PPPPPP打ち切り回避・最新話ネタバレ/完結バッドエンドの終わり方＆アニメ化・面白い評価

『PPPPPP』打ち切り回避、最新話ネタバレ感想・完結/連載終了、アニメ化・面白い評価考察。

週刊少年ジャンプ漫画『PPPPPP』は順位を伸ばせず打ち切りか。最終回/最新70話バッドエンドの終わり方もネタバレ考察。

PPPPPP打ち切り回避・完結/連載終了

週刊少年ジャンプ連載漫画『PPPPPP』（読み方：ピピピピピピ／略称：ピピピ）。作者はマポロ3号先生。ジャンルはピアノの音楽漫画。累計発行部数は40万部を突破。

あらすじストーリーは、天才ピアニストが揃う音上兄弟の中で、主人公・園田ラッキーが唯一の凡才ながらも奮闘する内容。ピアノを巡る奇跡の物語が展開されていく。

7卵生7つ子である音上兄弟の家族構成は、父親・音上楽音、母親・園田蝶調、長男・音上ドン、次男・音上レイジロウ、長女・音上ミーミン、三男・音上ファンタ、四男・音上ソラチカ、五男・園田ラッキー、六男・音上シカトとなっている。

多数の面白い魅力がある漫画『PPPPPP』は打ち切り回避してきたかに思えたが、2023年2月27日発売の週刊少年ジャンプ13号で最終回・最新70話が掲載されて、連載終了することになった。

『PPPPPP』は順位上昇、新章突入、センターカラー掲載、人気歌い手・Ado（アド）さんによる単行本の帯コメントなど、打ち切り回避の要素はあった。ところが、ラストは打ち切りのような終わり方で連載完結した。

漫画『PPPPPP』最終回/最新70話の終わり方は、主人公・園田ラッキーの人格乗っ取りシーンがあり、最後は笑顔で父親をぶん殴って結末を迎えた。

作者が連載してきた『PPPPPP』の打ち切りに対する気持ちをぶつけるような殴りっぷりとも解釈できるが、虐待されてきた過去の復讐という観点では、父親を殴る描写は清々しさもある。また、自分の殻を破る意味では成長という見方もできる。

漫画は打ち切りエンドとなったが、作中のストーリーは読者の知らないところで続いているため、読者が見たのは主人公の成長過程の途中にすぎないという解釈もできる。

ラストは賛否が分かれる衝撃的なシーンだったが、少なくとも主人公に変化があったと言える。『PPPPPP』がバッドエンドの終わり方なのかは、よく考えてみると解釈が変わってくるかもしれない。

『PPPPPP』はアニメ化熱望の声が挙がり、面白いと高評価を得ている漫画でもある。キャラクターの心理描写、独特のイラスト、ピアノ対決の展開など、面白い魅力がたくさんある。

単行本4巻の帯コメントには、歌い手・Adoさんが漫画なのに音が聴こえてくるようだと高評価を示していた。Adoさんはアニメ化に期待を寄せるようなコメントも添えていたので、打ち切り回避してアニメ化までいくことも予想された。

連載誌で『PPPPPP』が打ち切りのような終わり方になったことで、『PPPPPP』アニメ化は不透明な展開になったが、僅かな希望を抱きつつ、新展開を待ちたい。さらに、作者のマポロ3号先生は次回作も準備されているので、新作にも期待が高まる。