東京24区4話感想!カルネアデス・トロッコ問題考察

東京24区4話感想!カルネアデス・トロッコ問題考察

アニメ『東京24区』4話感想・考察!

4話の感想付きネタバレストーリー、カルネアデス・トロッコ問題、データ不足・未来予測の考察もお届けしています。

東京24区4話ネタバレ感想・考察

コダゲン・葬儀


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オリジナルアニメ『東京24区』4話「鈍色の街」では、竜巻のニュース番組が流れていました。グルフェスの司会者・コダゲンがコメントしている映像は、サブキャラにスポットが当たる意味でも印象的でした。

その後、白樺広樹の葬儀も報道されています。3話時点では白樺広樹の死亡が確定していませんでしたが、4話で葬儀の様子が描かれたことにより 死亡が確定したことになりますね。

ストーリー的には、あやふやな部分を整理し、カルネアデスの正体などに考察ポイント・論点を絞っているとも言えます。

未来予測

4話では、ハザードキャストが使用不能になったことについて、区長・翠堂豪理がデータ不足と説明するシーンもありました。

ハザードキャストは、街で収集したデータをもとにコンピューターが自動で犯罪予測地点を割り出す仕組みになっています。広い意味では前提のデータに基づく未来予測システムと解釈できます。竜巻の事例では、24区は頻繫に天変地異が起きない地区であり、そのデータが足りない関係で、未来予測ができなかったのかもしれません。

ハザードキャストの未来予測については、最初は超現実的な能力のような気もしましたが、実際は現実に基づく演算といった印象です。

データ不足に関しては、カルネアデスがハッキングしてハザードキャストが機能していなかったと解釈することもできますので、データ不足は建前上の説明だった可能性もあります。

ドラッグD・レッド

正体不明のドラッグDが流行し、治安が悪い地区・シャンティタウンの犯罪率が上昇していると明かされる展開も4話内にありました。

自然に流行したというよりも、何者かが意図的にドラッグDを流行させている印象です。4話全体を視聴すると、ドラッグDを流行させた犯人は、謎の多いカルネアデス、朱城ランの仲間・クナイ、ドレッドのリーダー・レッドが候補として考えられそうです。

そして、白樺梢がグラフィティを探すために、シャンティタウンに行くシーンもありました。絵が描かれている場所では、白樺梢がクナイと出会っています。クナイはレッドのことを語り、自分とは違うことを再認識しているように見えました。その延長で、4話ラストのテロを計画する方向になったと解釈できそうです。

最初はクナイがレッド?とも思えましたが、俺には無理だと言っていたセリフなどから、別人だと考察できます。ちなみに クナイの暗く思い詰めた雰囲気は、声優・斉藤壮馬さん繋がりで『オッドタクシー』田中を思わず連想しました。

【追記】4話視聴時・記事初出時には失念していましたが、ドレッドのリーダーは朱城ランですね。レッドという別の誰かがいると勘違いしておりました。これを踏まえて、自己ツッコミを入れると、ドラッグDを流行させた犯人候補ではなく、クナイと別人なのは当然と言えますね。


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蒼生シュウタ・白樺梢

4話では、蒼生シュウタが白樺梢を追いかけるシーンも描かれていました。白樺梢は冷たい態度でしたが、後から蒼生シュウタを頼るような態度に変わっています。2人の話は感動的で、胸に響くものがありました…!

白樺梢は蒼生シュウタからラスクを食べるか?と言われて拒み、一連の出来事があった後に食べる流れも良かったですね。蒼生シュウタは人を放っておけない性格が魅力的で、白樺梢に寄り添うところも推せます!

カルネアデス・トロッコ問題

カルネアデスがテレビなどを再びジャックし、RGBが話し合う展開も4話内にありました。カルネアデスはRGBのことを知っている人物で、何か恨みを持っている気もします。その復讐として、トロッコ問題を出して、楽しんでいる印象も受けます。

トロッコ問題は、RGBの大切な人物と、多くの一般人を選択させる2択になっています。カルネアデスとしてはRGBが多くの一般人を選択することがお望みで、RGBの大切な人物を奪いたいとも考察できます。

もしかしたら、翠堂アスミの死亡から復讐が始まっていたのかもしれません。そして翠堂アスミの声・脳を利用して、櫻木まり・白樺梢が対象になるトロッコ問題を出してきたと考えることもできます。

あるいは、カルネアデスは24区の東京編入に批判的な人物で、何かを試しているにすぎない可能性もあります。

クナイ

4話では、翠堂アスミからRGBに電話があり、2択のトロッコ問題を出す展開も描かれていました。今回は船の爆破テロが絡んでいて、朱城ランがテロリストはクナイだと気づいています。

櫻木まり・白樺梢はRGBが直接知っている仲間でしたが、クナイは朱城ランだけが直接の仲間ですので、そこが以前との違いだと言えます。前提で違う点があることから、結果にも何らかの影響を与えそうな気もします。

クナイ&一般人を助けるのが理想的ですが、白樺広樹の件があったことにより、両方を助けると即断即決できない事情もあります。素直に2択を選択するのか、2択の斜め上=両方助けるのか。RGBの決断に注目が集まります!

東京24区4話ネタバレ感想・考察まとめ

アニメ『東京24区』4話のネタバレ感想・考察をお届けしました。4話では、ドラッグDが流行する展開、船の爆破テロに関するトロッコ問題などが描かれていました。

カルネアデスの正体・目的、クナイのテロ、RGBによる未来の選択なども気になりますので、5話以降も視聴継続していきましょう!

©Team24/東京24区プロジェクト

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