アニメ『RE-MAIN(リメイン)』1話感想・考察記事です。
アニメ1話の感想付きネタバレストーリー、リメインの意味、清水みなとの記憶喪失、交通事故、壁の凹み、清水みなと&川窪ちぬの関係についての考察などをお届けしています。
RE-MAIN(リメイン)1話ネタバレ感想・考察
清水みなとの記憶喪失
アニメ『RE-MAIN(リメイン)』1話「ごめんなさい、誰ですか」の冒頭では、主人公・清水みなと(声優:上村祐翔)が水球ボールを水中から見上げている光景が映し出されていました。それから清水みなとが病院で目を覚まし、妹の清水明日海(声優:遠藤璃菜)が「お兄ちゃんが~!」などと言いながら医者を呼びに行っています。
また、清水みなとが203日ぶりに意識を取り戻したこと、母親の運転する車で交通事故に遭ったため 水球をしていた中学3年間の記憶を失っていること、小学6年で記憶が止まっていることも明かされていました。全国大会で優勝するほどの実力者だった清水みなとは、水球時代の記憶がきれいに抜け落ちていることになりますね。
2話以降では、清水みなとが水球を始めていき、失った記憶を取り戻していくのでしょうか。あるいは、失った記憶にこだわるのではなく、新しく水球の思い出を作っていくことに主眼を置いたストーリーも予想されます。
なお、冒頭シーンから 清水みなとはプールで溺れたことによって入院している?とも思いましたが、直接の原因は交通事故だと考えて良さそうですね。その場合、清水みなとが水中にいた場面は 精神領域で彷徨っているときの映像で、中学時代に打ち込んでいた水球のボールを見ていたと考察できます。
父母親・水球仲間
1話では、清水みなとの母親・清水多江子(声優:折笠富美子)&父親・清水秀樹(声優:加瀬康之)が病室に現れるシーンも描かれていました。母親は自分の不注意で事故を起こしたことを悔やんでいる様子で、優しく接している父親も印象的でした。
また、水球仲間だった百崎陸(声優:内田雄馬)、垣花慶太(声優:八代拓)、渡久地光輝(声優:宮里駿)に加え、顧問・備前昭充(声優:緑川光)がお見舞いに来るシーンもありました。清水みなとが記憶喪失ということで、かつての仲間が自分のことを忘れているのは 事故の影響で仕方ないとはいえ ショックだったでしょうね…。
そして、顧問は整った髭が魅力的で 大人の色気が出ていましたので、思わず見入ってしまいました…!『RE-MAIN』はキャラデザが良いので、これから登場するキャラにも注目していきたいですね。
岡山・倉敷美観地区
清水みなとが家に帰るシーンでは、店舗兼自宅になっていることが明かされていました。場所は岡山県・倉敷美観地区で、店名は「MEMORY SHOP きよみず」になっています。
清水みなとの両親は、ジーンズがメインの土産物屋を営んでいるみたいですね。家が商売をやっている中でも、清水みなとに跡継ぎを迫ることなく、好きなことをさせている点も推しポイントだと言えます。
亀がかわいい
1話では、清水家で 亀(名前:かめきち)を飼っていることも判明していました。看板亀のかわいいビジュアルが魅力的で、見ているだけで癒されましたね。
亀は癒し枠なのか、水球と何らかの関係を持たせていくのかも気になります!
リメインの意味
清水みなとが水球の書籍を見る場面では、リメインの意味が明かされていました。リメインとは反則の一つで、相手側2m内よりボールが出ても2m内に留まっていることでした。また、リメインオフサイドとも説明されています。
リメインの意味は 英語の和訳としては「留まる、残る」などになり、そのままの状態であること指す言葉ですね。清水みなとは小6で記憶が止まっており、妹は事故の悪夢を見ていましたので、それぞれその時点で留まっていると言えます。
そうすると リメインは、本来進んでいるところに進まず、過去の時点に留まっていることを表現していると考察できます。これは、清水みなとの記憶&妹のトラウマなどを指しており、水球ルールで例えると反則圏内に留まっていることになりそうです。
ある意味ではエラー状態とも言えますので、今後はそれが正常なところに進む過程を描いていき、感動的な場面も出てきそうな予感です。
四天王・三銃士
1話では、清水みなとが雑誌を読む展開もあり、見出しには 四天王から三銃士 と書かれていました。かつて四天王と呼ばれたメンバーは、清水みなとが水球を辞めたことで、今では百崎陸・垣花慶太・渡久地光輝が三銃士と言われているみたいですね。
また、誌面には川窪ちぬ(声優:Lynn)も載っており、清水みなとが川窪ちぬのことをかわいいと言って 惚れているシーンもありました。この場面は、そんな清水みなともかわいい印象がありましたね。
そこへ岡栄太郎(声優:西山宏太朗)が話しかけてきて、同じ高校に進んで一緒に水球がやりたいと言っていました。先輩である清水みなとに憧れている様子、後輩キャラらしい振る舞いがグッときました!
