『ワンダーエッグ・プライオリティ』が面白い理由、ネタバレ評価・感想レビューをお届け!
なぜ『ワンダーエッグ・プライオリティ』は面白いのか?あらすじ内容やストーリー設定などに触れつつ、アニメの評価・感想レビューをしていきます!
『ワンダーエッグ・プライオリティ』とは
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は、「高校教師」「家なき子」「高嶺の花」ほか人気ドラマを手掛けた脚本家・野島伸司さんが初めてアニメ作品の原案・脚本を務めるオリジナルアニメ。放送は2021年1月からスタート。
あらすじは、いじめにあっていた少女・大戸アイが「ワンダーエッグ」と呼ばれるタマゴを割り、不可思議な出来事が起こっていく内容。
キャストは、相川奏多さん・楠木ともりさん・斉藤朱夏さん・矢野妃菜喜さんらが出演。制作はCloverWorksが担当しています。
以下より、『ワンダーエッグ・プライオリティ』が面白い理由・見どころ・注目ポイントなどを紹介していきます。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』が面白い理由、ネタバレ評価・感想
作画・キャラデザ
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は作画がきれいなアニメで、キャラクター・美術背景を含めて、高クオリティなものになっています。
また、キャラデザも魅力的ですので目が幸せになります。キャラクターデザインを務めるのは『空の青さを知る人よ』などに参加している高橋沙妃さん。そのセンス溢れるキャラデザは必見です!
劇伴
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は劇伴・BGMにも注目したいアニメ。1話では、「ミテミヌフリ」と呼ばれる物体が襲ってきている時、大戸アイがジャンプした時などに魅力的な劇伴が流れています。
音楽を担当するクリエイターは、DÉ DÉ MOUSE×ミト(クラムボン)の強力タッグが実現していますので、2話以降も各シーンで流れる劇伴は必聴です!
音声と映像の組み合わせ
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は音声と映像を分けているシーンにも要注目です。
アニメ1話では、音声は大戸アイと母親の会話、映像は大戸アイがひとりで外にいるシーンになっていました。これはアニメならではの良さを活かした演出とも言えます。
いじめ・少女の成長
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は いじめにあっていた不登校の少女・大戸アイが、自分の殻を破っていく展開も見どころ。前向きな決意をする展開、友達の長瀬小糸を助けるために奮闘するストーリーなどは必見です。
また、精神的に自分の殻を割る展開を、物理的に「ワンダーエッグ」を割るという設定に絡めている点も面白いですね。
オカルト要素
『ワンダーエッグ・プライオリティ』はオカルト・超自然的要素も面白いポイントです。
いじめで問題になる“見て見ぬふり”が物体化した「ミテミヌフリ」が襲ってくるストーリーは、ホラー・サスペンス・デスゲーム要素がありますので、ドキドキハラハラ感を味わうことができます。
仮想世界と現実世界 & 過去と現在
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は「夢・仮想世界」と「現実世界」を行ったり来たりするストーリーも面白いアニメです。今見ている映像は、夢なのか現実なのかわからなくなる仕掛けが施されており、思わず見入ってしまう魅力があります。
さらに、過去と現在をミックスしたストーリーも盛り込まれています。これらの次元や時間軸を交差させる設定が、『ワンダーエッグ・プライオリティ』を面白いと感じる一つの要素になっています。
ジャンル・斬新さ
『ワンダーエッグ・プライオリティ』は複数のジャンルを掛け合わせた独特の世界観、斬新さも魅力的です。
かわいい少女の葛藤、ファンタジー世界、オカルト要素、仮想世界と現実世界 & 過去と現在をミックスしたストーリー、考察要素のある意味深な描写、深まる謎と少しずつ明かされる巧みな構成などが絶妙にマッチしています。
1話分を観た後の印象として、2時間の実写映画を1本観たような感覚になり、斬新なアニメが誕生したと言えます。『ワンダーエッグ・プライオリティ』はアニメ界に新たな風を吹き込んでいる作品だと評価することもできそうです。
『ワンダーエッグ・プライオリティ』が面白い理由、ネタバレ評価・感想まとめ
オリジナルアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』が面白い理由、ネタバレ評価・感想をお届けしました。
きれいな作画・魅力的な劇伴・斬新で考察要素もあるストーリー構成など、多くの魅力がある『ワンダーエッグ・プライオリティ』。2021年1月より放送されているほか、各配信サイトでもご覧いただけますので、ぜひ全話視聴継続していきましょう!
また、Blu-ray&DVD全3巻が2021年3月24日より順次発売となりますので、こちらも要チェックです!
コメントを書く