『シンフォギア』4話感想!風鳴翼の絶唱、立花響は武術を訓練!

『シンフォギア』4話感想!風鳴翼の絶唱、立花響は武術を訓練!

『戦姫絶唱シンフォギア』1期4話感想記事です。奏がシンフォギアの力を手に入れたシーンや、翼の絶唱シーン、響の熱い決意と特訓シーンなど、今回も見どころたっぷりでした。

天羽奏のセリフがグッとくる!

天羽奏が14才の頃に、風鳴弦十郎や黒服の男たちと話すシーンからスタート。奏の家族は、ノイズに襲撃されて命を落としました。

天羽奏「あたしの家族の仇は、あたししか取れねーんだ!あたしにノイズをぶち殺させろ!」

家族の仇を取るために、自分の手でノイズ倒したいという固い決意が伺えますね。その後、風鳴弦十郎に「地獄に落ちることになってもか?」と言われます。

天羽奏「奴らを皆殺せるのなら、あたしは望んで地獄に堕ちる!」

地獄に堕ちようが、どうなろうが、ノイズを倒せれば何でもやるという姿勢ですね!遺族感情を考えてみれば、痛いほどわかりますよね。

天羽奏がガングニールの力を手に入れたシーン!

地獄に堕ちることになっても、シンフォギアの力を何としてでも手に入れたい。そんな奏に試練が待っていました。

奏は、吐血し、悲鳴を上げています。しかし、奏の心は折れません。それどころか自ら注射を打っています。力ずくでもノイズへの対抗手段が欲しかったんですね。

次の瞬間、適合係数が上昇し、ガングニールに身を包む奏の姿がありました。翼は、ガラス張りの向こうですべて見ていました。

奏がどんな思いでシンフォギアの力を手に入れたのか、どんなことをしてシンフォギア装者になったのか。翼は、痛いほど見てきているのです。

風鳴翼の笑顔がかわいい!大切な思い出とは?

奏と翼がトレーニングをしているシーンに変わります。海沿いの坂道を走り終えた後に、翼にとって嬉しかったセリフを奏が言っていました。

天羽奏「この先もずっと翼と一緒に歌を歌いたいと思ってね。」

奏にそう言われた翼も、この表情で喜んでいます。まだ奏に甘えていた頃の翼さんですね!笑顔がかわいい!

回想シーンで出てくるということは、翼にとって大切な思い出なんだと思います。ずっと一緒に歌いたいと、心から思っていたはずです。もちろん言った本人である奏も・・・。

しかし、奏は、帰らぬ人となってしまいました・・・。絶唱を決意する奏を、翼は止めようとしていましたが、絶唱をすると二度と歌えなくなることをわかっていたんだと思います。

ずっと一緒に歌いたかった――しかし、ノイズを一掃するためにシンフォギア装者になった奏としては、もう絶唱しか手段はなかったんですね。翼は、そんな奏の生き様を見てきているからこそ、次のシーンで防人の生き様を見せます。

風鳴翼の名言!

風鳴翼のキャラソン「絶刀・天羽々斬」が流れ、翼は、ネフシュタンの鎧を身に纏った少女と戦っていました。

風鳴翼「私の不始末で奪われたものを忘れるものか、なにより私の不手際で奪われた命を忘れるものか!」

奏の死は、自分のせいだと思っているみたいですね。「そんなことはないよ翼!」と言ってあげたいですが、翼は真面目で、責任を感じている様子。

SAKIMORI語録、ここに参上!

響が「相手は人です!同じ人間です!」と言うと、翼たちはこう言います。

風鳴翼&ネフシュタンの鎧の少女「戦場(いくさば)で何を馬鹿なことを!」

「せんじょう」ではなく「いくさば」です(笑)。SAKIMORI語を使う翼が言うのはわかりますが、ネフシュタンの鎧の少女までも「いくさば」と言っているのは面白いですね!

ネフシュタンの鎧の少女も、後々いろいろな場面で、独特の方言なのか、変わった言葉を使うんですよね。そこで、そんな2人でハモらせてみよう!という制作陣の遊び心だと思いましたね(笑)。

その後、響は制止しましたが、翼は戦います。必殺技を繰り出しますが、全く効かず、なかなか手ごわい様子。

風鳴翼が絶唱・・・!

