楠木ともり「遣らずの雨」歌詞の意味を考察！
「遣らずの雨」語源や由来、読み方に加え、4thEPリリース情報も掲載！
楠木ともり4thEP発売！
声優＆シンガーソングライター・楠木ともりが、4thEP「遣らずの雨」を2022年6月1日にリリース。ジャケットは全4形態ごとに異なり、瑞々しい透明感が魅力的。
EP収録の新曲「もうひとくち」（作詞：楠木ともり／作編曲：ササノマリイ）は5月12日から先行配信。ササノマリイとの出会いのきっかけは、楠木ともりが出演する スマホゲームプロジェクト『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat.初音ミク』（プロセカ）で、2人のコラボ曲にも注目が集まっている。
「遣らずの雨」語源由来・読み方
EPタイトル「遣らずの雨」の読み方は「やらずのあめ」。「遣らずの雨」の語源・由来は、「帰ろうとする人を引き留めるかのように降ってくる雨」。雨をテーマにした作品ということで、このタイトルになっている。
楽曲内のメッセージ性だけでなく、ファンが楠木ともりの楽曲に引き留められる=魅了される・虜になる意味にも解釈できる。
楠木ともり「遣らずの雨」歌詞意味考察
楠木ともり「遣らずの雨」歌詞では、間接的に「痛むなら影のそばで眠ろう」、直接的に「そばにいさせて」などのフレーズがあり、相手の痛み・苦しみに寄り添う姿勢が伺える。無理に応援して励ますのではなく、相手が抱えている影や闇に優しく寄り添う世界観がグッとくる。
「曇る涙が僕の頬を伝う これじゃ僕が悲しいみたいだ」の歌詞は、涙の物理的な視点だと、相手が涙を流して、自分の頬に落ちたので、まるで自分の涙=自分が悲しいのと同じという意味・比喩表現だと解釈できる。精神的な視点だと、相手の痛み=自分の痛みだと感じていて、相手の悩みなどを理解・共有している状態が連想される。
「君がどんな顔をしていたのかは この世界で僕しか知らない」のフレーズは、世間は相手が悲しんでいると思っていない中で、悲しい顔をしている相手のことは自分しか知らないという意味に解釈できる。周りは知らなくても、自分は本当のことをわかってるよ！と優しい気持ちで寄り添うイメージが湧いてくる。
一方で、自分だけが真実を知っていることに価値を見出し、相手を想いすぎて誰にも邪魔されたくないといった独占欲、狂気的で歪な愛情も思わせる。表の意味は苦しんでいる相手に寄り添うことで変わりないが、裏の意味が隠されていた場合はこういった考察もできるかもしれない。
「誰にも言わない雨だった」の歌詞は、涙（=雨）を流している相手が悩みを自分以外に言わないこと、あるいは相手の痛みを感じた自分側の苦しみを誰にも言っていない状況とも受け取れる。裏の意味があれば、単に言っていないのではなく、相手との繋がりを感じたいので誰にも言いたくない気持ちが出ている歌詞にも思えてくる。
「遣らずの雨」の由来「帰ろうとする人を引き留めるかのように降ってくる雨」の視点だと、相手が泣いていること=自分を引き留める要因になっていると考察できる。帰ろうとする=普段の日常に戻る自分で、他にすることが多数ある中でも自分は相手の痛みに寄り添うことが最優先なので、良い意味で引き留められている状態ということが比喩的に表現されているとも考察できる。
または自分が相手の痛みを感じたこと自体が、その相手にとっての引き留める要因とも解釈できる。痛みに寄り添ってくれた嬉しさを感じ、この人だけは本当のことを理解してくれる大切な人だと実感している状況が連想される。心の支えとなる親友と思っていて、ある意味の共依存に似た関係もありうる。様々な考察ができる楽曲「遣らずの雨」は楠木ともり4thEPに収録されているので要チェック！
4thEPリリース情報
楠木ともり 4thEP「遣らずの雨」
発売日：2022年6月1日(水)
▼初回生産限定盤A[CD+BD]
▼初回生産限定盤B[CD+DVD]
▼フォトブック盤[CD+フォトブック]
▼通常盤[CD]
■収録内容
[CD]
1：遣らずの雨
2：山荷葉
3：もうひとくち
4：alive
5～8：各Instrumental
[Blu-ray・DVD]
1のMusic Video
2～4のLyric Video
Kusunoki Tomori Birthday Live 2021『Reunion of Sparks』
1.アカトキ
2.ハミダシモノ
3.眺めの空
4.よりみち
5.sketchbook
6.未来（cover）
7.くちなしの言葉（cover）
8.Forced Shutdown
9.ロマンロン
10.熾火
11.バニラ
12.narrow
13.タルヒ
14.僕の見る世界、 君の見る世界
■初回仕様CD封入物
・プレゼント応募ハガキ＆チラシ
・楠木ともり Zepp TOUR 2022 ライブチケット先行申込み用シリアルナンバーチラシ
