ワンダーエッグ・プライオリティ9話感想!ネイル、時系列、裏アカの真意を考察

ワンダーエッグ・プライオリティ9話感想!ネイル、時系列、裏アカの真意を考察

アニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』9話感想記事です。

アニメ9話の感想付きネタバレストーリー、ネイルの裏メッセージ、阿波野寿の植物状態~検体回収予定の時系列整理、裏アカがエッグの中身に阿波野寿を入れた理由考察などをお届けしています。

ワンダーエッグ・プライオリティ9話ネタバレ感想・考察

青沼ねいるの過去


©WEP PROJECT
TVアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』

オリジナルアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』9話「誰も知らない物語」では、青沼ねいるが皆を家に呼び、自分の過去などを語っていました。

青沼ねいるはジャパンプラティのメンバーで、メンバーの人工授精で生まれたようですね。それもあって、親もわからないような雰囲気でした。

青沼ねいるの機械的で無機質な一面は、人工授精で生まれたこと、組織のメンバーだからこそ それを理解して受け入れていること、そういった環境で生まれ育ったこと、頭脳派で達観した性格が影響していると考察できそうです。

ネイル

青沼ねいるの部屋では、皆がネイルをしており、一つの爪だけ違う色に塗っている描写もありました。

表では、青沼ねいるにネイルをするというダジャレの印象が強かったですね。裏では、ネイルの色が一つの“爪”だけ違う=青沼ねいるが皆と違う、問題解決の“詰め”方が違うことの暗喩になっていたと考察できます。

具体的には、青沼ねいるが人工授精で生まれた過去、他の3人よりも先に死・トラウマの真理に気づき始めている点などを表現していると解釈できます。

阿波野寿

9話では、青沼ねいると関係性がある人物、阿波野寿(CV.宮本侑芽)が登場していました。阿波野寿は、精神医学の博士でしたが、今は植物状態になっています。

また、青沼ねいると阿波野寿はエッグの世界で、助ける側と助けられる側(エッグの中身)として会っているシーンもありました。青沼ねいるが阿波野寿から、現実世界での植物状態の解消=死亡させるように言われている一コマもありましたね。

ここでは、阿波野寿の検体は政府から回収される予定でしたが、阿波野寿はそれを拒んでおり、誰にも体を汚されたくない、というメッセージも感じ取れました。

青沼ねいるが助ける女性は、きれいな状態で死にたい という考えを持つ人物で共通していますね。そうすると、青沼ねいるは女性を助ける度に、「私も死んだほうがいいのかな…」と考えそうになる【死の誘惑】に向き合っていると考察できます。

ドクター関

9話で登場したワンダーキラーは、ドクター関(CV.大塚芳忠)でしたが、大御所声優・大塚芳忠さんの演技が最高でしたね。

「何ィ?」「バカな…」など、アニメの敵キャラあるあるセリフを言っていましたので、そういった意味でも楽しめる回だったと言えます。

田辺美咲と黒幕

9話では、田辺美咲とアカ・裏アカが映像で話しており、両者に接点があるという新事実も発覚しました。田辺美咲の黒幕キャラ感がすごかったですね…。田辺美咲は秘書をやりながら、青沼ねいるを監視・管理している可能性もゼロではないかもしれません。

また、田辺美咲とアカ・裏アカは 最初から協力関係・グルになっている場合と、利害の一致で一時的に協力している場合が考えられそうです。

さらに、少女が自殺した本当の理由は、もともとはアカ・裏アカが原因になっていることも語られていました。これも重要な新事実でしたね。

田辺美咲とアカ・裏アカは、良い大人を演じつつ、実は何らかの目的のために大戸アイたちを利用している可能性もありそうです。

時系列・裏アカの真意

ここからは、阿波野寿の植物状態・エッグの世界・検体回収予定の時系列を整理し、裏アカの真意を考察していきます。

【本来のルート】
①阿波野寿が植物状態
②明日の朝、政府が検体を回収予定
③回収後は何らかの実験などに使われていた?

【実際のルート】
①阿波野寿が植物状態
②裏アカがエッグの中身を阿波野寿にした
③エッグの世界で、阿波野寿は青沼ねいると会って、自分を死亡させるように伝えた
④現実世界で、青沼ねいるが阿波野寿の延命装置を停止=植物状態の解消=死亡させるか否か?
⑤死亡させた場合、明日の朝回収予定だったが、死亡している以上回収されないかも?若しくは回収しても価値がない
⑤死亡させない場合、回収の回避手段を模索するかも?

阿波野寿の検体は回収予定でしたが、裏アカがエッグの中身を阿波野寿にしています。裏アカはごまかしていますが、優しさや情で、青沼ねいると阿波野寿を会わせてあげたのかもしれません。

若しくは、エッグの世界で阿波野寿が青沼ねいるに対して、自分を死亡させるように言うことが予想できたので、エッグの中身を阿波野寿にした可能性もあります。
裏アカとしては、現実世界で青沼ねいるが阿波野寿を死亡させるシナリオだったのかもしれません。
この場合は、政府に検体を取られたくない、企業秘密を洩らしたくない、自分たちの実験・計画を邪魔されたくないと思っていた、と考察することもできます。

ワンダーエッグ・プライオリティ9話ネタバレ感想・考察まとめ

オリジナルアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』9話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

9話では青沼ねいるの過去、青沼ねいると阿波野寿の関係などが掘り下げられた回でした。また、田辺美咲とアカ・裏アカに接点があること、自殺した少女とアカ・裏アカが関係していることなども描かれていました。

次回の10話では、一体どんな内容が描かれるのか?少しずつ明かされる事実がどう繋がるのか?ぜひ10話以降も視聴継続していきましょう!

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