アニメ【推しの子】2期OP「ファタール」歌詞の意味、GEMNの意味・由来などを考察。
「ファタール」に関連する言葉であるファム・ファタール&オム・ファタールの意味も掲載。
【推しの子】2期OP配信
2024年7月3日(水)より放送開始したTVアニメ【推しの子】第2期OP主題歌は、中島健人・キタニタツヤによるユニット・GEMNが歌う楽曲「ファタール」。2024年7月4日(木)より各ストリーミング・ダウンロードサービスにて先行配信スタート。
同日、アニメ制作会社・動画工房の神作画が楽しめるノンクレジットオープニング映像も公開。星野アクア&ルビーの仮面が外れると雨宮吾郎&天童寺さりなの顔が現れるシーン、星野アクア&ルビーが死亡した母親・星野アイを追い求める描写なども印象的な映像となっている。
GEMN意味考察
GEMN(読み方:ジェム)の意味は、双子・ふたご座の意味があるGEMINI(読み方:ジェミニ)から、2つのIを取った形と考察できる。双子由来だからこそ、ユニットの人数は2人という解釈もできる。
【推しの子】に当てはめると、無くなっている2つのIが星野アイの場合、星野アクア&ルビー2人の母親・星野アイが亡くなっていることが連想される。Iが自我やアイデンティティーの場合、星野アイ死亡によって双子の自我に影・闇・哀しみができたことに繋がりそうだ。
Iはeye(目)と解釈することもでき、両目に星がある星野アイとは違い、星野アクア&ルビーは片目に星が無い点を表現している可能性もある。
ファタール意味考察
ファタールの意味は、フランス語で致命的な・運命的な・必然的な。GEMN「ファタール」の歌詞にも「致命的な欠落」「致命的な愛」、「運命的なI」、「必然的な哀」というフレーズがある。
関連する言葉であるファム・ファタールの意味は、男から見た魔性の女・運命の女。逆バージョンはオム・ファタール。
ファム・ファタールの場合、星野アクアから見た母親・星野アイ、転生前の雨宮吾郎から見た推しアイドル・星野アイが最初に思い浮かぶ。カミキヒカルから見た星野アイや姫川愛梨も該当すると思う。
オム・ファタールの場合、有馬かなや黒川あかねから見た星野アクア、星野アイや姫川愛梨から見たカミキヒカルという解釈もできる。
GEMN「ファタール」歌詞意味考察
アニメ【推しの子】2期OP主題歌・GEMN「ファタール」の歌詞にある「致命的な欠落」「致命的な愛」は、星野アクアが最愛の星野アイを亡くして、満たされない状態になることが思い浮かぶ。
「遠い日の無力さを呪う」の歌詞は、星野アイがリョースケに刺されたときに、幼少期の星野アクアには何もできなかったこと、あるいは転生前の雨宮吾郎が星野アイを守れなかったことなども該当しそうだ。
「絶望も糧」「痛みさえ武器にして」の部分は、星野アイの死亡によって絶望や痛みを感じた星野アクアが、真犯人に対する復讐心を燃やすこと・原動力の意味にも解釈できる。
「僕を見ていてね」の歌詞では、星野アクアが星野アイに異常な執着心・依存心を抱き、復讐を完遂する過程を見ていてほしい気持ちが出ていると思う。どこか優しくも怖いメッセージで、その二面性は星野アクア自身の表と裏、星野アクア&雨宮吾郎の自我なども連想できる。
GEMN「ファタール」は歪な愛・呪いに囚われた星野アクアが復讐の方向に突き進んでしまう闇落ち展開、星野アイに対する様々な想いなどが連想される楽曲で、【推しの子】の世界観を音楽面から表現した神曲になっているので要チェック!
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