ぽんのみち4話感想!元ネタパロディ復活・雀魂コラボ回。アカギ,哲也,打姫オバカミーコetc

ぽんのみち4話感想!元ネタパロディ復活・雀魂コラボ回。アカギ,哲也,打姫オバカミーコetc

アニメ『ぽんのみち』4話感想!元ネタパロディ復活・『雀魂』コラボ回!

『ぽんのみち』4話感想付きネタバレストーリー、『アカギ』『哲也』『打姫オバカミーコ』などを元ネタとするパロディ、『雀魂』ゲームシーンなどを振り返ります!

ぽんのみち4話ネタバレ感想

哲也・冒頭シーン

オリジナルアニメ『ぽんのみち』4話(東4局)「ギガが減る!」では、徳富泉が夢を見ているシーンがあり、サイコロの1・1が連続で出た後、2・2が出ていました。目が覚めた後、「明日は晴れるかなぁ」と言って顔も変化しています。この元ネタは『哲也~雀聖と呼ばれた男~』で、1話以来のパロディがまさかの復活!

1話で言っていた「明日は雨かなぁ」が『麻雀放浪記』パロディで、『哲也~雀聖と呼ばれた男~』で出てくるセリフ「明日は晴れるかなぁ」の元ネタにもなっていましたが、4話では「明日は晴れるかなぁ」の方が直接出てきました。

またパロディやってる!と思わず反応したと同時に、この時点ではまだ冒頭シーンであり、2話分空けた久しぶりのパロディだという印象で見ていました。

元ネタ・パロディ祭り

4話では冒頭シーンに留まらず、麻雀漫画を元ネタとする大量パロディ祭りが再開催!「まだまだ終わらせない 地獄の淵が見えるまで 限度いっぱいまでいく どちらかが完全に倒れるまで 勝負の後は骨も残さない」「つまり レートを10倍にして頂きたい」は『アカギ 〜闇に降り立った天才〜』赤木しげるの名言が元ネタでした。

「よーし 2の2やるぜ」は『哲也~雀聖と呼ばれた男~』房州の名言で、「明日は晴れるかなぁ」のセリフも冒頭に続いて再登場。「役とか無視で リャンメン率80%で打て 10回に8回だ」は『打姫オバカミーコ』波溜の名言が元ネタです。

1話のパロディは一言で完結していたイメージでしたが、4話のパロディは長いセリフの元ネタが多かったので、若干くどい印象も与えていた気がします。顔の変化で元ネタがあることはわかっても、元ネタが数年前の漫画ということもあって、何の元ネタかわからない視聴者が出る恐れもあります。

複数漫画のパロディが連続して出てきたので、結果的に『ぽんのみち』アニメ本編との繋がりがバラバラになり、ストーリーが頭に入ってこない危険性も潜んでいると思います。このまま2話分空けたペースでパロディがあるなら次は7話・10話となりそうですが、パロディ祭りはかなり危険かもしれませんね…。

パロディ行くしかなしこちゃんじゃ!ぐらいの勢いで制作したのかわかりませんが、悪ノリ感が否めなかったので、そこは一周回ってオリジナルアニメらしいクリエイターの自由な創作が素晴らしいと割り切るか、ネタ枠として楽しむのも一つの方法ですね。個人的には、パロディ祭りよりメインキャラの性格や過去をもっと知りたいな~と思いました。

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雀魂-じゃんたま-

4話ではオンライン対戦麻雀ゲーム『雀魂-じゃんたま-』プレイシーンも描かれていたので、アニメキャラが実在するゲームをする魅力もありました!『雀魂-じゃんたま-』登場キャラ・一姫の声優は内田真礼さん本人で、クレジット表記は「一姫(雀魂) 内田真礼」でした。