壁の凹み
清水みなとの部屋で、壁の凹みが映し出される場面も1話内にありました。これは何かの伏線になっている印象で、例えば水球に悩んでボールを投げた跡だと考察できます。
あるいは、誰かと言い合いになり、壁にぶつかったときの跡 という可能性もありそうです。
もしかしたら、明るい性格が印象的な 清水みなと にも闇があり、それが明かされる放送回があるのかもしれませんね。
事故
1話では、清水明日海が寝ている時に事故現場の夢を見る展開も描かれていました。その映像では、母親が運転する車の前にトラックが飛び出してきて、それを回避していました。
そうすると、母親だけが悪いわけでもなさそうですね。あの車間距離で車道に出てくるトラックは左右確認したのか?という気もしますが、お互いのスピードや視界の関係などもありそうですので、仕方のない事故だったとも言えます。
なお、事故について説明的に誰かが語るのではなく、清水明日海の夢を通して明かす点も良かったですね。設定関係が説明的だとストーリーのテンポが悪くなる場合もありますので、これをクリアしている『RE-MAIN』は良作だと評価できます。
漫画「泳げテッペイ!」
清水みなとが高校受験のために勉強をしていく描写も1話内にありました。
勉強・リハビリ・漫画を繰り返すシーンがコミカルで、漫画「泳げテッペイ!」を読んで爆笑するシーンは見ていて和みました!
山南高校・名言セリフ
1話では、清水みなとが文武両道の名門・六花学園ではなく、隣の岡山県立 山南高校に進学する展開も描かれていました。学校を歩いていると、岡栄太郎が話しかけてきて、同じ高校を急遽受験したと語っています。
教室のシーンでは、水球部のキャプテン・城島譲(声優:木村昴)が、上から読んでも下から読んでも「じょう/じま/じょう」だと言っているセリフが面白かったですね。
そして、城島譲が水球部の勧誘をしていると、生徒がマイナーだと言っていました。ここで、城島譲は マイナーかではなくやりたいかで決めろよ と言っており、これは名言だと感じました。
メジャーか、モテるか、他人の評価などではなく、自分が何をしたいかを指標にするべき というメッセージ性がありましたので、グッときました!
岡栄太郎
城島譲が清水みなとを有名選手だと知っており、水球部に勧誘する展開も1話で描かれていました。また、清水みなとが田中太郎と嘘を言って逃げるシーンでは、岡栄太郎が清水みなと本人だと言ってチクっていましたね。
岡栄太郎は良いポジションにいるキャラで、純粋なところが憎めないですね。清水みなとにとって、岡栄太郎は何かと掻き乱すような人物にもなっていましたので、2話以降もどんな行動に出るのかが気になります!
川窪ちぬ
1話では、清水みなとが城島譲・岡栄太郎から追いかけられ、隣の六花学園に逃げるシーンもありました。どうやらその場所を知っている様子でしたので、六花学園の中等部に通っていたと考察することもできますね。
記憶喪失にもかかわらず潜在意識に残っていると解釈できますので、大切な思い出の場所だということが伺えました。
さらに、雑誌に載っていた女性・川窪ちぬが現れ、久しぶりと言ってほっぺにキスをするシーンも描かれています。川窪ちぬは六花学園の生徒で、水球部の仲間だったか、元彼女という可能性も考えられます。
あるいは、現在進行形の彼女で、清水みなとが記憶喪失の関係で 忘れているだけ というパターンもありそうです。川窪ちぬはキーパーソンであり、清水みなとに大きな影響を与えていくとも考察できますね。
RE-MAIN(リメイン)1話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『RE-MAIN(リメイン)』1話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
1話では、清水みなとが事故の影響で記憶喪失になり、高校の水球部に勧誘されていくストーリーなどが描かれていました。また、リメインの意味も明かされ、熱い名言セリフ、意味深な伏線も盛り込まれていました。
清水みなと&川窪ちぬはどんな関係なのか、清水みなとが水球部に入部する過程はどのように描かれるのか?続きのストーリーが気になりますので、ぜひ2話以降も視聴継続していきましょう!
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