うらみちお兄さん5話感想!カッペリーニ降漬がやばい!ギャグ・至言考察も

うらみちお兄さん5話感想!カッペリーニ降漬がやばい!ギャグ・至言考察も

アニメ『うらみちお兄さん』5話感想記事です。

アニメ5話の感想付きネタバレストーリー、色々とやばい振付師・カッペリーニ降漬の登場シーン、表田裏道がバク転をする場面、劇中歌・挿入歌などを振り返りつつ、ギャグ・至言についての考察などをお届けしています。

うらみちお兄さん5話ネタバレ感想

出⽊⽥適⼈の意向でバク転


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アニメ『うらみちお兄さん』5話「この公演が終わったら」の冒頭では、子供向け番組「ママンとトゥギャザー」の収録で、表田裏道が顔色の悪さを指摘されていました。これを受けて、表田裏道は二日酔いと寝不足のダブルコンボだと言っていましたので、大人には あるあるネタでしたね。

その後、表田裏道の入り方がワンパターンだとして、出⽊⽥適⼈の意向でバク転をさせられています。それから普通に戻し、やっぱりバク転になる展開になっています。表田裏道は渾身のバク転を見せていましたが、出⽊⽥適⼈は電話が掛かってきて見ていませんでしたね…。

コロコロと考えが変わる出⽊⽥適⼈、渾身のバク転をスルーされる表田裏道の描写などがコミカルで、笑える冒頭シーンになっていました。

子供が物知り

5話では、 表田裏道がポーズを取ったシーンで、一人で何をさせられてるの?そんなことしないと生きていけないの?そんなことがしたくて生きてるの?などと 子供たちから言われる場面もありました。ズバズバと指摘する子供たちは純粋無垢とはいえ、セリフ自体にトゲがありますね!

そして、子供にあって大人に無いものを答える場面では、サンタさんのプレゼント、自由・希望などと 子供たちが言っています。サンタの真実を既に知っているのは、良いのか悪いのか(笑)。自由が無くなるのは、表田裏道を見て学んだ側面もありそうですね。

番組出演者の子供たちは物知りであり、現実的な印象も受けました。何をさせられてるの?と言っていたシーンは、良い意味で 作品の作り手から何を言わされてるの?という気分にもなりました!『うらみちお兄さん』は子供たちの純粋&毒入りセリフを、ギャグに昇華させている点がグッときます。

悩み

兎原跳吉(ウサオ)が失言してしまい、表田裏道が無言の圧をかける場面も5話内にありました。『うらみちお兄さん』は兎原跳吉が余計なことを言って、表田裏道からシメられる描写が面白い魅力になっており、この場面は無言バージョンも見せていた点が印象的でした。

その後、兎原跳吉が表田裏道の悩みを聞くと言っていたシーンでは、表田裏道が 悩みって漠然と不安に変わってる と言い出していました。相変わらず負の因子が凄いとはいえ、あるあるネタでもあり 至言でした。ネガティブな雰囲気がありつつ、しっかりとシュールなギャグシーンになっている点が凄いなと感じますね。


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カッペリーニ降漬がやばい

5話では、色々とやばい振付師・カッペリーニ降漬(声優:中井和哉)が登場。やばい理由としては、筋肉ムキムキでオネェ言葉を使う点などが挙げられますね。

見た目は、『ストリートファイター』ガイルと『幽☆遊☆白書』戸愚呂弟を足した感じで、強烈なビジュアルになっていました。『うらみちお兄さん』はオマージュネタが満載ですので、該当キャラを意識しているとも考察できます。

カッペリーニ降漬は、一度見たら忘れられない容姿のインパクトが強すぎましたが、兎原跳吉に絡むシーンなども面白かったです!5話ラストのシーンでは、兎原跳吉を狙っているような描写もあり、カッペリーニ降漬が爪痕を残した回でしたね。

コンサート・カニ

番組のコンサートが開催され、劇中歌が流れるシーンも5話内にありました。共感できるような歌詞内容と、圧巻の歌唱力などが魅力的でした!

そして、コンサート後は打ち上げのシーンになっていました。皆がカニの素揚げを食べて 表田裏道が外でカニに指を嚙まれる場面もあり、流れていた挿入歌は歌詞と映像がリンクしていましたね。この場面では、人間はカニを食べて、生き物の命をいただいている事なども再確認させられました。

また、お酒好きの多田野詩乃が もっと持って来~い!と言って 楽しそうに飲み食いしている描写もあり、はっちゃけている姿がグッときました!

◆5話劇中歌
「得手不得手」歌:いけてるお兄さん(CV:宮野真守)、うたのお姉さん(CV:水樹奈々)
「猫が何もない空間を見てる」歌:うたのお姉さん(CV:水樹奈々)
◆5話挿入歌
「どうせそんな人生」歌:うらみちお兄さん(CV:神谷浩史)

うらみちお兄さん5話ネタバレ感想まとめ

アニメ『うらみちお兄さん』5話のネタバレ感想をお届けしました。5話では、番組収録が前半、コンサート&打ち上げが後半で描かれています。

『うらみちお兄さん』はシュールなギャグの中に至言を入れているところが魅力的で、これを5話で改めて感じました。

単にあるあるネタ・トゲのあるセリフ・心の闇などをギャグに昇華させるだけでなく、それもまた人生だと思わせてくれますので、深みのある作品という見方もできそうですね。ぜひ6話以降も視聴継続していきましょう!

©久世岳・一迅社/「うらみちお兄さん」製作委員会

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