ゲームシーンでは「※実際の雀魂では名前の入力は7文字以内だよ!」など『雀魂-じゃんたま-』を意識した描写も入っています。企業コラボ案件・宣伝のような雰囲気だったのは、ゲームの盛り上げに加えて、2024年4月から配信されるアニメ『じゃんたま カン!!』の事前PRを兼ねていた可能性も考えられます。

なしこちゃん

スマホの残りギガ・通信量が減っているので、十返舎なしこが父親にWi-Fi開通をお願いすると、お小遣い毎月なしこちゃんになっても良いなら良いと言われる場面もありました。

十返舎なしこの名前に掛けて、次回予告でも「見るしかなしこちゃん」と言っているように、「ない」が「なしこちゃん」になっているのがクセになります!

その後、防犯カメラを付けたいと言ったことで父親が渋々OKして、Wi-Fiは無事に開通の流れになっていました。徐々に秘密基地が快適になっていくようなワクワク感があり、これからどうなるのか楽しみです!

裸単騎

十返舎なしこが4鳴き裸単騎みたいなことしちゃダメじゃけぇ~と言っていたのは、麻雀用語に掛けたネタセリフで、あんまり急ぐなってことだと補足されています。

中ビームなどは麻雀がわからなくても、ビームの描写を目で見て楽しめるようになっていましたが、裸単騎は言葉だけだったので、麻雀を知らない場合は意味不明になる可能性もあります。そこで、通訳的に補足するシーンもセットで入れていたのかもしれません。

4話まで来ると、麻雀ネタが徐々に深いところまで描かれるようになってきている印象ですが、しっかりと補足する内容もあったので、麻雀を知らなくても視聴者が理解できるように配慮されていた気がします。

プレイヤーネーム

『雀魂-じゃんたま-』のプレイヤーネームを決めるシーンでは、徳富泉が「2の2のいずみち」、河東ぱいが「超びっくりアップルパイ!」になっていました。登録したい名前が既に使用されているので、色々と変えてみるのはオンラインゲームのあるあるネタでした!

十返舎なしこは珍しい名前なので、そのまま「なしこ」が通っています。林リーチェの「リーチェいっぱつ」は栄養ドリンクの謳い文句みたいだと突っ込まれていましたが、リポビタンDの「ファイト一発」のことですね。

麻雀漫画パロディだけでなく、既に世の中にある商品を匂わせるシーンも出てきているので、この路線は賛否が分かれそうです。仮にそこが引っ掛かった場合でも、広島弁やキャラデザが可愛い、声優ボイスで耳が幸せなどの魅力があるので、最終回まで視聴は続けていきたいところです。

江見跳

『雀魂-じゃんたま-』の尾道ルームで、麻雀が強いプレイヤー「FOOL’S MATE」が圧勝した後、林リーチェが相手の作戦を見抜いて勝利する展開もありました。

対戦相手の中の人は新キャラ・江見跳で、リーチェいっぱつのインスタ風SNSを発見し、投稿されていた写真から雀荘ぽんぽんを特定しています。店の前まで移動する場面もあったので、行動力があるキャラでした!

フラグ・ぺトス

5話「奴がきた!」予告では、十返舎なしこが対戦相手と実際に会うことは無いじゃろうがな、フラグ~↑と言っていました。江見跳はもう店の前まで来ていたので、確実に会うじゃろ!(謎の広島弁)とツッコミながら視聴していました!

4話エンドカードは『亜人ちゃんは語りたい』作者・ぺトス先生によるイラストでした。各話のエンドカードは担当作家の個性が出ていて、本編とは違う絵柄を楽しめるのも良いですね。

4話感想まとめ

アニメ『ぽんのみち』4話ネタバレ感想をお届けしました。4話は麻雀漫画を元ネタとするパロディ祭りの再開催、『雀魂-じゃんたま-』コラボが印象に残る回でした。

新キャラ・江見跳はどんな一面を見せてくれるのか、元雀荘はどうなっていくのか、今後描かれる日常シーンなども楽しみです!5話以降も見るしかなしこちゃんじゃ!

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