セレクションプロジェクト4話感想!過去、共通点、暗喩考察も

セレクションプロジェクト4話感想!過去、共通点、暗喩考察も

アニメ『SELECTION PROJECT』(セレクションプロジェクト)4話感想!

4話の感想付きネタバレストーリー、過去シーン、ダンスチームの共通点、暗喩についての考察もお届けしています。

セレクションプロジェクト4話ネタバレ感想・考察

共通点

アニメ『SELECTION PROJECT』(セレクションプロジェクト)4話「ラッシュ!クラッシュ!スプラッシュ!」の冒頭では、濱栗広海(声優:南雲希美)・今鵜凪咲(声優:荒井瑠里)・八木野土香(声優:羊宮妃那)・淀川逢生(声優:岩橋由佳)のダンスチーム4人が自己紹介をしていました。

そして、全員が炭酸好きだと明かされ、レモンスカッシュ・スコール・メロンソーダ・マッチが置かれていました。出身地・個性が違う4人の共通点にフォーカスした描き方が好感でした!

その後、ユニット名を考えることになり、今鵜凪咲は「おどれそーだ」を提案。ダンスが踊れそうだ&ソーダを掛けたダジャレ風のネーミングが面白いですね。

なお、皆が着ていた洋服のデザインが特徴的で、濱栗広海は「知らんけど」の文字&タコのイラストが描かれていました。これにより、セリフの語尾に「知らんけど」が同時に脳内再生されましたね。濱栗広海はきつい言葉もありましたので、和らげる要素になっていた印象です。


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サンド

4話では、濱栗広海が四子舞/シシマイの曲「SPARKRASH」を完コピしようと意気込んで、今鵜凪咲と衝突する展開もありました。ここで八木野土香が2人の間に入り、バターサンドを渡しています。

別シーンでは、濱栗広海&今鵜凪咲のきつい言い方を、美山鈴音が良い意味に変えて、2人を繋げる雰囲気になっていました。これらは、間に入る存在・何かを繋げる役割の暗喩で、意図的に4話内で同時に描いていたと考察できます。

さらに、お昼はサンドイッチでした。食パンだけだと素っ気無い感じですが、間に挟まっている具材のおかげで両面の食パンが引き立ち、絶妙な美味しさになっていると言えます。

バターサンドも同様に考えることができ、食べ物・お菓子の中でも あえてバターサンドを出していたと考察できます。

人間関係&食べ物を掛けた暗喩が特徴的で、『SELECTION PROJECT』は脚本が面白いと感じる描写でした!

過去

ダンスチームになった各キャラの過去が明かされるシーンも4話で描かれています。陸上の実力者・淀川逢生はタイムを縮めるために走ることが目的になり、楽しいと思えなくなっていました。

濱栗広海は男兄弟の中で育って、バレンタインも女子から貰うほどになり、男勝りで負けず嫌いな部分が語られています。

今鵜凪咲は母子家庭で育ったことが明かされ、1人でご飯を食べる過去シーンもありました。寂しがりだったことから、1人で生きていける強い人間になりたいとも語っていました。1人で出来るようになりたいからと、自主練をする場面も盛り込まれています。

八木野土香の過去話は深く掘り下げていない印象も受けました。これは「食べ物の子」で既にキャラが立っていることに加え、ストーリー後半で重要エピソードが控えているとも考察できます。

『SELECTION PROJECT』は女子キャラが多数登場するため、最初は名前と顔が一致しませんでしたが、ようやくキャラの区別ができる程になってきた気がします。


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息・のどごし

4話では、今鵜凪咲が屋上で自主練する際に、ハァッハァッと息が荒くなる場面もありました。濱栗広海・八木野土香・淀川逢生の3人は、階段を上るシーンで息の音がわかるようになっていましたので、共通性にフォーカスしていたと考察できます。

また、八木野土香が 弾けないと のどごしも良くないと言い、淀川逢生が通訳する場面も描かれています。炭酸が抜けたらマズイように、ダンスする側が楽しまないと見てくれる人も楽しめない点と掛けている印象でした。

このあたりの比喩表現は、炭酸が弾ける=ダンス側が楽しんでいる、のどごしが良い=視聴者が楽しめているといった意味合いだと考察できそうです。

後味爽やかと言っていたセリフは、ダンス側はパフォーマンス後に充実感のある状態、視聴者側は素晴らしいパフォーマンス・メンバーのかわいい姿を見れた満足感などの暗喩だと解釈できますね。

ユニット名・ライブシーン

八木野土香の提案で、濱栗広海&今鵜凪咲の考えたものを合わせて、ユニット名がSplasoda°(スプラソーダ)になる場面も4話内にありました。そして、4話挿入歌「SPARKRASH」(歌:Splasoda°)を披露しています。

ライブシーンでは、衣装の色が違うとはいえ、全員がヘアバンドを付けているなど共通点もありました。これは、炭酸好きが明かされたシーン同様に、皆違うけど共通点があるところにフォーカスした描かれ方だと言えますね。

また、濱栗広海&今鵜凪咲は右肩、八木野土香&淀川逢生は左肩に衣装がある点も特徴的でした。4話で何かとセットで描かれた点とリンクさせていると考察できそうです。

今鵜凪咲のメガネは、自分らしさを出していた印象も受けました。部屋ではメガネをつけることもありますので、ステージでもメガネをつけて、個性が際立つようにしていたと言えます。

4話の最後は、楽器チームの小泉詩&山鹿栞が喧嘩になり、当麻まこが間に入るシーンで終わっています。喧嘩した2人の間に入る描写は、他シーンとの共通点がありましたので、4話で見せたかった部分なのかもしれませんね。

セレクションプロジェクト4話ネタバレ感想・考察まとめ

アニメ『SELECTION PROJECT』(セレクションプロジェクト)4話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

4話では、ダンスチームに焦点を当てたストーリー、ライブシーンなどが描かれていました。今回はダンスチーム回であることに加えて、皆違うけど共通点がある・何かを繋げる役割・人間関係&食べ物を掛けた暗喩も特徴的な回でした。

次の5話は楽器ユニットの掘り下げがありそうですね。どんな展開になるのか楽しみにしつつ、ぜひ5話以降も視聴継続していきましょう!

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