『シンフォギア』雪音クリス「あしたのあたし」歌詞の意味を考察!

『シンフォギア』雪音クリス「あしたのあたし」歌詞の意味を考察!

「TVアニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング4」カップリング曲「あしたのあたし」(歌:雪音クリス CV:高垣彩陽)について、歌詞・曲タイトルの意味を考察しています。

「あしたのあたし」(歌:雪音クリス CV:高垣彩陽)とは

「TVアニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング4」カップリング曲「あしたのあたし」は、雪音クリスが1期の頃から経験してきたこと、雪音クリスの心情・環境の変化などが歌われている曲です。

フィーネに飼い慣らされていた頃、歌が大嫌いだと言って突っ張っていた頃から、帰る場所を見つけて歌が大好きだと言えるようになり、今度は雪音クリスが誰かの手を繋ぐ側になるという考えを持つまでが歌詞には綴られています。

1期から『戦姫絶唱シンフォギア』を視聴されてきた方であれば、感動して涙腺崩壊したのではないでしょうか!筆者は、しばらくその場から動けなくなるほどに感動してしまいましたッ…!

「あしたのあたし」の意味を考察

曲タイトル「あしたのあたし」からは、辛い過去を乗り越えた雪音クリスが、自分自身の未来を見据えているような印象を受けます。

雪音クリスは当初、「あした」という発想を持つことができないほどに過酷な環境に身を置いていました。その後、S.O.N.G.の皆と出逢い、人の優しさに触れていきます。

そうして雪音クリスは「あした」という発想を持てるまでに成長を遂げていきます。曲タイトルの「あした」にはこういった意味が込められているような気がします。

また、雪音クリスが自分自身の存在意義・生き方をも考えるようになっていることが、「あたし」という曲タイトルに反映されているような気がしますね。

「あしたのあたし」歌詞の意味を考察

歌詞①

一人ぼっちの鉄柵の中

一番最初の歌詞から泣きそうになる歌詞が展開されていますね…!1期の頃、雪音クリスはフィーネによって鉄柵の中に入れられていましたので、鉄柵の中でフィーネから電撃を流されて叫んでいるシーンなどが連想されますね…!

歌詞②

痛みだって孤独よりもマシ

1期の頃、雪音クリスはフィーネの道具のような使われ方をしていました。誰かを傷つける痛みを感じていたとはいえ、あの頃の雪音クリスは孤独に押し潰されそうになっていたと言えます。

まさに「孤独よりも痛みを感じる方がマシ」だと感じていたのでしょう…。「誰かを傷つける痛み」というのは相手がいるもの。「孤独」というのは一人ぼっち。

どっちがマシかと問われれば、たとえ「誰かを傷つける痛み」を伴うものであっても相手がいる方を雪音クリスは選んだということですね…。

あの頃の雪音クリスは、それが生きる希望であり、生きている証だったんだと思います。

歌詞③

そんなあたしに手を差し出し「繋ごうか…?」って言った

ここの歌詞は、立花響が雪音クリスに対して手を差し出したことが連想される歌詞ですね。人の優しさに触れ、雪音クリスの心が徐々に溶かされていった時期です。

歌詞④

「歌が大好き」「ありがとう」

ここの歌詞では、歌が大嫌いだと言っていた雪音クリスが、両親の想いを大切にしており、やっぱり歌が大好きだと思っていく展開を思い出しますね。

また「ありがとう」という歌詞は、手を差し出してくれた響や、いつも側にいてくれたS.O.N.G.のメンバーに対して「ありがとう」と言っているような気がします。

歌詞⑤

「卒業」

雪音クリスのキャラソンで、「卒業」という歌詞が使用されていることに感動してしまいました。

昨日までの自分からの卒業、誰かを傷つけて自分も傷つけていた時期からの卒業、歌が大嫌いだと言っていた時期からの卒業、手を差し出される側からの卒業…など様々な意味が込められているような気がします。

歌詞⑥

はじめて会う誰かの手を繋ぎ…

手を繋がれて救われたことがある雪音クリスが、今度は誰かの手を繋ぐ側に回ることが伺える歌詞ですね。

痛みを散々味わってきた雪音クリスだからこそ、誰かの助けを求める声に気づき、あたたかく手を差し出していけるんだと思います。助けられた側から助ける側になろうと考えている雪音クリスが素敵ですッ!

また、ここの歌詞は辛い過去を乗り越えた雪音クリスの成長を感じることができる歌詞でもあります。1期から5期までの出来事を思い出すと、涙が止まりませんねッ!

「あしたのあたし」作詞作曲編曲者

「あしたのあたし」の作詞・作曲は上松範康さん(Elements Garden)、編曲は岩橋星実さん(Elements Garden)がそれぞれ担当しています。

「あしたのあたし」(歌:雪音クリス CV:高垣彩陽)を聴こう!

「TVアニメ 戦姫絶唱シンフォギアXV キャラクターソング4」カップリング曲「あしたのあたし」(歌:雪音クリス CV:高垣彩陽)について、歌詞・曲タイトルの意味を考察いたしました。

「あしたのあたし」は、雪音クリスの心情・環境の変化、成長を感じることができる良曲になっていますので、是非何度も聴いてみて下さいね!

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