『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』評価・ネタバレ感想!面白い魅力を考察

『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』評価・ネタバレ感想!面白い魅力を考察

『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』評価・ネタバレ感想、面白い魅力を考察。

なぜ『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』は面白いのか?どんな話なのか?あらすじ内容やストーリー設定、キャラクター情報などに触れながら、その魅力に迫ります!

『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』読み切り漫画掲載!

週刊少年マガジン2021年35号にて、読み切り漫画『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』が掲載。作者は三上裕先生。ジャンルはラブコメ。アンケートで好評だった場合は連載が決定します。

あらすじストーリーは、大企業の令嬢・早乙女麗華(さおとめれいか)が好きな男性である新堂真(しんどうまこと)と付き合うまでデスゲームをする内容。

以下より、読み切り漫画『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』の評価・ネタバレ感想、面白い魅力などをお届け。その前に少し気になった点の批判的レビューを掲載。

批判的レビュー

内容に入る前に、他作品との関係に限った批判的なコメントをします。まず読み切り漫画の1ページ目には、「恋か死か」から始まる煽り文が掲載されています。

読み切り漫画『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』がマガジンに掲載されたのは、『恋か魔法かわからない』の最終回が掲載された号と同じです。これを知っている読者であれば、「恋か魔法か」が「恋か死か」に変わっている?パクリ?担当編集は同じ方?とも受け取れました。

また、『恋か~』は途中で連載を終わらせ、入れ替わるように『早乙女さん~』を連載させたい意図が感じ取れました。掲載順も『恋か~』の方が後ろで、扱いが全く違いました。

これは編集部ではそういう扱いでも、愛読していたファンもいますので、ファンへの配慮などの観点で少し問題があるとも指摘できます。『早乙女さん~』は内容が面白いだけに、『恋か~』との関係に注目した場合に限りますが、編集の仕方がもったいない印象です。もっとも、このあたりは賛否両論が分かれ、様々な解釈ができる部分でもあります。

次からは具体的内容に入っていきます。漫画はとても面白い内容ですので、肯定的な評価・レビューになっています。

評価・ネタバレ感想、面白い魅力を考察

恋愛・デスゲーム

読み切り漫画『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』の冒頭では、新堂真たちが廃校に集められ、サングラスをかけた黒服が拘束者を要求しています。ここで、クールビューティーの雰囲気があるヒロイン・早乙女麗華が名乗り出て、連行されていました。

その後、校内放送で命懸けのデスゲームをしてもらうとのアナウンスがあり、声の正体が麗華だったことが明かされています。合わせて、黒服の正体も早乙女家の執事だと判明。それから麗華が真と付き合うためにデスゲームをしていることも語られています。

不穏なデスゲームかと思いきや、まさかの恋愛感情をこじらせた麗華の計画だとわかったときには、その意外な展開に驚きましたね。麗華が赤面しているかわいい表情も魅力的で、凛としたクールな雰囲気と デレを発動させているギャップが最高でした!

ハプニング・名前呼び

読み切り漫画『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』では、麗華と真が鉄球から逃げ切るゲームをする展開も描かれています。鉄球は黒服が操縦できるように細工してあるとのことで、そのコミカルな描写が笑いを誘っていました。

その後、操縦が効かない事態になり、真が麗華を助けるために押し倒しています。ここで、真の名前すら知らないと言っていたはずの麗華が「真君」と言ってしまい、荒ぶっています。クールキャラ設定が崩壊するさまは痛快で、非常に面白いシーンになっていました。

読み切り漫画の結末ラストは、真たちの暮らす場所がVIP待遇で、パソコンやベッドが完備され、食べ物なども自由に注文できることが語られて終わりとなっていました。

麗華が真と付き合うためのデスゲームですので、VIP待遇というわけですね。真たちからすれば謎のVIP待遇ですので、どうなっているんだ?という疑問が生まれている印象です。

キャラクター

ここでは、『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』のキャラクターに着目して魅力を考察。

麗華は金髪ロングの髪型とスタイル抜群のかわいいルックスが魅力的。また、片想いの恋愛感情からデスゲームを仕込んでいるところ、クールとポンコツ・デレのギャップ、リアクション芸などもグッときます。

真は突然巻き込まれたデスゲームにもかかわらず、冷静に行動する様子が好印象です。そして、自分の危険よりも相手を優先する性格、臨機応変な決断力なども魅力的。

早乙女家の執事(黒服)は任務を全うしつつ、素の気持ちを打ち明けることもありますので、ナイスなポジションにいます。

『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』はキャラクター設定とキャラデザのイラストも魅力的ですので、要注目です!

ストーリー内容

ここでは、『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』のストーリー内容に着目して魅力を考察。まず序盤の不穏な展開と付き合うためのデスゲームというギャップが魅力的で、種明かしのタイミングもベストでした。

また、鉄球の操縦が効かなくなるハプニングに真が対応する展開、麗華がボロを出す流れも面白いと評価できます。さらに、どうなるかわからないハラハラドキドキ感のあるストーリー、各シーンでの温度差なども見どころです!

『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』評価・ネタバレ感想、面白い魅力まとめ

『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』評価・ネタバレ感想、面白い魅力を考察しました。

週刊少年マガジン2021年35号掲載の読み切り漫画『早乙女さんにはもうデスゲームしかない』は、恋愛とデスゲームを絡めた面白いストーリー、ギャップのある展開、魅力的なキャラクターなど、多くの見どころがある作品。

紙雑誌に加え、公式漫画アプリ「マガポケ」でも読むことができますので、要チェックです!

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