Twitterトレンド大賞2022レポート!再アニメ化・逆作画崩壊

Twitterトレンド大賞2022レポート!再アニメ化・逆作画崩壊

「#Twitterトレンド大賞」特別企画2022年をTwitterで振り返る事前配信番組「#Twitterトレンド大賞」アニメトレンド2022 事後レポート
豪華ゲストが2022年のアニメトレンドをツイートとともに振り返る!

Twitterトレンド大賞 アニメトレンド2022配信!

Twitterトレンド大賞

12月22日(木)に開催される「#Twitterトレンド大賞」に先がけて、毎週土曜日全4回にわたり事前番組を公式Twitterアカウントにて生配信!事前番組の第3回となる「#Twitterトレンド大賞」アニメトレンド2022を12月10日(土)に、公式Twitterアカウントより生配信しました。

本番組では、MCの田村淳さんと、天の声にニッポン放送アナウンサーの吉田尚記さん、コメンテーターにお笑い芸人の天津 向さん、ゲストに声優の伊瀬茉莉也さん、アイドルの野口衣織(=LOVE)さん、各企画のコーナーゲストにジャンプ+編集者の林士平さん、「リコリス・リコイル」などの作品を手掛けるアニメ監督の足立慎吾さんが登場し、アニメをテーマにトレンドワードをピックアップしながら2022年を振り返りました。なお、出演予定だった声優の津田健次郎さんは体調不良のため欠席となりました。

生配信の様子

番組本編では1月から11月までのアニメに関するトレンドワードを、トークを交えながら振り返り、「SPY×FAMILY」や「すずめの戸締まり」などのトレンドワードが登場しました。

1月から11月までのトレンドワードを振り返り終わり、淳さんは「(自身にとってアニメの)師匠(である天津 向さん)の厳しい指導のもと、僕なりに自分でアニメを探した一年になりました」とコメント。実際に淳さんのツイートにもアニメの話題が多数出ていました。“師匠”の天津・向さんは「再アニメ化の動きなどいろんなアニメの方法論が集まったのが2022年でした。2023年も新たな(方法論に)期待が高まります」とアニメウォッチャーとして寝る時間を削ってでも見たい!と熱くコメントしていました。

トレンドワード ピックアップ

【1~3月】
SPY×FAMILY、アーニャ
集英社の漫画アプリ「少年ジャンプ+(プラス)」にて連載中の「SPY×FAMILY」。4月の放送に向けて情報が解禁され、ファンたちによる期待からトレンド入りを果たしました。2022年、社会現象といえるほどのブームとなった「SPY×FAMILY」の人気キャラといえば、人の気持ちが読める超能力者の「アーニャ」。 なんと、女性ファッション誌non-no(ノンノ)の表紙を飾るほど!の人気ぶり。 「作画の良さ、演者の良さ、しかもコメディながらバトルのかっこいいシーンもありつつ、ほのぼのしているのがヒットの要因」と向さんは「SPY×FAMILY」の人気を分析。 「時代にもハマっている」と淳さんもコメントしました。 伊瀬さんは「おしゃれさと、やりとりの軽妙さ、見ていると爽快!」とゲスト陣も「SPY×FAMILY」に魅了されている様子が伝わってきました。

アニメジャパン
3月26日から27日にかけて東京・有明で開催された国内最大級のアニメの祭典「アニメジャパン」がトレンドに入りました。中でもNetflixのアニメブースでは、全世界配信となる話題作や最新作を発表。「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」、「TIGER&BUNNY2」、「テルマエ・ロマエ ノヴァエ」、「スプリガン」などが注目を集めました。伊瀬さんもスペシャルステージに登場し津田健次郎さん、梶裕基さん、潘めぐみさんら豪華声優陣で撮った写真をツイート。天の声の吉田アナウンサー、ゲストの向さんもステージの司会を担当。公開前の情報など、ここでしか聞けないステージも多数開催されるとあって大盛り上がりのイベントだったと話してくれました。

