アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』エリクト死亡理由＆エアリアル大破/消滅考察。
肉体面におけるエリクト・サマヤの死亡理由、精神面のエリクトが死んだ可能性、大破したエアリアルは消滅するかネタバレ考察。
『ガンダム水星の魔女』エリクト死亡理由
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』エリクト・サマヤとは、前日譚「PROLOGUE」で初登場した子供キャラ。年齢は4歳、性別は女性、通称名はエリィ。母親はエルノラ・サマヤ(=プロスぺラ・マーキュリー)、父親はナディム・サマヤ。「PROLOGUE」のエリクトは、オックス・アース・コーポレーションのモビルスーツであるガンダム・ルブリスの制御を行っている。
肉体面におけるエリクトの死亡理由は体が弱かったことが関係している。21年前のヴァナディース事変で水星に逃げた際、エリクトは体が弱くて死亡しそうになったので、エルノラがGUND技術を使ってガンダム・エアリアルにエリクトの生体コードを移した。
その影響で肉体面のエリクトは死亡したことになり、エアリアルがエリクトの体となっている。精神面のエリクトは死亡を回避してデータストームの中で生存しており、エアリアルのAIになったと解釈できる。あるいは、ルブリスのAIと共存している可能性もある。
精神面におけるエリクトは死亡を免れたが、データストームの中でしか生きられない。そこでプロスぺラは、データストームネットワークを拡張する装置であるクワイエット・ゼロで、エリクトの居場所を拡大する構想を進める。家の居住空間を増築するイメージで、プロスぺラはエリクトの自由を求めていたと考察できる。
エリクト死亡＆エアリアル大破/消滅考察
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』2期23話では、エリクト制御によるエアリアルが大破した。その背景には、ペイル社の裏切り・内部告発で、議会連合がベネリットグループへ強制介入を決めたことが関係している。
クワイエット・ゼロは大量破壊兵器の扱いで、宇宙の平穏を乱したと判断され、議会連合は「L1惑星間レーザー送電システムILTS」を軍事転用し、クワイエット・ゼロを狙ってレーザーを発射。危険を察知したエリクトは、エアリアル＆モビルスーツ型ガンビットのガンドノードを制御し、レーザーを受け止めていた。エリクトはプロスぺラ＆スレッタ・マーキュリーなどを守るために動いたと解釈できる。
レーザーを浴びたガンドノードは残骸が宇宙空間に浮遊していた。エアリアルは頭・胴体が残り、手・脚の一部が大破した。エアリアルは消滅する可能性もあるが、修理すれば機体は元通りになることも予想される。
問題は精神面におけるエリクトが死んでるのか、生きてるのか。レーザーが発射された際、クワイエット・ゼロのデータストームネットワークは消滅していたので、精神面のエリクトがいるデータストームにも複合的に影響し、エリクトが死亡した可能性はある。
クワイエット・ゼロのデータストームネットワーク消滅が、元々エリクトがいたデータストームに影響していない場合でも、エアリアルがレーザーを受け止めた衝撃でデータストームに影響が出て、エリクトが死んだと考察することもできる。
しかし、エリクトの器であるエアリアルの一部は残っており、レーザーは物理攻撃だと思えば精神面のエリクトに作用せず、エリクトが死亡していない可能性もある。『機動戦士ガンダム 水星の魔女』2期最終回24話でどのような結末になるのか注目が集まる。
【NEW】24話でエアリアルは消滅を一旦免れ、推進制御をガンダム・キャリバーンに肩代わりさせることで動き、他ガンダムと共に送電システムを停止させていた。その後、パーメットが粒子レベルに分解したことで、クワイエット・ゼロやエアリアルも消滅。
精神面のエリクトは死亡しておらず、スレッタの呼びかけに応答していた。パーメット分解によるエアリアル消滅後は新しい器のキーホルダー内で生きている。
エリクト死亡考察まとめ
アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』エリクト死亡、エアリアル大破・消滅などを考察した。
肉体面におけるエリクトの死亡理由は、水星に逃げた際に体が弱かったことが関係しており、生体コードがエアリアルに移されている。エアリアルの大破は、惑星間レーザー送電システムを受け止めたことが影響している。
大破したエアリアルは消滅を一旦免れ、送電システム停止後はパーメット分解によって消滅。精神面におけるエリクトは死亡しておらず、新しい器のキーホルダー内で生きている。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は様々な考察ができる神アニメなので、これから何度も見返していきたい。
