漫画『彼女、お借りします』(かのかり)209話ネタバレ感想!
209話で描かれた水原千鶴が悩むシーン、同じ回想の意味、好きか気にするシーンを考察!
彼女お借りします(かのかり)209話ネタバレ感想・考察
お腹いっぱい
漫画『彼女、お借りします』(かのかり)209話の冒頭では、更科瑠夏が お腹いっぱい になり、そのワードの一部から構成されるアレがアップで描かれていましたので、うまいなと感じました!更科瑠夏の警戒レベルが下がる一方で、読者はドキドキレベルが上がるシーンでした!
さらに、更科瑠夏の洋服が上に移動し、次の扉絵ページで「ベー」と舌を出していましたので、一本取られましたね。更科瑠夏のかわいい魅力が出ていて、テンションが上がる展開でした。
悩み
209話では、水原千鶴&木ノ下和也が七海麻美のことを話すシーンもありました。また、水原千鶴は「助けてあげる」と七海麻美に言われた場面などを思い出しています。その場面は、208話を読んだ時に思い出される場面でしたので、関連エピソードだと再認識できる展開でした。
その後、水原千鶴が1人で考え込むシーンも描かれています。水原千鶴がここまで悩んでいるのは、木ノ下和也を傷つけたくないからであり、恋心も絡んでいるからだと考察できますね。
同じ回想の意味
209話内で水原千鶴が悩むシーンでは、何度か同じ場面が回想として出ていました。これは、引き伸ばし・手抜きではなく、水原千鶴が何度もその場面で引っ掛かっていることを、丁寧に描きたいからだと考察できます。
本当に悩んでいる時は、同じ出来事を何度も思い出し、どうすれば良いかを考えてしまうものです。そう考えると、人間的でリアルだと言えます。悩む描写は、水原千鶴が考えていることを丁寧に描き、色々と省略せずに生中継してくれる雰囲気が良いですね。
また、遊びなら気軽に決めることができますが、水原千鶴にとって木ノ下和也は大切な人であり、指輪も貰っていますので、決断に時間が掛かっていると考察できます。なお、ゆっくりと丁寧に描いているのは、それだけ物語の核心に迫る重要シーンとも受け取れます。
好きか気にするシーン
水原千鶴が木ノ下和也はまだ七海麻美の事を好きなのかと考える場面も209話内にありました。水原千鶴は木ノ下和也の分かりやすい態度で、自分の事が好きだと気づいているはずです。それにも関わらず、七海麻美のことを気にしているのは、デリケートになっている証拠だと言えますね。
木ノ下和也は七海麻美を爆弾扱いしたのが間違いだと思っている雰囲気で、七海麻美は嘘をバラそうとして結論を急いでいる。これらが引っ掛かって、不安な気持ちが出ていた印象です。
水原千鶴は嘘の告白にあわせて、木ノ下和也と付き合うかも悩んでいるはずですので、状況が変わった現時点での木ノ下和也の心情が気になっているとも受け取れます。
水原千鶴の脳内
209話を読んでいると、水原千鶴の脳内では、様々な悩みが一挙に押し寄せていることが伺えました。例えば、以下のような悩みがある気がします。
木ノ下和也は七海麻美への評価が上がっている。七海麻美が急ぐのは、木ノ下和也が気になっていることの裏返しなのか。今の2人にその気があるなら、自分は身を引いて、2人をくっつける方が本人は幸せかもしれない。
自分の恋心は塞ぎ込んで、プロのレンタル彼女として仕事を全うすべきなのだろうか。木ノ下和也の事が好きだけど、本人に伝えるべきか否か。「助けてあげる」と言われた事を伝えるのも選択肢とはいえ、木ノ下和也を傷つけることは避けたい。
色々と考えすぎて、何をどうすれば良いかわからない。最善の選択肢はどれだろうか。こういった悩みが水原千鶴の脳内でグルグル回っていると考察できます。
彼女お借りします(かのかり)209話ネタバレ感想・考察まとめ
漫画『彼女、お借りします』(かのかり)209話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
209話では、水原千鶴の悩みが丁寧に描かれていました。今の水原千鶴は暴露の件、レンタル彼女関係の継続か、木ノ下和也と付き合うか、七海麻美&木ノ下和也の本心、木ノ下和への影響などが気になっている印象です。
また、様々なことが同時に頭に流れ込み、うまく整理できていない様子も伺えます。最善の選択肢を模索しながら、色々と考え込んでいると言えますね。一体どうなるのか…?210話以降も要チェックです!
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