浅陽!と呼ぶ声が印象的でした。本当に心配であることが伝わる 愛情のこもった声でしたので、普段の凛とした強い声とのギャップがありました。
雪村咲羽役 三森すずこさんの演技・実力が、いかに凄いかを実感できるシーンでしたね。
蛇埜目の過去
3話では、蛇埜目は研究者だったこと、不老不死の人体実験で後遺症が残ったことなどが語られていました。また、思い通りにならなかったこと、鴉森一族を襲って血を奪ったことなども明かされています。
これは、最初は鴉森一族を死亡させるつもりは無く、協力を仰いだと考察できそうです。その後、協力要請を断られたから無理やり青い血を奪ったと考えれば、辻褄が合いますね。
蛇埜目の過去が少し明かされ、2話での意味深な描写とも繋がりましたので、行動・内容はひどいものですが、ストーリーの伏線と回収の観点ではスッキリしたとも言えます。
山崎の正体
中村浅陽に大根を渡している山崎の正体は、3話ラストのシーンから察するに、鴉森一族を襲った蛇埜目だと考察できそうです。
また、中村浅陽を襲ったのも山崎=蛇埜目だと解釈できます。中村浅陽に大根を渡していた理由は、信頼・信用させるためであり、襲うための布石だったとも言えます。
山崎の見た目が おばあちゃんである点は、蛇埜目が不老不死の人体実験を受けており、実年齢が高いと考えれば しっくりきます。仮に山崎=蛇埜目の場合、雪村咲羽は憎き蛇埜目から もらった大根を 今まで食べていたことになりますので、屈辱的ですね…。
擾乱3話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『擾乱 THE PRINCESS OF SNOW AND BLOOD』3話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
3話では、下薗恭子が死亡した背景、雪村咲羽の考え、蛇埜目の過去などが明かされた回でした。月城真琴の名言も印象的で、深く考えさせられる内容でした。
中村浅陽が襲われた理由、蛇埜目の真意など気になる点もありますので、ぜひ4話以降も視聴継続していきましょう!
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