「チェンソーマン」をスペシャルゲストとともに深掘り
「少年ジャンプ+」で第2部が連載中の「チェンソーマン」は、累計発行部数2,000万部(電子版合わせて)を突破するほどの人気作品。2022年10月からはMAPPAがアニメ制作し、放送がスタート。秋アニメの視聴数初速ランキングで1位を獲得するほどの話題作となりました。

そんな「チェンソーマン」、「SPY×FAMILY」、さらには「地獄楽」、「左ききのエレン」など、数々の話題作を生み出すヒットメーカーとして話題の「少年ジャンプ+」編集者の林士平さんが登場。 淳さんからの質問は、ヒット作を次々と生み出す林さんにズバリ、“ヒット作を生み出すロジック”について聞いたところ、「何もないというのが本音」と林さん。 作家との関係性を築き上げながら「いまできることを丁寧にやっていくだけ」と話し、その先に良い作品ができあがるということを話してくれました。 また、姫野役としても登場する伊瀬さんは「人情があるキャラクター。 生きている生身の人間として演じたいなと思い、姫野のことを考えて過ごしました」と話し、主人公・デンジ役の戸谷菊之助さんについても「業界が待ち望んでいた大型ルーキー!」とコメント。 林さんも「デンジに憑依しているのか、演技が幅広くてすばらしい。 どんどんデンジになっていっています」と話してくれました。

視聴者から寄せられた「アニメ化でここは譲れないというシーンは?」という質問には、「むしろアニメを作ってくれる方たちが真剣に向き合ってくれるので、こちらが我を通すことはなかった。相談しながら意見を交わしながら可能な限り良いものを作ろうと正しく議論を交わすのが良いこと」となかなか聞くことができない制作の裏側についても話してくれました。

【4~6月】
パリピ孔明
三国志の天才軍師・諸葛孔明が現代の渋谷に転生。シンガーを目指す追野英子と出会い、軍師として知略計略をめぐらしながら音楽シーンを駆け抜ける姿を描く「パリピ孔明」がトレンド入り。孔明ならありえると思わせる設定や楽曲のよさ、歌い手の96猫さんの歌唱力のほか、三国志ネタも盛り込まれた、クスっと笑える異質の異世界転生モノの作品です。もともと「三国志好き」という淳さんは「懐疑的に見ていた」と告白。実際に見てみると「全三国志ファンの人たちに見てもらいたい。懐疑的に思っていた人は特に!」とオススメしていました。

再アニメ化をゲストと共に深堀り
2022年に再アニメ化したのは「うる星やつら」、「SLAM DUNK(スラムダンク)」、「るろうに剣心」、「スプリガン」など誰もが知る大作アニメばかり!公開中の映画「THE FIRST SLAM DUNK」を観てきたという吉田さんは「再アニメ化する意味がわかった」と熱く語り、「2022年の映像技術がここまで進化したんだということを実感」とコメントしました。ほかにも「うる星やつら」を見た向さんも「原作に対するリスペクトを感じる」と、原作への愛がある世代が制作する側に立つようになったことで、再アニメ化が次々と生まれている現状について触れました。ゲストたちもそれぞれ何をアニメ化してほしいかという質問に、淳さんはが蛭魔妖一役を演じた「アイシールド21」、伊瀬さんは小さい頃に見ていたという「ママレード・ボーイ」、野口さんは「CØDE:BREAKER」、向さんは「少女革命ウテナ」、「赤ずきんチャチャ」、「きんぎょ注意報!」と3つも挙げていました。

【7~9月】
逆作画崩壊
「逆作画崩壊」は、普段は等身が低いデフォルメされたキャラクターが、突如、等身が高い劇画調に描かれたり、リアルになったり少女漫画風に描かれたり、作画を変える演出を指す造語のこと。 7月にあるユーザーが「逆作画崩壊といえばこれ!」と印象に残ったシーンを挙げたところ、そのツイートが反響を呼び、逆作画崩壊のシーンを挙げる遊びが発生してトレンド入りを果たしました。 たとえば「ポプテピピック」が美少女になったり、国民的アニメ「クレヨンしんちゃん」も劇画調になったり。 「アニメーターの方は本当に大変な思いをして描いているので、(逆作画崩壊が)アニーメーターの仕事を知るきっかけのひとつになって作画がポジティブに捉えられるのはいいことですよね」とアニメ好きな向さんらしいコメントがありました。

