『戦姫絶唱シンフォギア』より、マリア・カデンツァヴナ・イヴ&アガートラームの正体を考察しています。
また、アガートラームの能力、エンキやサソリとの関係、マリアの出身地・ウクライナとチェルノブイリの関係についても触れています。
マリア・カデンツァヴナ・イヴとは
『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズのヒロインであるマリア・カデンツァヴナ・イヴは、アニメ2期より登場したシンフォギア装者です。当初はF.I.S.側に所属していましたが、S.O.N.G.側に加わることになりました。
またマリアは当初ガングニールのギアを身に纏っていましたが、響に与えることになったため、亡き妹・セレナが身に纏っていたギア・アガートラームを身に纏っていきます。
このマリアが身に纏うギア・アガートラームの正体などについて、考察の余地がありそうですので、以下より考察をしていきます。
アガートラームの正体を考察
マリアのアガートラームは、イラク戦争を引き起こした原因になっている大量破壊兵器とされ、ケルト神話で登場する銀の腕ともされています。また、エンキの腕との絡みも伺えます。
これらからアガートラームの正体を考察すると、アガートラームはエンキの腕由来の聖遺物となり、その後 大量破壊兵器として使用された可能性が考えられます。
だからこそ5期でヴァネッサはマリアに対して、アガートラームについての指摘をしていたのかもしれません。
アガートラームとエンキの関係
ここからは、マリアのアガートラームとエンキの関係について掘り下げていきます。
アガートラームとエンキの関係といえば、シェムハ未来がアガートラームを身に纏ったマリアのことを「エンキの末にあたる存在か」と称しているシーンがありましたね。
これによりアガートラームが、エンキの腕由来の聖遺物になっている可能性が上がった気がします。仮に、マリアがエンキの末裔だとすると、神との関係も気になるところです。
また、マリアがエンキの直系の末裔ではないとしても、エンキの腕由来の聖遺物の可能性があるアガートラームをマリアが身に纏っている以上、何らかの特別な関係がありそうな気がします。
ちなみに、マリアはシェムハ未来が放ったものを見て、「銀の輝き」と言っているシーンも気になります。
シェム・ハの腕輪(未来に宿っている神)とアガートラーム(エンキ)が、同類あるいは兄妹姉妹のような関係にあるような気もします。
アガートラームの能力
ここで、アガートラームの能力を簡単に確認しておきます。アガートラームの能力は、短剣を展開して攻撃できるほか、バリアを作って防御できるといった能力も持っています。また、ベクトル操作により対象物の向きを変えることができます。
アガートラームは、自由自在に変化することが可能であり、無数の短剣を展開して多くの対象物を破壊することが可能であるため、大量破壊兵器と称されたことにも頷けます。
アガートラームとサソリの関係
ここからは、アガートラームとサソリの関係について簡単に触れていきます。
5期オープニング映像では、砂漠地帯にいるサソリが何らかの物に隠れる描写がありますね。サソリが隠れたものは、シェム・ハの腕輪の可能性もありますが、アガートラームの可能性もありえそうです。
サソリに攻撃的なイメージがあることは、アガートラームが大量破壊兵器と称されたことに関連しているような気がします。
またサソリは獲物を攻撃する際に、隠れた上で確実に仕留めることから、5期オープニング映像との関連が気になるところです。
マリアがシェムハ未来を仕留めるなどの、何らかの動きを見せることの伏線になっているようにも思えてきます。
5期10話でマリアのアガートラームが、未来のシェム・ハの腕輪を捕えていましたので、このことを差しているのか、他に大きな動きがあるのかも気になるところです。
最終的にシェムハ未来に対しては、響がメインとなって動き、マリアも力添えをする展開になるのではないかと考えていますが、果たして展開やいかに・・・?
マリアの出身地・ウクライナとチェルノブイリの関係
マリアの出身地はウクライナですが、ウクライナはイラクと近い場所にある国ですね。
アガートラームはイラク戦争を引き起こした原因になっている大量破壊兵器とされていますので、マリアがアガートラームを身に纏える理由と何らかの関係がありそうな気がします。
また、5期オープニング映像でマリアとセレナの幼少期のようなシルエットがありますが、2人は何らかの事故が起こった後の瓦礫の中に立っているように見えます。
仮に何らかの事故が ウクライナの チェルノブイリ原発事故 とすれば、アガートラーム起動実験の失敗により爆発した という設定にしている可能性も考えられそうです。
2人が事故に巻き込まれたことでアガートラームとの関係が生まれたか、最初から依り代として利用されていた可能性なども考えられそうですね。
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TVアニメ「戦姫絶唱シンフォギアXV」キャラクターソング5
マリアの正体を考察
ここからは、マリアの正体を考察していきます。
イヴ
マリアのフルネームは「マリア・カデンツァヴナ・イヴ」ですが、「イヴ」=旧約聖書で登場する「アダムとイヴ」の「イヴ」をモチーフにしている可能性が考えられそうです。
かつて神は、最初の人類「アダムとイヴ」を作りました。2人はエデンの園で、食べてはいけない種を食べたため、神は2人を追放します。
これが「原罪」とされていることから、『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズ内で人類は原罪を負っているとしてストーリーが組み立てられているものと思います。
仮にマリアの名前「イヴ」が、「アダムとイヴ」の「イヴ」をモチーフにしているとすると、神話由来の意味が込められていることになりますので、同じく神話で登場する神・エンキとの関係もありそうな気がしてきます。
マリア
マリアの名前「マリア」は、歴史上の人物である「聖母マリア」がモチーフになっている可能性も考えられそうです。
そうすると、「聖母マリア」は「神の母」とも称されていますので、ますます神との関係・エンキとの関係も気になってきます。
『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズに登場するマリア・カデンツァヴナ・イヴの正体は、何らかの特別な血筋を持つ者、あるいは神との関係がある人物なのかもしれませんね。
また、現在ガングニールを身に纏っている響が「神殺しの力」を得ているとすれば、かつてガングニールを身に纏っていたマリアも「特別な能力」を備えている気がします。
アガートラームを身に纏うマリアの正体が、今後どの程度アニメ本編で語られるのかが気になるところですね。
『シンフォギア』マリア&アガートラームの正体考察まとめ
『戦姫絶唱シンフォギア』より、マリア・カデンツァヴナ・イヴ&アガートラームの正体を考察いたしました。
また、アガートラームの能力、エンキやサソリとの関係、マリアの出身地・ウクライナとチェルノブイリの関係についても触れてきましたね。
マリアとアガートラームの関係が気になるところですが、5期10話視聴後時点において、はっきりとした描写が描かれていませんので、今後のストーリーに注目していきたいですね!
以上、マリア&アガートラームの正体考察などについてでした!
【NEW】5期11話にて、アガートラームとエンキの関係が描かれました。アガートラームは、エンキが自ら切り落とした腕だと考えられますね。その後、聖遺物として人類に使用されていったと考えることができそうです。
さらに、シェム・ハとエンキはかつて仲間だったことも5期11話にて明らかになっています。
■5期11話の感想記事はコチラ!
シンフォギアXV5期11話感想!大御所が登場だとォ?謎も明らかに!
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