アニメ『うらみちお兄さん』8話感想記事です。
アニメ8話の感想付きネタバレストーリー、忖度(そんたく)の意味、イベント「パパンとトゥギャザー」、父親の似顔絵、表田裏道の深イイ名言などを振り返ります!
うらみちお兄さん8話ネタバレ感想
テンション・家賃
アニメ『うらみちお兄さん』8話「忖度と良心」の冒頭では、うらみちお兄さん(表田裏道)がハイテンションで番組収録に臨んでいると、出演者の子供たちが一歩引いていました。痛々しい、波があると言われる場面も…。子供たちは一緒に番組をやっているだけあって、表田裏道のことをよくわかっていますね。
別シーンでは、表田裏道が上手く乗り切れていない子供を説得した後、ウサオ(兎原跳吉)&クマオ(熊谷みつ夫)を呼んでいました。ところが、兎原跳吉は家賃を支払えないと熊谷みつ夫に言っており、中々出てきません…。
そこで、表田裏道がステージ裏から兎原跳吉を引っ張って来ていました。ステージ裏では、表田裏道が怖い雰囲気になっていましたが、兎原跳吉が家賃を貸してください と言っている姿が笑えました!兎原跳吉は怖いもの知らずで、表田裏道にビビりながらも、つい気に障ることを言ってしまうところが推せますね。
局長の孫
8話では、表田裏道が子供から抱っこしろと言われるシーンもありました。腰を痛めていた表田裏道は乗り気ではありませんでしたが、局長の孫とカンペで知らされたことで、抱っこをしています。ここで、ピキッと鈍い音がしていましたので、相当腰にきていたことが伺えましたね。
この場面は不都合・理不尽なことがあっても、権力・地位に逆らえない労働者を表現しているかのようで、何とも言えない気分になりました。同時に、表田裏道が神経を擦り減らして仕事をしていることが伝わってきましたね…。
忖度(そんたく)の意味
兎原跳吉がガールズバーで話がウケたと自慢話をするシーンも8話で描かれていました。ここで、熊谷みつ夫は忖度(そんたく)無しでは まともに成り立たないのか…と語っています。
忖度の意味は、相手の気持ちを推し測ることであり、配慮することですね。表田裏道は偉い人の顔色をうかがうとも説明していました。平たく言うと、空気を読んで合わせるといった意味になります。
該当シーンでは、面白くも無い話を面白いと言いながら、笑顔で接する夜のお姉さんが例になっていた印象です。表田裏道が局長の孫と知って、抱っこをしていたのも、忖度の例だったと言えます。
連絡先
8話では、蛇賀池照が局長の娘(子供の母親)から、ファンだから個人的に連絡先を教えてと言われ、断ったエピソードもありました。権力者の家族だと後から知った蛇賀池照は、顔が真っ青になっていましたね。このシーンは、忖度が無い例だと解釈でき、先ほどのシーンと対比させていると考察できます。
なお、硬派なところが逆に良いと許してもらっていましたので、忖度が無くても世の中は成り立つといったメッセージが込められていた気もします。
パパンとトゥギャザー・名言
父の日スペシャルイベント「パパンとトゥギャザー」が開催されるシーンも8話内にありました。表田裏道たちが父親の似顔絵を描くことになり、兎原跳吉&熊谷みつ夫は うっかり人間姿のイラストを描いていました。とっさに兎と熊っぽく修正し、誤魔化していましたが、子供たちにはバレていましたね。
表田裏道は父親と合わせて、妹のイラストも描いていました。それから父親の話題になり、間違いについて、少しでも幸せだと思えるなら間違っていないと名言を言っています。加えて、親の間違いを覆すことができるのは、子供の生き方次第だと語っていました。
さらに、誰かのために生きることはできなくても、誰かのせいにしない生き方を選べたら素敵と言っています。最後に深イイ名言が連発していて、グッときましたね。
このシーンでは、正しいか間違いかわからないことがあっても、少しでも幸せなら間違っていないと考えれば、空気を読む・読まないも自由だと感じました。正解不正解ではなく、幸せか否かで判断していいと思える内容で、物事の価値観・捉え方を考え直す良いきっかけになっていた気もします。
『うらみちお兄さん』はギャグシーンで沢山笑いを取り、深イイ名言で締める作風も魅力的ですね。9話以降の展開にも注目です!
うらみちお兄さん8話ネタバレ感想まとめ
アニメ『うらみちお兄さん』8話のネタバレ感想をお届けしました。8話では、忖度(そんたく)の意味が語られ、様々な具体例を描いていた印象です。
また、イベント「パパンとトゥギャザー」では父親の似顔絵を描くシーン、表田裏道の深イイ名言もありました。8話は物事の価値観・据え方を考え直すことができる回で、とても見応えがありましたね。ぜひ9話以降も視聴継続していきましょう!
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