セクシー田中さん炎上理由&芦原妃名子なぜ死亡・脚本家変更概要

セクシー田中さん炎上理由&芦原妃名子なぜ死亡・脚本家変更概要

『セクシー田中さん』炎上理由&芦原妃名子なぜ死亡、脚本家変更情報。

ドラマ原作者・芦原妃名子&脚本家変更、遺書の有無、『セクシー田中さん』連載終了情報なども掲載。

芦原妃名子&脚本家変更理由

『セクシー田中さん』は芦原妃名子先生による小学館「姉系プチコミック」連載漫画が原作。実写ドラマは2023年10月から日本テレビ系で放送。

ドラマ脚本は8話まで脚本家・相沢友子さん、9話&最終回10話は原作者・芦原妃名子先生が担当。脚本家の変更理由は原作改変、原作側とドラマ制作側のトラブルが関係しており、ラスト2話は原作者自ら脚本を手掛けることになった。

ブログ・Twitter

2024年1月26日に芦原妃名子先生はブログ・X(Twitter)を更新し、ドラマ9話&10話の脚本を書かざるを得ないと判断するに至った理由や経緯を説明している。

『セクシー田中さん』ドラマ化の条件は原作漫画に忠実な内容だった。しかし、作品の核として大切に描いたシーンは大幅なカット、作品の個性を消した王道の展開に変更させられるなどの問題が発生。小学館が日本テレビに掛け合うも、ドラマ制作側の原作改変が改善されない。その後、9話&10話は芦原妃名子先生が脚本を直接担当することになった流れなどが記録されていた。

1月28日には投稿が削除され、芦原妃名子先生は行方不明となった。1月29日には自ら死亡したとみられており、多数の関係者・ファンが心を痛めている。

なぜ死亡・遺書有無

芦原妃名子先生はなぜ死亡したか。死亡理由はドラマ脚本が原作漫画と違う方向に進んだこと、原作改変を止めるように主張する日々の疲弊が関係していると解釈できる。芦原妃名子先生は遺書を遺していた。

本名・代表作品

芦原妃名子先生の本名は松本律子。代表作品はドラマ化された『砂時計』『Piece』『セクシー田中さん』など。

漫画連載終了

ドラマの原作漫画『セクシー田中さん』は未完結で連載終了した。悪い意味の打ち切りではない。元々から休載する予定だったことが明かされており、それはドラマ関連で疲弊していたことが原因と考察することもできる。2024年2月上旬時点で、漫画『セクシー田中さん』最新刊は7巻まで発売中。

■漫画『セクシー田中さん』
作者:芦原妃名子
連載誌:姉系プチコミック
出版社:小学館
単行本レーベル:フラワーコミックスα

■書籍情報
漫画『セクシー田中さん』単行本商品ページ

セクシー田中さん炎上理由

『セクシー田中さん』炎上理由は、ドラマ脚本家変更、原作側とドラマ制作側のトラブル、原作者死亡、8話までの脚本家・相沢友子さんの自己擁護&原作者批判と解釈できるインスタ投稿、関連各所の対応なども複雑に絡んでいる。

原作者は知恵を絞って、ゼロから世界観やキャラ設定を考案している。ドラマやアニメの制作側はヒット作にするための工夫・映像作品特有の要素を加えるとしても、既存コンテンツを使用してメディア化する側であり、原作リスペクトの心を持つべきである。

原作者と会って丁寧にヒヤリングする制作陣もいること、原作愛が感じられるオリジナル要素は賞賛&原作軽視の改悪は批判されることもある中で、原作者が明確に望んでいない間違った解釈で改変を試みるのは大変失礼である。作品の核を大幅にカットすれば作品本来の魅力が伝わらず、メディア化する意味がない。むしろ作品イメージに悪影響を及ぼす危険性も潜んでいる。

オリジナル要素が好みならば、完全新作オリジナル作品でゼロから作るべき。その労力を消費せずに原作者が作った土台を改悪、挙句の果てに疲弊・死亡させる事態など許されるはずがない。

原作改変で原作者が死亡したこと、実力派漫画家の未来を奪ったことは重く受け止める必要がある。最新話の続きを楽しみにしていた原作ファンも悲しませている。今後このような事態が起きないことを願いたい。

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