漫画『彼女、お借りします』(かのかり)223話ネタバレ感想！
223話で描かれた小百合との記憶、麻美がニヤリと口を動かすシーンなどを考察！
彼女お借りします(かのかり)223話ネタバレ感想・考察
小百合
漫画『彼女、お借りします』(かのかり)223話では、木ノ下和が一ノ瀬小百合との記憶を思い出していました。病室にいた頃の小百合は、一ノ瀬千鶴＆木ノ下和也の未来を信じていることを語っています。
また、和は自分の事は飲み込んでいますが、千鶴が小百合に嘘を付いていたことは看過できないと明かしていました。グッと抑える様子、亡き友人の名誉を想う気持ちなどが印象的でした。
ニヤリ
七海麻美がニヤリと口を動かす場面も223話で描かれていました。暴露の作戦成功を喜んでいることが伝わるシーンでしたが、人の不幸がそんなに面白いのか？と疑問に感じましたね…。仮に全ての策略がお望み通りになったとして、そこに残るのは何なのか、本当にそれでいいのか？と思ってしまいます。
一方で、和也＆千鶴にも落ち度があることは否めません。先延ばしにしたツケが回ってきたと解釈することもできます。そして、遅かれ早かれ真実を伝える流れになっていたはずですので、その意味においては麻美がアシストしたと見ることもできます。
麻美がうざいように見えて、実はどちらにも悪いところがある点が特徴的ですね。このあたりは、ある程度の幅を持たせて、読者に解釈を委ねる部分を作っているところが印象に残りました。
気遣い
223話では、木部芳秋が和也を殴るシーンもありました。和が病院に運ばれていたこと、和が千鶴のために色々と考えていたことなどを明かしています。この状況であれば、木部が怒るのもわかりますね…。
和が病院に運ばれていたのは、以前に和が死亡を意識しているようなシーンと繋がりました。そんな状況でも、祖母を失った千鶴のために、何かしてあげようと動いていますので、その優しい気遣いが胸に刺さります。
和の気遣いは、暴露によって 嘘の上に成り立っていたことがわかりましたので、何とも言えない気持ちになります…。
決心
223話ラストは、和也が何かを言う雰囲気になっていました。千鶴が責められる展開になったことで、千鶴を守るために、決心していた印象です。
次回以降では、どんなにダサくても、千鶴をしっかり守る展開になりそうな予感ですね。和が自分よりも小百合を想ったように、和也も千鶴を想っていくことになりそうですので、木ノ下家は思いやりのある血筋とも言えます。麻美の策略に屈せず、和也たちが幸せになることを願いたいところです！
彼女お借りします(かのかり)223話ネタバレ感想・考察まとめ
漫画『彼女、お借りします』(かのかり)223話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
223話では、和が小百合のために動くシーン、麻美がニヤリとしている場面などが描かれていました。今回は胸が痛くなる描写もありましたね…。
和也が重たい空気をひっくり返すのか、今度こそバシッと決めてくれるのか？224話以降も要チェックです！
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