彼女お借りします(かのかり)208話ネタバレ感想!「返す」考察も

彼女お借りします(かのかり)208話ネタバレ感想!「返す」考察も

漫画『彼女、お借りします』(かのかり)208話ネタバレ感想!

208話で描かれた七海麻美が水原千鶴を激詰めするシーン、木ノ下和が「返す」のセリフを聞いていた場面を考察!

彼女お借りします(かのかり)208話ネタバレ感想・考察

激詰め・表情

漫画『彼女、お借りします』(かのかり)208話では、七海麻美が水原千鶴を激詰めしていました。同時に、木ノ下和也は好きな人か客かハッキリさせるための質問もしています。

ここで、水原千鶴は客だと回答し、それを聞いた七海麻美の表情が印象的でした。少し寂しげな表情にも受け取れましたので、本当は正直に好きな人だと言って欲しかったのかもしれません。あるいは、もうレンタル彼女関係の一線は超えているのに、まだそんなことを言っているのかと残念な心情だったとも考察できます。

どちらにせよ、水原千鶴が客だと言った以上、指輪を持っているのはおかしいとして、返す方向で話を進めていた気がします。

正論

上記シーンで、七海麻美は思ったより柔らかい言いぶりでした。トゲのあるセリフを浴びせるパターンも考えられましたので、意外な印象も受けました。

また、七海麻美が庇う点に言及していた場面も印象に残りました。以前助けてあげると言っていたのは言葉通りの意味で、水原千鶴を救う方向で考えている可能性もありそうですね。だからこそ、優しい言い方で導くような内容を語っていたとも考察できます。

最初は自分と別れた直後に彼女を作った木ノ下和也にイラつき、それがレンタル彼女だと知り、その関係を続ける木ノ下和也&水原千鶴に幻滅していた印象でした。そして208話の七海麻美は、不道理な状況を正そうとしていて、感情よりも常識・正論的な部分を優先させている様子が伺えました。

そう考えると、七海麻美は場をかき乱す嫌な人物のように見えて、実は理性的・現実的だと言えますね。自分が悪者になってでも、常識的な方向に正そうとしていると考察できます。

ただし、常識は人によって違いますので、自分の常識を押し付けている印象はあります。水原千鶴たちの気持ちもわかりますので、このあたりは難しい問題であり、賛否が分かれそうですね。

タイミング

208話では、木ノ下和が途中で現れ、七海麻美が話を誤魔化してあげる展開もありました。これは、水原千鶴に自分で結論を出してほしいからだと考察できそうです。強引に連れていきそうになっていたとはいえ、水原千鶴のことを考えて、話すのは 今じゃない と判断していた気がします。

ここで全て話してしまうと、水原千鶴を庇うプランにズレが生じる可能性も考えていたのかもしれません。率先して動きつつ、最終的なタイミングは水原千鶴に任せるつもりだったとも受け取れます。

「返す」

208話では、木ノ下和が水原千鶴&七海麻美の会話から「返す」のセリフを聞いていました。「返す」のセリフは、水原千鶴と七海麻美が言っているシーンがありますので、そのどちらかで聞いている内容も変わってきます。

また、七海麻美が水原千鶴を被害者だと言っていたところは聞いている様子でした。これは受け取り方によっては、木ノ下和也が加害者と言っている事と同じになります。この場合、木ノ下和としては、七海麻美が大事な孫・和也を悪く思っている?と解釈して、不信感を抱いている可能性があります。

そして、「返す」を聞いている以上、指輪だと気づいていると考察できそうです。木ノ下和は指輪を返す話に加え、レンタル彼女関係も知っていて、208話のシーンでは あえて知らないフリをしている気がします。

七海麻美が考えていることも、ある程度は把握済みで、今は口出しせずに黙っている可能性もありそうです。

彼女お借りします(かのかり)208話ネタバレ感想・考察まとめ

漫画『彼女、お借りします』(かのかり)208話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

208話では、七海麻美が水原千鶴を激詰めし、木ノ下和が途中で現れるシーンなどが描かれていました。今回は、様々な考察ができる意味深なシーンが多く、読者によって解釈が分かれそうですね。

七海麻美に迫られた水原千鶴はどうするのか、木ノ下和はどう動くのか?その後の展開が気になりますので、是非209話以降もチェックしていきましょう!

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