『パラライ』The Cat’s Whiskers「MASTER OF MUSIC」歌詞の意味考察・CD情報

『Paradox Live(パラライ)』The Cat’s Whiskers(ザ・キャッツウィスカーズ)楽曲「MASTER OF MUSIC」歌詞の意味を考察！

「MASTER OF MUSIC」曲タイトルの意味考察・読み方、作詞作曲編曲者、CD発売情報もまとめて紹介！

『Paradox Live』The Cat’s Whiskers「MASTER OF MUSIC」MV

HIPHOPメディアミックスプロジェクト・Paradox Live(パラライ)より、The Cat’s Whiskers(ザ・キャッツウィスカーズ)の楽曲「MASTER OF MUSIC」MVが公開。

「MASTER OF MUSIC」は、夜のバーを思わせるような落ち着いたメロディーが印象的で、メンバー4人の性格・生き方がわかるような歌詞も魅力的です。

「Master of Music Meow Meow Meow」の歌詞部分が強烈に頭に残るとともに、その歌詞を挟んで4人の歌詞パートがそれぞれ展開されている曲構成もグッときます。

「MASTER OF MUSIC」は、4人全員の歌詞パートと、1人ずつの歌詞パートをしっかり分けているところが特徴的で、The Cat’s WhiskersのHIPHOPへのこだわりを感じることができます。

また、大人の貫録・余裕を感じる部分と、「だよねー！」という歌詞のように遊び心を感じる部分があるため、曲に深みが出ている印象も受けます。

「MASTER OF MUSIC」の読み方は、「マスターオブミュージック」です。

「MASTER OF MUSIC」の意味・翻訳としては、「音楽を極める」「音楽の達人」などが挙げられます。

「MASTER OF MUSIC」という曲タイトルは、これまでに様々な経験をしてきたThe Cat’s Whiskersが、真のHIPHOPを極めようとしている点を表現しているような気がします。

なお、序盤の「本物の輝き」という歌詞は、曲タイトルとのリンクを感じますね。

The Cat’s Whiskersが歌う「MASTER OF MUSIC」は、きれいに個別の歌詞パートが用意されていますので、4人の歌詞パートから、それぞれ1つずつ歌詞をピックアップして、その意味を考えていきます。

西門直明の歌詞パート。この歌詞は、西門直明が最先端の流行りに流されない確かな自己価値を追求していることが分かる歌詞です。

周りに合わせるのではなく、自分の感性を信じてHIPHOPを極めようとしている印象を受けます。

闇堂四季の歌詞パート。この歌詞は、闇堂四季が暗い過去を持っていることが分かる歌詞です。しかし、その後の歌詞では、マイクを握ってHIPHOPを歌うことに希望・期待を寄せているような表現もあります。

辛い過去を背負った闇堂四季に希望の光を照らしたのは、HIPHOP・音楽だったと考えることができそうですね。

神林匋平の歌詞パート。この歌詞は、神林匋平が何かを失いながらも別の何かを積み上げてきたことが分かる歌詞です。

例えば、裏稼業をして失ったものがありながらも、自分を信じる気持ちや、絶対に捨ててはいけない自分のポリシー・考え方を大切に生きてきた、と考察することができそうです。

棗リュウの歌詞パート。この歌詞では、コンプラ=コンプライアンス（法令順守）だらけの世の中は窮屈だと歌っているような気がします。

棗リュウが自由に生きている理由は、とにかく社会の“お堅い”ルールには縛られたくないということなんでしょうか。

だからこそ、棗リュウは掴みどころのない発言をしており、むしろ掴まれたくないと思っていると考察することができそうです。君はこうだと決めつけられ、縛られることを嫌うほど、棗リュウが辛いトラウマを抱えている可能性がありえそうです。

作詞：SIMON
作曲・編曲：LOWEND ORDER

曲タイトル：「MASTER OF MUSIC」
アーティスト：The Cat’s Whiskers
収録CD：Paradox Live 1st CD 「Paradox Live Opening Show」
発売日：2020年2月12日

The Cat’s Whiskers「MASTER OF MUSIC」は4人の過去・性格・考え方が伺えるような歌詞、大人の貫録・余裕と遊び心を巧みに織り交ぜた歌詞、夜のバーを思わせる落ち着いたメロディーに加え、表現豊かな声も楽しむことができる神曲。

「MASTER OF MUSIC」を何度も聴きつつ、今後も引き続き Paradox Live ＆ The Cat’s Whiskers に注目していきましょう！