ネフシュタンの鎧の少女「のぼせあがるな人気者!」「まるで出来損ない!」

こんなセリフまで言われ、翼はもう絶唱しかないと決意します。翼は、必殺技「影縫い」をして相手の動きを封じ、絶唱の聖詠を口にします。

ネフシュタンの鎧の少女がいるところまで移動して、肩を持ちながら目の前で絶唱を放ち、撤退させました。

目と口から血を流す翼・・・。絶唱の負荷は計り知れないものであり、なんとか生きている状況です。

風鳴翼「私とて人類守護の務めを果たす防人、こんな所で折れる剣じゃありません。」

どこまでも、風鳴翼は防人なんですね。絶唱によるバックファイアで、とても言葉を発する状態ではなかったはずです・・・。

翼の絶唱と、奏の回想シーンを同じ回(4話)に持ってきた理由

「翼の絶唱シーン」と、「奏がガングニールを手に入れた回想シーン・この先もずっと一緒に歌を歌いたいと奏に言われた回想シーン」を、同じ回(4話)に、わざわざ持ってきた理由がここで見えてきますね。

奏は人類守護の務めを果たしましたが、翼は務めを果たしていないと思っているようなので、自分だってできることの意味や、その存在を示したかったんじゃないかと思います。

奏への憧れもあったかもしれませんね。奏がシンフォギアの力を手に入れたときの痛み、ずっと一緒に歌えると思っていた奏の死・・・奏を追いかけるように絶唱したと言えます。

こうして翼は、絶唱をしてネフシュタンを追い詰め、人類守護の務めを果たしました。その代償は決して軽くないものでしたが・・・。

「よくやったぞ翼!」と奏に褒めてもらいたい気持ちも、あったかもしれませんね。あっ・・これは涙腺やられますね・・・。

反省する立花響

病院に搬送された翼は、一命は取り留めたものの、絶対安静が必要という状況がわかります。風鳴弦十郎は、ネフシュタンの鎧を追跡することに・・・。

その頃、響は落ち込んでいました。そこへ翼のマネージャーでもある緒川慎次がやってきて、翼のことを教えます。

響は、翼のことを何も知らずに、「一緒に戦いたい」と言ったことや、3話で「奏の代わりになりたい」と言ったことを反省している様子。

「奏の代わりになりたい」と響が言ったときに、なぜ翼が怒っていたのかもようやく気づきます。響は自分を責めながらも、弱さを隠して泣きながらも頑張ってきた翼のことを、深く理解します。

立花響×小日向未来(ひびみく)

響は未来の前で考え事をしていましたが、正妻の未来にはお見通しです。未来は優しく励まし、響は元気になります。

未来は、2人で見る予定だった「こと座流星群」の動画を撮っていました。響に隠し事をしたくないから、響に動画を見せてきます。

響は「こと座流星群」が流れた頃、ノイズと戦っていました。しかし、未来は動画を撮って楽しんでいたと思われたくないからでしょうね。もっとも、動画は真っ暗でしたが(笑)。

響も隠し事はしないと未来に伝えます・・・。実際は隠し事をしてますけどね。

未来!違うんだ!隠し事と言っても、話してしまえば未来を危険に巻き込むことになるから言っていないだけで、桜井良子からもお願いされているだけなんだよ!と言ってあげたい(笑)!

エンディング ‐特訓する立花響‐

EDは、高垣彩陽さんの曲ではなく、響のキャラソン「撃槍・ガングニール」が流れます。響の強い決意を押し出しているというメッセージだと思いますね。アニメもまだ終わっていません。

立花響「たのもぉおぉぉ!」

と言って、響は風鳴家の門をたたき、風鳴弦十郎に弟子入りを志願します。志願した理由は、翼のことを理解し、自分が強くならなければいけないと思ったんでしょう。

翼のことを知って、前を向いて行くという響の熱い想いですね!シンフォギアが熱いアニメだと言われている理由は、響の行動や考えが大きく影響していると思います!

武術を体得するべく特訓に励む響を、木陰で見守る未来の姿もありましたね。特訓をするシーンで、海沿いの坂道を走る響を見て思ったのですが、4話前半で奏と翼も海沿いの坂道を走っていました。

奏と翼が走った坂道は、登った先に建物がありましたが、響の走った坂道は、登った先に建物がありませんでしたので、別の場所だとは思います。

しかし、この坂道を走るシーンの意味するところは、響を助けてくれた奏と、奏のことを想う翼の気持ちもすべて受け止め、響が今まさに頑張ろうとしていることを表していると思いましたね!

まとめ

4話は、この記事では多く取り上げていませんが、風鳴翼と雪音クリスを代表する名言のオンパレードでした。

LINEスタンプにもなっている名言もありました。シンフォギアのLINEスタンプは、購入して普段使っています(笑)。

翼の絶唱を受けても、ネフシュタンの少女は空に飛んで逃げて行きました。動けなくなってもおかしくないはずですが、そこは少女の身体能力の高さや、完全聖遺物ネフシュタンのポテンシャルの高さが伺えますね。

防人の生き様を目の前で見た響が、強くなるきっかけとなる回でもありました。アームドギアがない響は、武術を駆使するOTONA・風鳴弦十郎を師匠に選ぶのは正解ですね!

4話全体の流れで言うと、①奏がガング二ールを手に入れたシーン②奏のことを想う翼の絶唱シーン③そして、これらを受けての響の前向きな決意と武術特訓シーンという展開でした。

新時代の最強シンフォギア装者・立花響の始まり回ですね!以上、『戦姫絶唱シンフォギア』1期4話感想でした!

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