雨を告げる漂流団地
「ペンギン・ハイウェイ」を手掛けた「スタジオコロリド」制作の長編劇場アニメ「雨を告げる漂流団地」がトレンド入り。11月からは各地の映画館でも上映され、多くの反響を呼びました。向さんは「作画のクオリティがすごい!滅びていくはかなさを描きながら、廃墟の描写が見事で映像が本当にきれい」と絶賛。続けて「(映画を観終わった後)ブタメン(カップ麺の駄菓子)が食べたくなるので買っておいてください」というアドバイスもありました。

「リコリス・リコイル」をスペシャルゲストと共に深堀り
話題の作品「リコリス・リコイル」の監督である足立慎吾さんが登場し、ゲストたちが作品について熱く語りました。 向さんも「めちゃくちゃすばらしかった。 観るべき!」と絶賛。 吉田さんも「最初から最後まで飽きるところがない」とコメントするほど。 足立監督に今の人気を伝えると、「実感がまだなくて。 どんな人が見ているのかな?と。 会うことがないので」とファンの熱い想いがまだ伝わっていない様子。 野口さんは千束の名シーンはどこかと足立監督に直撃すると、「最初の1話の千束とたきなが並んでベンチで話しているシーンが好きでしたね。 脱力しながら友だちと日常しゃべっているようなセリフでシナリオを書くのが好きなので」と回答。 「(こういう話が監督から直接聞けるのが)贅沢だよね」と淳さんも大興奮。 吉田さんも「まだ観ていない人がうらやましい!」と悔しそうに話すと、淳さんは「Twitterですごく気になっていたんだけどまだ観ていなくて。 これから楽しめるんだぞって思えるからラッキー!」とワクワクしている様子でした。

【10~11月】
#OP_FILMRED
2022年、最終章に入ることが発表された「ONE PIECE」の劇場版アニメ最新作「ONEPIECE FILM RED」のハッシュタグ「#OP_FILMRED」がトレンド入りを果たしました。8月に公開され、11月時点で動員1300万人、興行収入は180億円を突破するほどの記録的な大ヒットで話題に。シャンクスの娘「ウタ」は名塚佳織さんが演じ、歌唱パートは「うっせぇわ」で知られるアーティストAdoさんが担当。さらに楽曲提供には中田ヤスタカさん、Mrs. GREEN APPLE、秦基博さんなど7組のアーティストが参加。淳さんは「6歳の長女と一緒に初めて映画館で観た映画がこれ。娘の夢は“ウタになりたい”で、毎日Adoさんの楽曲を聴いている。親子で観に行ってよかったなと思うほど、最後に親子の絆が描かれていた。親になっても「ONE PIECE」には何回も泣かされている」と親子でハマったことを教えてくれました。

すずめの戸締り
「君の名は。」、「天気の子」などで知られる新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」がトレンド入り。今年11月11日の公開から10日間で興行収入41億円を突破、動員数はおよそ300万人と驚異的な人気を誇り、ニュースでも報じられました。10回もリピートする人がいるというツイートが紹介されると、野口さんもまさにハマったうちの一人だと告白。「何気ない描写も(自分が)経験したかのようにドキッとするシーンがある。目が足りなくて、一分一秒見逃せない。芹澤という男がいまして、もう後半から芹澤のことしか考えられなくなっちゃって。観に行っていただけたらわかると思います!」と熱烈に話していました。

サイバーパンク
全世界で売上2000万本を突破するほどの人気RPGゲーム「サイバーパンク2077」の前日譚をアニメ化した、「サイバーパンク:エッジランナーズ」が9月13日よりNetflixで全世界独占配信され、トレンド入りを果たしました。音楽をはじめ、戦闘シーンやメカなど作画のクオリティを絶賛するツイートが紹介され、向さんも「90年代を思わせるアニメ作品で、あらゆる部分にかっこいいが詰まっている。もっと話題になっていい」と語りました。

