オッドタクシー12話感想!黒田&小戸川親子説、宝くじ、ズーデン、拳銃、キーホルダー考察も

オッドタクシー12話感想!黒田&小戸川親子説、宝くじ、ズーデン、拳銃、キーホルダー考察も

アニメ『オッドタクシー』12話感想記事です。

アニメ12話の感想付きネタバレストーリー、黒田&小戸川親子説、宝くじ、ズーデン&ditch-11の正体、田中の拳銃に銃弾が入っていた理由、キーホルダー&育英会についての考察などをお届けしています。

オッドタクシー12話ネタバレ感想・考察

宝くじ


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オリジナルアニメ『オッドタクシー』12話「たりないふたり」の冒頭では、今井の宝くじ当選金10億をヤノの車に乗せていました。関口はケースの一つを見て 1億が本物だと確認し、移動しています(残り9憶は偽札)。それから大門兄のパトカーがヤノたちを追いかけていました。

そして、ドブが銀行に現れて 本物の9億を車に乗せた後、小戸川が待つ駐車場に移動しています。ここまではドブ作戦の計画通りに進んでいますので、後半に波乱がありそうだと思いましたね。

その後、駐車場で小戸川が9億を積んでいる車にGPSを隠していました。これは、山本との共同作戦がボツになったことを受けて、小戸川が新作戦を考えていたと言えます。田中が追跡してくることを前提に、何か策がありそうな雰囲気が伺えました。結果的に田中がドブを撃っていますので、小戸川はこの展開を想定していたと考察できそうです。

黒田&小戸川親子説

12話では、ホモサピエンスが敗者復活戦に出場し、まだ見ぬ子供が親に会いに行くネタを披露していました。このネタは何かの伏線になっている印象で、例えば黒田と小戸川が親子のパターンが考えられます。親子だと知った小戸川が黒田に会いに行く話が13話で描かれそうな気もします。

この場合、黒田が実親で、秩父で死亡した両親が養親・里親という可能性もありそうです。養子縁組をした場合、通常は養親の苗字になりますので、親の名前が小戸川清&小戸川ゆみ だった点とも矛盾しません。清とゆみは子育てに行き詰まり、無理心中を図ったとも考察できます。

黒田に関しては、何らかの事情で小戸川を育てることができなくなり、清とゆみに子育てを頼んでいたのかもしれません。それから2人が死亡したことで、せめてお金の援助はしたいと思い、育英会からお金を送っていたと考察することもできます。

大門兄がヤノの車を止め、ケースを開けて偽札だと指摘する場面も12話内にありました。ヤノが焦りすぎて、関口から韻が踏めてません!と突っ込まれるシーンが面白かったですね!

それから大門兄が今井を逃がし、パトカーでヤノと関口を事情聴取しています。その隙にドブが車を持っていき、近くに待たせていた小戸川のタクシーに1億を積んで、9億を積んでいる車がある駐車場へ向かっています。

大門兄がヤノたちを車から出す場面は、ドブが来ることを踏まえて、車に誰もいない状態を作り出していたと言えます。視聴者から見れば明白でしたが、ヤノたちは切羽詰まった状況で、大門兄に従うしかなかったことが伺えました。


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田中・ズーデン

12話では、GPSを辿って田中が駐車場に現れ、謝罪を要求していました。そして、小戸川が謝る際にお辞儀をしたところで、笑風亭呑楽の消しゴムが胸ポケットから落ちています。

消しゴムについて、ドブは上司が笑風亭呑楽と知り合いで、俺のところに回ってきたと説明していました。上司は、黒田だと解釈できますので、消しゴムは「黒田→ドブ→白川→小戸川」の順に回っていったと考察できます。

