NANA80話ネタバレ感想発売日・21巻続き&単行本未収録81話~84話読む方法

NANA80話ネタバレ感想発売日・21巻続き&単行本未収録81話~84話読む方法

名作漫画『NANA-ナナ-』80話ネタバレ感想発売日・21巻続き&単行本未収録81話~84話読む方法。

『NANA-ナナ-』80話ネタバレ感想・最後の終わり方、21巻発売日はいつか、80話以降&21巻の続きはどこで読めるか、単行本情報などを掲載。

NANA21巻発売日

漫画『NANA-ナナ-』は矢沢あい先生が描く人気作。連載誌はCookie(クッキー)。アニメ化・実写映画化も展開。

『NANA-ナナ-』21巻発売日は2009年3月13日。収録話は78話から80話まで。出版社は集英社。レーベルは「りぼんマスコットコミックス」。

21巻は2023年8月時点の最新刊だが、単行本の最終巻ではない。漫画『NANA-ナナ-』は長期休載されており、完結最終回もまだ出ていない状況となっている。

80話ネタバレ感想

カメラ

『NANA-ナナ-』21巻最後に収録されている80話では、カメラマンが写真を撮っていないことで怒られているシーンからスタート。レンが死亡している状況で、遺族・関係者を撮影する方が神経を疑うので、カメラマンが撮影する気になれないのは人間的だと感じた。

建物の方にカメラを向けると、小松奈々(ハチ)が睨みを利かせて見ていた。レンが死んで皆は悲しみの真ん中にいるのに、カメラを向けられたことに憤りを感じていることが伝わって来た。

カメラマンは仕事でカメラを持ったが、撮影はしていなかった。カメラマン自身も心を痛めており、こんなときに何やってんだ俺…と自問自答しているようにも思えた。

タクミ・ノブ

80話では、ハチがタクミにとってレン死亡後の対応は仕事だと感じているシーンもあった。確かにその側面もあったと思うが、タクミはヤスと話すシーンで動揺していたので、それまで悲しむ暇が無かったようにも感じられた。

ハチとノブが話すシーンでは、ハチがホッとしている場面も描かれていた。ノブはタクミよりも同じ目線で話せるので、落ち着くことも伺えた。ハチは子供ができたことでタクミを選択したが、ノブとあのまま続いていたらどうなっていたのか、どちらの方が幸せだったのかと時々思ってしまう。

報道陣

報道陣が押し寄せて、ナナがタクミの奥さんと答え、大崎ナナには何も聞かないでと言っている場面では、自分よりナナをそっとしてほしいという優しさが伝わってきた。

ナナが到着すると、報道陣は何も聞かなかったが、パシャパシャと撮影している。こんな時にも報道する必要はあるのか、不謹慎にも程があると思わずにはいられなかった…。

レイラ謝罪

レイラがハチに自分のせいだと謝罪しようとする場面では、シンが間に入って別の場所に連れて行き、レイラを諭していた。

事情をハチに言っても逆効果で、レンも生き返らないので、シンの言っていたことは至言だったと思う。ただし、レイラは責任を感じて謝罪したかっただけで、悪気は無かったはずなので、何とも言えない気持ちになる。

誕生日プレゼント

ナナが棺桶に入っているレンの遺体を見るシーンは、空虚感が出ていたので、胸が痛くなる描写だった。一緒に住んでいた過去、トラネスのデビュー後にホテルまで会いに行っていたこと、将来は倉庫があるところで暮らす話をしていたことも連想された。

レンからナナへの誕生日プレゼントが、ギターケースに入っていたと明かされる場面もあった。ナナは受け止め切れず、席を外していたが、最愛の人を失った苦しみを思えば無理もないと感じた…。

結末ラスト

レンの遺骨箱が描かれ、白紙になったと書かれている次のページは、白紙になっていた。真っ白のページを意図的に配置することで、皆の目指していた未来が本当に無くなったと実感できた。

80話のラストは、ハチが何も描けずにいて、ナナがいないと始まらないと思っているところで結末を迎えている。レン死亡による影響で、それぞれ前を踏み出せずにいる悲しみが伝わる辛い終わり方になっていたと思う。

80話以降・21巻の続き

漫画『NANA-ナナ-』80話以降・21巻の続きは、単行本未収録の81話~84話がある。22巻・23巻・24巻などは未発売。

81話~84話を読む方法は、掲載雑誌『Cookie』2009年4月号~7月号を国立国会図書館で読む方法がある。漫画アプリや電子書籍には出ていないので、図書館で借りるか、連載再開&単行本22巻の発売を待つしかない。

『NANA-ナナ-』は恋愛・結婚・出産エピソード、トラネスやブラストのバンドエピソードなど多くの魅力が詰まった名作漫画なので、連載再開まで何度も読み返していきたい。

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