彼女お借りします(かのかり)218話ネタバレ感想!失恋、千鶴×海の想像考察

彼女お借りします(かのかり)218話ネタバレ感想!失恋、千鶴×海の想像考察

漫画『彼女、お借りします』(かのかり)218話ネタバレ感想!

218話で描かれた失恋エピソード、木ノ下和也が水原千鶴×海くんを想像する展開などを考察!

彼女お借りします(かのかり)218話ネタバレ感想・考察

笑顔

漫画『彼女、お借りします』(かのかり)218話では、木ノ下和也が水原千鶴にフラれたと思い、教会の近くで凹んでいました。

その後、木ノ下和也がプールに移動すると、更科瑠夏が満面の笑顔で好きだと言ってきます。この状況で、更科瑠夏の存在は救われますね。木ノ下和也の落ち込んでいる心を癒すようなシーンでした。

ちなみに、水原千鶴はフッたのではなく、今は一旦ストップをかけているだけだと思いますので、木ノ下和也は思い込みをしている状況だと考察できそうです。それでも、フラれたと思うのは自然な流れですので、何とも言えない気持ちになります。

失恋

218話では、木ノ下和也が高嶺の花を追いかけるのではなく、近くにある幸せを噛み締めるべきだと思っていくような展開もありました。自分に言い聞かせる姿、理屈で感情を押し殺す展開、そう考えるしかない状況などが切ないです…。恋愛は理屈が成立しない領域だと思いますので、それを何とか理屈で抑え込もうとする姿に、心が痛みました。

また、①これからはフラれた人生になり、②水原千鶴がいない生活に戻ると考えている場面も描かれています。①はマイナスで、②はゼロに戻るだけ。①よりは②の方が救われる印象ですが、それでも無かったことにするのは相当しんどいはずです。

遊び・あまり本気になれなかった恋愛ではなく、思い入れが強い本気の恋愛ですので、思い出までもゼロにするのは無理なはず…。こういう状況だと、良い思い出として美化されるまで、時間の経過が必要だと思います。美化されるまでは、木ノ下和也のように様々なことを考えて、整理しようとするものですので、共感できるエピソードでした。

木ノ下和也は、忘れさせてくれる新しい女性・没頭できる趣味を探そうとするのではなく、失恋に正面から向き合っているところも好感です。これは、木ノ下和也が水原千鶴を本気で好きだということも伝わる展開でした。

想像

木ノ下和也がプール客の何気ないセリフに、水原千鶴を重ねる場面も218話で描かれていました。好きだった相手から言われた印象深いセリフを思い出し、目の前にいる人から 好きだった相手を無意識に連想することはありますので、共感できるエピソードでした。

いつも見ていたあの光景、自分に見せてくれた笑顔、2人だけの特別な時間。それが今は無い。水原千鶴はもういない…。そういった複雑な辛い心情が伝わるシーンだったと思います。

また、水原千鶴×海くんの光景 & 木ノ下和也の記憶に残っている水原千鶴が、交差するシーンもありました。これは、水原千鶴が他の男とくっつくことは、木ノ下和也には耐え難い出来事だという点を表現していると考察できます。

水原千鶴が他の男に取られて上書きされてしまう。自分ではなく、他の男によって水原千鶴が幸せにされていく。それを木ノ下和也が想像してしまい、最後には涙を流して泣いている姿が切なかったですね…。

彼女お借りします(かのかり)218話ネタバレ感想・考察まとめ

漫画『彼女、お借りします』(かのかり)218話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

218話では、木ノ下和也が水原千鶴にフラれたと思い込み、水原千鶴がいなくなることを実感するような展開が描かれていました。

今回は大きな失恋経験があり、辛い気持ちを味わったことがある方であれば、痛いほどわかるエピソードだったと思います。本気の恋愛であればあるほど、理屈が通用せず、直感的に気持ちが浮き沈みすることも表現されていた気がします。219話以降も要チェックです!

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