アニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』7話感想・考察記事です。
アニメ7話の感想付きネタバレストーリー、ディーヴァの記憶喪失、星座モチーフのフェス、オフィーリアとアントニオ、悪魔の方程式などを振り返りつつ、各シーンの考察をお届けしています。
Vivy7話ネタバレ感想・考察
ディーヴァが大御所?記憶喪失?
オリジナルTVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』(ヴィヴィ -フローライトアイズソング-)7話「Galaxy Anthem -歌でみんなを幸せにするために-」では、ディーヴァに変化が生じていました。
◆変化①
まずはディーヴァが、メインステージで歌う大御所の歌姫AIになっていました。オーラ・声色なども変わっており、歌についての持論もある雰囲気でした。そのあまりの変化ぶりに、最初は同一人物なのか?何を見せられているんだ?と思いましたが、あのディーヴァ(ヴィヴィ)でしたね。
◆変化②
次にディーヴァは、ヴィヴィとしての記憶を失っていました。これはフリーズ後に再起動したことが影響しています。
6話ラストで 冴木タツヤの死亡現場を見た衝撃と辛さ・グレイス&メタルフロートの件などが、フリーズの原因と考察できそうですね。ディーヴァは、マツモトの存在、自分がヴィヴィだったことも覚えていませんでしたので、それだけ辛い出来事だったと解釈できます。
一方で、何か引っ掛かる疑問があり、それが大切なモノ のはず だとは思っている様子でした。
指パッチン・新曲
7話では、ディーヴァが指パッチンをした後、劇中歌「Galaxy Anthem」が流れてそのままOP映像になっていました。
OP映像が変わっていたこと、「Sing My Pleasure」ではなく 新曲の劇中歌を使用していた理由は、成長したディーヴァや新しい物語の幕開けを印象付けるためだと考察できます。
星座モチーフ
12体の歌姫AIが集う祭典「ゾディアック サインズ フェス」についても7話で描かれていました。黄道帯の意味があるゾディアックから連想できるように、フェスは星座モチーフになっていました。
歌姫AIが美しい歌声を披露していくさまを、銀河で輝く星のように見立てていると考察できますので、グッとくる設定になっていると言えます。
オフィーリアがかわいい
7話では、新キャラの歌姫AI・オフィーリアが登場していました。オフィーリアは、ロングヘアーの髪型・歌うことが好きなところ・ドジっ子な一面などがかわいいですね。
また、普段のオドオドしている雰囲気とは違い、ステージではスタッフが聴き惚れてしまう程の歌唱力を持っている点も魅力的です。一方で、何やら不穏な雰囲気もありました…。
オフィーリアの悩み
オフィーリアは、フェスのリハーサルで「Elegy Dedicated With Love」を歌唱した後、覚悟を決めたような表情になっていました。また、私が私になれるように~などと語る場面もあり、その言いぶりから 今は私じゃないと感じている様子も伺えました。
7話内でのオフィーリアを見ていると、歌への向き合い方、歌う目的、生まれてきた使命などについて、悩んでいると考察できます。抜群の歌唱力を持っていながらも、何か深い闇を抱えている印象です。悩みの種が少し違うとはいえ、昔のディーヴァを見ているような気持ちになりましたね。
オフィーリアが覚悟を決めたような表情になっていたのは、満たされない気持ちが募り、自殺を既に決めていたとも解釈できそうです。
垣谷ユウゴとオフィーリア
7話では、リハーサルの場面で、ディーヴァが垣谷ユウゴの姿を確認するシーンもありました。ディーヴァが歌う直前に垣谷ユウゴが出ていったため、ディーヴァは歌い終わった後に追いかけています。
それから倉庫のような場所で、ディーヴァが垣谷ユウゴに話しかけると、機械が襲ってきます。ここでマツモトが現れて、ディーヴァを助けていました。その後、ディーヴァとオフィーリアがぶつかるシーンもありました。
機械の襲撃は、垣谷ユウゴの他にもオフィーリアが働きかけた可能性もありそうです。オフィーリアが倉庫に来たのは、ディーヴァを探しに来たか、何か他の目的があったのかもしれません。
例えば、売れっ子のディーヴァを妬んでおり、襲撃の仕掛けが上手くいったかを確認しに来たパターンなどが考えられます。この場合は、垣谷ユウゴとオフィーリアはグルである可能性もあります。
垣谷ユウゴについては、ディーヴァを気にして見に来ていた印象があるとはいえ、オフィーリア目当てだったパターンもありえます。垣谷ユウゴが退室したのは、ディーヴァに気づかれたから、あるいはオフィーリアの歌唱が終わったからという見方もできます。
悪魔の方程式
悪魔の方程式と言われるE=mc2(2乗)についても7話で語られていました。E=mc2のEはエネルギー、mは質量(重さ)、cは光速です。悪魔の方程式をわかりやすく言うと、質量の小さいものでも大きなエネルギーになるといった意味になります。
ディーヴァは桁違いであることが明かされた場面では、ディーヴァが建物から飛び降りていました。マツモトが助けていなかったら、とんでもないことになっていたでしょうね…。
AIと自殺
7話では、正史でオフィーリアがAI史上初の自殺者だと語られる場面もありました。それを阻止するのが今回の任務だということですね…。
AI(グレイス)と人間(冴木タツヤ)の初結婚 & 2人の死亡を描いた次は、AIの自殺問題。シリアスで重ための展開が続きますね…。エステラ・グレイスのシスターズが死亡している流れからすると、自殺は阻止できても最終的にはオフィーリアも死亡しそうで怖いところです。
正史でオフィーリアが自殺した動機は、歌の悩み、満たされない気持ちのほか、垣谷ユウゴが関係している可能性もありそうです。
アントニオと機体
オフィーリアは、アントニオと書かれた壁がある部屋で、何かの機体を見ていました。アントニオはオフィーリアが搭載している付属装置のような気もします。型はシスターズのモデルで、アントニオというブランドの機器を付けてカスタマイズしているのかもしれません。
また、オフィーリアが見ていた機体には花が添えられていました。その雰囲気からは、お墓だと考察することもできます。その機体は既に死亡しており、オフィーリアがお祈りを捧げていたのかもしれません。
機体の正体は、「ゾディアック サインズ フェス」で活躍した伝説の歌姫AI、オフィーリアが信仰していた神様、お世話になった師匠、音響AIなどが考えられそうです。あるいは、オフィーリアのエネルギー源になっている機体で、該当シーンでは肉体的・精神的な意味も含めて充電していた可能性もあります。他には、各種データ・新曲などをインストールしていたパターンも考えられます。
そして、その機体はディーヴァを襲撃した機体とは何か関係性があるのかも気になります。
Vivy7話ネタバレ感想・考察まとめ
オリジナルTVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』7話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
7話では、ディーヴァが大御所の歌姫AI&記憶喪失になっており、新キャラのオフィーリアが登場していました。AIと自殺問題など 深く考えさせられるテーマもあり、7話も見応えのある回でした。
3・4話のエステラ回、5・6話のグレイス回では、前話で問題提起・伏線張り、後話で答え合わせ・伏線回収という構造になっていましたので、7・8話のオフィーリア回もその流れになりそうですね。
果たして、正史のオフィーリアはなぜ自殺したのか、修正史ではオフィーリアの死亡を回避できるのか。気になる伏線がどのように回収されるのかも気になりますので、ぜひ8話以降も視聴継続していきましょう!
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©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
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