『正体不明と恐怖』打ち切り理由・完結最終回19話ネタバレ感想・最新刊情報

『正体不明と恐怖』打ち切り理由・完結最終回19話ネタバレ感想・最新刊情報

『正体不明と恐怖』打ち切り理由・完結最終回19話ネタバレ感想!

マガポケ連載漫画『正体不明と恐怖』は打ち切りか、最終回の終わり方、最新刊4巻の発売日も掲載!

『正体不明と恐怖』打ち切り理由

講談社「マガジンポケット」連載の青春ミステリーラブコメ漫画『正体不明と恐怖』は打ち切りなのか。全19話・全4巻の少なさ、連載開始から2年も経過せずに完結、ヒロインが主人公を好きになった理由が不明、ヒロインが抱える問題解決の過程が丁寧に描かれていない、唐突な終わり方などを加味すれば、打ち切りの可能性が高いと考察できます。

『正体不明と恐怖』打ち切り理由として、仮面の正体が判明した後は主人公・石動カナメの恐怖は無くなって漫画タイトルが機能しなくなったこと、ストーリー展開の盛り上がりに欠けたことなどに加え、単行本の売上が振るわなかったと考察することもできます。

正体判明後も海の家でアルバイトをするなどの新展開から打ち切り回避したのかと思いましたが、海のシーンで突然終わっているので、打ち切りエンドのような結末だと感じました…。

完結最終回19話ネタバレ感想

杜下エリス

漫画『正体不明と恐怖』完結最終回となる最新19話「夜の海と花火」では、杜下エリスがマスクを外して、人前で素顔を出す勇気が持てたと明かしています。石動カナメや羊の会メンバーのおかげで、問題解決に繋がったので良かったと思える展開でした。

杜下エリスが石動カナメに告白しなかった理由は恥ずかしさがあり、素顔を出したことで勇気を使い果たしている状況で、おあずけにしたと解釈できます。

最初に焦点が当たった杜下エリスの恋愛的な掘り下げがあったのは嬉しかったのですが、他ヒロインのエピソードも見たかったですね…。

ラストシーン

夜の海で花火をして、アルバイトが終わって家路に着いた話の後は、メインキャラ5名のイラストがあり、ダンを加えた6名が学校にいるシーンで結末を迎えています。「おわり」の文字は破壊力満点で、突然の連載終了を告げる言葉に衝撃を受けました…。

ラストシーンのイラストはそれぞれが穏やかな表情で、杜下エリスはマスク・橙海凛空は眼帯が外れていました。人前でマスクが外せなかった杜下エリス、左側から気配を感じて左目に眼帯をしていた橙海凛空、声が出せなかった永輪紫夕日に加え、伊舞七星の問題も改善したと解釈できます。

伊舞七星は何が問題なのかよくわからないまま終了し、ヒロインレース要素や誰かと付き合う展開はなく、最後は唐突な終わり方だったので、打ち切りエンドのような結末だったと思います。強制的に終わらせて完結扱いになったとしても、内容からすれば未完結という印象もあります。

カウンセラーの須賀田鳥子はラストシーンで未登場、1話で登場した天久さんは特に掘り下げがなかったのも気になりました。これからラブコメが盛り上がりそうな雰囲気もあり、キャラの過去や家族エピソードなども知りたかったので、終わったのは勿体ない気もします。

仮面の正体を考察できた時期が一番面白く、それ以降は新展開の期待感もありましたが、残念ながら連載終了となってしまいました…。序盤はミステリー要素があり、途中から学園日常系・ラブコメ予備軍というイメージで、本格ラブコメ成分は結果的に少なめになった印象も受けました。

最新刊4巻

漫画『正体不明と恐怖』最新刊の最終4巻は2025年3月17日発売!1巻表紙は杜下エリス、2巻は永輪紫夕日、3巻は橙海凛空だったので、4巻は伊舞七星が表紙だと思われます。全4巻となりましたが、ヒロイン4名がそれぞれ表紙担当と考えれば、その意味ではキレイに収まっているという見方もできます。

ヒロインのかわいいキャラデザ、仮面の正体が気になるエピソード、問題解決のために主人公が寄り添う展開など多くの見どころがあるので、連載完結後は単行本で何度も読み返していきましょう!

『正体不明と恐怖』最終4巻(完結)
発売日:2025年3月17日
原作:脊髄引き抜きの刑
漫画:フライ
出版社:講談社

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