今年の「#Twitterトレンド大賞」アニメ部門で一番印象残ったワードは?
最後に、2022年に出てきたアニメトレンドの全キーワードをおさらいし、ゲストたちが一番印象に残っているトレンドワードを発表。淳さんは観たくてたまらない!と「リコリス・リコイル」を挙げ、伊瀬さんは自身も関わる「チェンソーマン」、野口さんは芹澤というキャラクターにぞっこんの「すずめの戸締まり」を、向さんは紹介されることはありませんでしたが、淳さんもずっと気になっていたというトレンドワードの「ノリスケ出入り禁止」を紹介しました。

事前番組スペシャル企画

Netflix注目作品を紹介
最後に、Netflixで独占配信されている注目作品「ロマンティック・キラー」や「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」を紹介。そのほか、近日配信予定の注目作品として、大人気コミック「七つの大罪」の完全新作アニメーション映画「七つの大罪 怨嗟のエジンバラ 前編」(12月20日配信開始予定)や、「ぐでたま ~母をたずねてどんくらい~」(12月13日配信開始予定)、「極主夫道」シーズン2(2023年1月1日配信開始予定)、「終末のワルキューレ」(2023年1月26日配信開始予定)を紹介しました。

事前配信番組

「#Twitterトレンド大賞」に先がけて、11月26日(土)より全4回にわたり事前番組をTwitter 上で配信いたします。番組内では、Twitterでもツイート数の非常に多い4つのジャンル「ゲームトレンド」、「ニューストレンド」、「アニメトンド」、「コミックトレンド」の4部門のうちの一つをテーマに据え、トレンドワードをピックアップしながら2022年を振り返る企画となっております。「#Twitterトレンド大賞」本番では、これらの事前番組で取り上げた4つのジャンルを含め、今年もっとも話題となったトレンドを深掘りします。

全回通してMCを担当する田村淳さんと、テーマごとにそれぞれのジャンルに精通したゲストを迎え、トレンドワードを掘り下げます。

【視聴方法】 Twitterライブ配信(無料)
※イベント後は、アーカイブをご覧いただけます。

【番組概要】
#Twitterトレンド大賞 コミックトレンド2022
日時:12月17日(土) 20:00~22:00(予定)
出演者:MC田村淳さん
ゲスト:井澤詩織さん、吉田尚記さん、パンサー菅さん、オーイシマサヨシさん
配信ページ:https://twitter.com/i/events/1588284959055192064

※天の声、ゲストおよび開始時刻は都合により急遽変更となる可能性がございますのでご了承下さい。変更の際は公式サイト・公式Twitterにて告知をさせていただきます。

Twitterトレンド大賞

「#Twitterトレンド大賞」では、データ・ドリブンで集計された2022年に話題となったトレンドワードを「#Twitterトレンド大賞 2022」として発表いたします。

 公式Twitterアカウントにて生配信する「#Twitterトレンド大賞 2022」では、MCに田村淳さんに加えて今年話題になった方々をゲストに迎え、発表いたします。 2022年に日本のTwitter内でトレンドインした全てのワードを集計し、通年でのツイート量などを総合的に組み合わせて選定※し、発表していきます。

【日時】2022年12月22日(木)19:00~22:00(予定)

【出演者】MC:田村淳
     ゲスト:公式Twitterアカウントにて随時発表 

【視聴方法】Twitterライブ配信(無料)

【公式サイト】https://trendaward.jp
【公式Twitterアカウント】@TrendAward

【選定基準】
トレンドインしたすべてのトレンドについて、
・トレンドインした日の「インプレッション」、「クリック数」
・トレンドイン後3日間の「エンゲージメント」、「いいね量」、「リツイート量」、「リプライ量」、「ツイート量」
・通年で見られる「トレンドにまつわるツイート量」を測定。

上記それぞれのスコアの合算を行ったのち、その上位1000位において、特筆すべき歴史的な出来事でない限り、
「公序良俗に反する話題」、「毎年の話題(あけおめ、など)」、「亡くなった方の話題」、「広告出稿によって担保された話題」、「タレントのリプライキャンペーンなど、一部のファンによる過度な繰り返し投稿で担保された話題」
を除外し、どのジャンルの話題かを判定し「#Twitterトレンド大賞 2022」の結果としました。

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