【推しの子】炎上理由なぜ&アニメ問題批判・黒川あかね/木村花・テラスハウス/今日好き考察

【推しの子】炎上理由なぜ&アニメ問題批判・黒川あかね/木村花・テラスハウス/今日好き考察

【推しの子】炎上理由なぜ?アニメ問題批判・黒川あかね/木村花さんネタバレ解説。

人気アニメ【推しの子】が炎上した理由はなぜか、「今ガチ」黒川あかね&「テラスハウス」木村花さん事件の類似性・違い、恋愛リアリティ番組&誹謗中傷シーンで伝えたい内容も考察。

【推しの子】炎上問題・批判騒動

原作:赤坂アカ×作画:横槍メンゴによる集英社「週刊ヤングジャンプ」連載漫画【推しの子】。売上・累計発行部数が好調の人気作で、2023年4月から放送開始したTVアニメも高評価を得ている。

ストーリーが非常に面白い一方で、【推しの子】は炎上問題・批判・酷評などが絶えない作品にもなっている。原作漫画の最新話が更新される度に炎上している時期もあった。

過去に有馬かな(重曹ちゃん)の扱いが問題視されたほか、アイの殺人犯が許せない・ひどい、アクアの復讐計画・闇堕ち展開が怖い、ルビーのセリフがうざい・鬱要素シーンがやばいなどの感想や批判もあり、数えきれないほどの炎上騒動を繰り返している。

アニメ炎上理由なぜ

誹謗中傷

アニメ【推しの子】炎上理由はなぜか。アニメの炎上理由には、6話「エゴサーチ」で恋愛リアリティー番組「今からガチ恋♡始めます(略称:今ガチ)」に出演していた黒川あかねがSNSの誹謗中傷を受けた展開について、「テラスハウス」に似てると指摘された問題が挙げられる。

アニメ【推しの子】6話放送日は2023年5月17日、「テラスハウス」出演者・木村花さんの死亡が確認されたのは2020年5月23日なので、それぞれ問題になった時期が近いことも炎上理由の1つとなっている。木村花さんの母親が反応し、それに賛成・反対の意見が挙がるなど、アニメ【推しの子】の炎上問題が加速している。

黒川あかね・今ガチ

アニメ【推しの子】6話「エゴサーチ」で描かれていた恋愛リアリティ番組「今ガチ」では、黒川あかねが鷲見ゆきの顔をうっかり傷つけたことで、作中に出てくるSNSの誹謗中傷で炎上した。黒川あかねはTwitter・2ch掲示板に書かれた誹謗中傷の言葉を見て深く傷つき、疲れたと言って歩道橋の上から飛び降りようとするが、アクアがタイミングよく助けている。

番組には演出上使われていないが、黒川あかねが鷲見ゆきの顔を傷つけた後、2人はお互いに嫌いではなく好きだと確かめ合い、抱き合っている。2人の中では解決した問題だが、その真相を知らないSNS民は表面だけ見て想像で勝手に批判していた。

黒川あかねは努力家なのに、作中のSNSでは何も努力してないと批判する内容もあった。事実と違うことが広まっており、誹謗中傷もひどい内容になっていた。

アニメ【推しの子】7話「バズ」では、演出上カットした定点カメラの映像を「今ガチ」公式ツイッターに投稿し、視聴者の誤解を解いている。黒川あかねは死亡の方向にならず、アクアたちの優しさによって何とか持ち直し、番組の撮影に復帰した。

木村花・テラスハウス

アニメ【推しの子】の炎上に関連する恋愛リアリティ番組「テラスハウス」では、女子プロレスラー・木村花さんがコスチューム衣装のことで共演者に怒った事件を含め、SNSの誹謗中傷を受けて、番組を卒業した。2020年5月23日には木村花さんが自ら命を絶っていることが確認され、「テラスハウス」は制作打ち切りとなり、木村花さんの母親は名誉棄損で訴訟提起する問題に発展している。

【推しの子】黒川あかね事件&「テラスハウス」木村花さん事件の類似点は、有名人が出演する恋愛リアリティ番組の演出、SNSの誹謗中傷などが挙げられる。台本は無いが、スタッフからの言葉で方向性は実質的なヤラセと受け取れる内容もある。本人の性格や事実が一部違う形で誹謗中傷されたことも似ている。

しかし、黒川あかねは飛び降り未遂・番組出演継続、木村花さんは硫化水素による命の経ち方・番組卒業などで、内容の違いがある。恋愛リアリティ番組の存続・打ち切り、訴訟の有無も異なる。よって、アニメ【推しの子】が「テラスハウス」のパクリではないことがわかる。

今日好き

アニメ【推しの子】の恋愛リアリティ番組「今からガチ恋♡始めます(今ガチ)」は、「テラスハウス」だけでなく、ABEMAの恋愛リアリティ番組「今日、好きになりました。(今日好き)」と類似している印象もある。番組の雰囲気に加えて、SNSの誹謗中傷もあったので、アニメ【推しの子】を見て「今日好き」を思わず連想した。

炎上とは直接関係ないが、ABEMAでアニメ【推しの子】を先行配信しているのは、ABEMAの「今日好き」を連想させるので宣伝になるといった背景もあるのでは?と考察することもできる。これが仮に該当するなら、大人の事情がある【推しの子】の世界観とも合っており、2次元のストーリーと3次元の配信事情を横断した1つの演出・エンタメと解釈することもできる。

伝えたい内容・意味

アニメ【推しの子】が恋愛リアリティ番組でSNSの誹謗中傷シーンを描いたのはなぜか。その理由は匿名のSNSで誹謗中傷すると同じ人間の出演者も傷つくので、SNSの批判や悪口を控えて、もう少し配慮のある発言をするべきといったメッセージがあるように思う。

黒川あかねの母親が心配したシーンやアクアが助けた場面、「今ガチ」公式ツイッターで皆が仲良くしている映像も入れることで、自分の味方になってくれる身近な人の優しさも伝わってきた。

【推しの子】はフィクションであり、実際に起こった出来事・事件などとは一切関係ない。2次元作品から何を感じるかは個人の自由だが、原作やアニメ制作意図を考えると、【推しの子】炎上問題も違った見え方になるのではないだろうか。

【推しの子】炎上理由まとめ

【推しの子】炎上理由・問題批判、恋愛リアリティ番組「今からガチ恋♡始めます」黒川あかね&「テラスハウス」木村花さん事件などをネタバレ考察した。

アニメ【推しの子】が炎上した理由は、黒川あかねがSNSで誹謗中傷の被害に遭う展開、「テラスハウス」木村花さんを連想する内容などが挙げられる。それぞれの内容は違うので、パクリではないと考察できる。

伝えたい内容はSNSの誹謗中傷に気をつけることなどが挙げられるため、問題を考えるきっかけになっていると言える。【推しの子】の恋愛リアリティ番組に復帰した黒川あかねが今後どうなるのか、アクアやルビーたちの動きなどに引き続き注目していきたい。

■関連記事
YOASOBI「アイドル」原作小説45510意味解説・歌詞考察&フル配信リリース日

アニメ・漫画カテゴリの最新記事