また、田中がゲーム「ズーデン」のランキング1位「ditch-11」に連絡しており、ditch-11が当時ネットオークションをやっていたことも明らかに。さらに、ditch-11のアイコンを見るとドブのシルエット画像になっていたことから、ドブは身に覚えが無さそうでしたが、ズーデンをプレイしていたと嘘をつく場面もありました。

ditch-11の正体は、白川・黒田・呑楽あたりが怪しい気がします。白川の場合、好意を寄せていたドブの画像をアイコンに設定し、ネットオークションの件はドブがしていたことを知っていたことから、田中にそのような回答をしたと考察できます。あるいは、白川もネットオークションに加担していた場合も考えられます。

黒田の場合、消しゴムを持っていた本人ですので、ネットオークションに出品して詐欺を完了した後、ドブに回したと考えることができます。呑楽の場合、黒田が保管している消しゴムの出品作業を担当し、お金だけ田中から騙し取っていたパターンなどが考えられます。あるいは、ドブが出品者で ゲームもプレイしており、田中にハッタリを言った場合もありえます。

それぞれのパターンで、「ネットオークション出品者」と「ズーデンをプレイしている人」が 同一人物 or 別人の場合が考えられます。少なくともditch-11のアカウント名が共通しており、ズーデンのアイコン画像がドブだったことから、それぞれドブの関連人物の可能性が高いと考察できそうです。

拳銃

田中が拳銃でドブを撃つ展開も12話で描かれていました。ドブは過去を振り返り、銃弾の数を使い切っていると判断していましたが、拳銃には銃弾が入っていました。拳銃がドブのモノだった場合、田中が銃弾を補充したと考えることができます。

あるいは、大門弟が落とした拳銃だと考察することもできます。この場合は、警察署のシーンで 大門弟が拳銃を紛失して怖くなって逃げていると言っていた場面と繋がります。

また、警察署では 大門弟が本当は撃ったのでは?と話しているシーンもありました。これが真実の場合、9話でドブを撃ったのは大門弟だと考察できそうです。

大門兄弟

12話では、小戸川がドブから鍵を取り、それを車の下に置くシーンもありました。それから今井に電話し、宝くじ当選金の10憶を取りに来るように伝えています。

ここでヤノ・関口が小戸川のところに来て、逃げた小戸川を追跡していました。大門兄はヤノ・関口にボコられて、パトカーを奪われたのでしょうね…。

そして、大門弟が大門兄の前に現れて、涙を流すシーンもありました。最後まで信じていた大門兄が悪に手を染めていたことを知った大門弟。その心情を考えると、胸が痛くなりますね…。


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キーホルダー・育英会

大門兄がキーホルダーは交通維持育英金の関連品だと明かす場面も12話内にありました。あわせて、キーホルダーをくれた人がドブのボス(=黒田)だったことから、ドブに協力したと解釈できるシーンも描かれています。そうすると、黒田は育英会側の人物だと考察できそうですね。

育英会は小戸川にお金を支給している団体ですので、小戸川のタクシーにあるキーホルダーも黒田から貰ったものだと解釈できます。タクシー内のキーホルダーは、何度かアップで映し出されていたことから、意味深な印象がありましたので、12話でようやく繋がりましたね。

黒田と小戸川が仮に親子だった場合、キーホルダーは親からの贈り物という見方もできますので、離れていても息子を思い続けているとも考察できそうです。親子でない場合は、育英会の関連品という点の他にも、別の意味を持たせているパターンも考えられます。

オッドタクシー12話ネタバレ感想・考察まとめ

『オッドタクシー』12話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

12話では、宝くじ当選金を運ぶシーンがあり、ズーデン&ditch-11に言及する場面も描かれていました。また、田中が拳銃でドブを撃ち、キーホルダーが育英会の関連品だったことも判明しています。

ditch-11は誰なのか、黒田と小戸川は親子なのか、育英会や黒田の目的は何なのか。次回の13話は、いよいよ最終回ですので、結末ラストがどうなるのかを楽しみにしつつ、引き続き『オッドタクシー』に注目していきましょう!

© P.I.C.S. 小戸川交通パートナーズ

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