アニメ『探偵はもう、死んでいる。(たんもし)』8話感想記事です。
アニメ8話の感想付きネタバレストーリー、カメレオンが登場する展開、アリシアの正体が明かされるシーン、アリシアの名言、包丁の伏線と回収などを振り返ります!
探偵はもう死んでいる(たんもし)8話ネタバレ感想
ニンジン・加瀬風靡の正体
アニメ『探偵はもう、死んでいる。(たんもし)』8話「そうしてもう一度、旅にでる」の冒頭では、シエスタがカリカリと音を立てながら カレーのニンジンを食べていました。音フェチには たまらない音でしたが、カレーの煮込み時間が足りてない様子などが笑えましたね。
そして、シエスタがケルベロスの死亡、偽物の女刑事(加瀬風靡)の正体がヘルである可能性、人造人間・特殊能力などについて語っています。シエスタは君塚君彦と話し込み、連続殺人事件を終わらせるために意気込んでいました。
そこにアリシアが手伝いたいと言ってきますが、シエスタは危険だからダメだと釘を刺しています。ここでは、君塚君彦がアリシアを落ち着かせる描写なども盛り込まれていました。3人の雰囲気は まるで母親・父親・娘の家族のようで、口喧嘩の一部始終さえも尊く感じました!
アリシアの名言
8話では、殺人事件の被害者が出て、シエスタたちが遺族の母親に話を聞くシーンもありました。その母親が娘から貰ってばかりだと言いながら泣いていると、娘から貰っているのは母親も娘に与えていたからだと、アリシアが熱弁しています。
これは名言であり、親子関係・人間関係などについて深く考えさせられるセリフでした。生まれたばかりの頃は親が子供を育て、子供が立派に成長する時点で、子供は親から受け取っているものがあると言えます。
子供がお金を稼げるようになってから何かを親に与えた場合、それは恩返し・育ててくれたお礼の側面もあると思います。こういったことも脳裏に浮かぶ名言だと感じました。
そして、該当シーンでは アリシアの熱量を感じるセリフが、母親に響いている雰囲気もグッときました。
指輪・犯人
君塚君彦がアリシアに指輪をプレゼントする場面も8話内にありました。アリシアの左手・薬指に指輪をはめる君塚君彦、それを受けて顔を赤らめるアリシアの雰囲気が尊かったです!
そして、君塚君彦がアリシアの危険を察知し、現場まで向かう流れも描かれています。君塚君彦が発信器を頼りに現場へ急行すると、警察官とアリシアが倒れ込んでいました。
アリシアが被害者のような雰囲気になっていましたが、実際はアリシアが包丁で警察官を襲い、警察官は正当防衛でアリシアを撃ったことが 別シーンで明かされています。
伏線の配置と回収のタイミングが絶妙で、アリシアは被害者ではなく加害者・犯人だと推理するシエスタの雰囲気も惹き込まれました。
アリシアの正体・包丁の伏線
8話では、アリシアがリンゴを食べるシーンで、暗い過去&生き直したいと思った今を語る場面もありました。今が明るいことを、リンゴの甘さを知ったと表現する比喩も魅力的でした。
また、シエスタが「現場にあった刃物」=「家にあった包丁」だと語るシーンもあり、他の伏線との繋げ方がグッときました。具体的には、病室の包丁がアップで映し出されるシーン、8話前半でシエスタが 家に包丁が無いと言っていたシーンが伏線になっていたと考察できます。
そして、シエスタがアリシアの正体はヘルだと推理した後、君塚君彦が受け入れられない様子も描かれています。ここに現れたアリシアは、もう一人の自分がいると明かし、もう一緒に居られないと言っています。このあたりは、まさかの展開と切なさのある描写が印象的でした。
カメレオン登場
その後、アリシアが君塚君彦をナイフで刺そうとしたため、シエスタが取り押さえていました。ここで君塚君彦がシエスタに止めるように言った後、カメレオン(声優:子安武人)が登場。カメレオンはアリシアを連れていき、拠点で待っていると言い残しています。
8話ラストは、シエスタが仲間を助けに旅に出ようと言っていました。後半は怒涛の展開で、アリシアの正体が明かされ、満を持してカメレオンが登場するシーンなどが惹き込まれました。9話以降の展開にも注目です!
探偵はもう死んでいる(たんもし)8話ネタバレ感想まとめ
アニメ『探偵はもう、死んでいる。(たんもし)』8話のネタバレ感想をお届けしました。
8話では、包丁の伏線と回収、アリシアの名言などがあり、指輪のプレゼントなど尊いシーンも描かれていました。また、アリシアの正体が明かされ、カメレオンが登場する展開も魅力的でした。
シエスタが推理をしながら 謎を解き明かしていくストーリー、リンゴに絡めた暗喩なども圧巻で、改めて『探偵はもう、死んでいる。』が面白い作品だと再認識できる回でした。ぜひ9話以降も視聴継続していきましょう!
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