シキザクラ3話感想!オニの正体&異次元、戦闘員の条件、ドッジボール暗喩考察も

シキザクラ3話感想!オニの正体&異次元、戦闘員の条件、ドッジボール暗喩考察も

アニメ『シキザクラ』3話感想・考察!

3話の感想付きネタバレストーリー、オニの正体&異次元、戦闘員の条件、ドッジボール暗喩の考察もお届けしています。

シキザクラ3話ネタバレ感想・考察

オニと異次元


アニメ『シキザクラ』配信中!

オリジナルアニメ『シキザクラ』3話「飛翔/JUMP」の冒頭では、成瀬楓が陸上大会で棒高跳びをする場面が描かれていました。成瀬楓はマネージャー・山田春子に良いところを見せたい気持ちがあったため、そこへ現れたオニに取り憑かれています。

オニは人の心を喰らう存在ですので、成瀬楓の願望・悩み・弱みに付け込んでいたと考察できそうです。オニは人の弱い心がエサで、それを喰らうことでパワーを発揮する存在だと解釈できます。

また、成瀬楓がオニに乗っ取られて棒高跳びで飛んだ後、一般人の目からは成瀬楓が消えていました。オニは一般人には見えない異次元の存在で、本人・パワードスーツを着た戦闘員にのみ見えるのかもしれません。

「一般人のA世界」と「乗っ取られた本人・戦闘員・オニのB世界」は別次元で、オニ出現中の戦闘シーンはB世界を見ている状態だと考察できます。そして、オニを倒して戦闘が終わるとB世界が無くなり、B世界にいた本人達もA世界に戻るイメージだと解釈できます。

本人が乗っ取られる直前はA世界で、乗っ取られた後はB世界に取り込まれてしまうとも言えます。パワードスーツについては、B世界に入れるような特殊仕様だと考えることができます。

オニの正体

上記考察を踏まえると、オニの正体はゾンビのようなもので、元々は人間であり、弱みに付け込まれてオニになってしまった状態の可能性があります。この場合は、自分を取り戻すことができず、A世界に戻ることができなくなっていると言えます。

ちなみに、成瀬楓は自分の力で飛んだわけでないと気づき、自分を取り戻していました。これは、最終的にはオニに乗っ取られなかったからこそ、A世界に戻ることができたと解釈できそうです。

この考察を前提にすると、仮に自分を取り戻すことができなかった場合は、今ごろ成瀬楓はオニだったということになりそうですね。

あるいは、オニは人間の心をエサにしているだけであり、始めから人間ではない存在だと考えることもできます。こちらの方が素直な解釈なのかもしれません。

戦闘員の条件

3話では、山田春子が三輪翔の他は皆そうだと意味深なセリフを残していました。これは、三輪翔はイバラとの融合型で、他キャラは一度取り憑かれて脱した過去があると考察できそうです。

山田春子は成瀬楓の力になりたくて仲間になった様子でしたので、その前にオニから取り憑かれそうになり、何とか振り切ったのかもしれません。

戦闘員は、一度オニに取り憑かれそうになり、自力で抜け出した事が条件のような気もします。取り憑かれそうになった時に 前述のB世界を一度見たからこそ、パワードスーツを着てB世界に行くことができると考察できます。オニへの耐性・強い心がある状態とも言えます。


ED曲:May’n「シキザクラ」収録CD 2021年11月24日発売!

ドッジボール暗喩の意味

三輪翔が成瀬楓は今ドッジボールの外野だとして、比喩表現を用いるシーンも3話内にありました。成瀬楓は外野から山田春子を守ろうとしたのに、山田春子もこっちに来たことから、予定が狂っているのでは?と指摘するような場面も描かれています。

前提として、ドッジボールでは 外野は敵の内野からボールを当てられることが無く、逆に近い距離でボールを当てることができる有利なポジションだと言えます。

すなわち、外野=パワードスーツを着ている戦闘員のことで、敵の内野=オニだと解釈できます。戦闘員はオニに耐性があり、パワードスーツを着てオニに立ち向かう力があるので、ここの暗喩だと考察できそうです。

前述の成瀬楓が言っていた内容は、成瀬楓が戦闘員として一般人の山田春子を守ろうとしたのに、山田春子も戦闘員になったので、予定が狂ってしまった。こういった意味だと考えることもできます。

ただし、戦闘員はオニの攻撃を受けますので、ドッジボールとは綺麗に一致しません。そう考えると、上記考察は間違いなのかもしれません。

もっと簡単に、成瀬楓は山田春子を守りたかったのに、山田春子も自分と同じ力を得てしまった。これでは、守る機会が無いから不満だと思っていることの暗喩とも受け取れます。

成瀬楓 3つの変化

3話では、戸部陽子(声優:神木美香)がオニに取り憑かれて、その際に山田春子が橋から落下するシーンもありました。その後、成瀬楓が変身して飛んでいき、山田春子を助けています。

そのシーンで、成瀬楓は飛べたことを喜んでいました。これは、陸上・棒高跳びのシーンと繋げる形で、オニの力に頼らずに自力で飛べたことに対して喜びを感じていたと考察できます。

ドッジボールでの考察を前提にすると、成瀬楓は山田春子を助けたい気持ちが満たされない状態だったことから、今回助けることができて嬉しかったと解釈することもできます。

その後、山田春子が変身して一緒に戦い、解決に向かっています。成瀬楓の目線では、同じ立場で協力することを覚えていた印象もありました。そうすると、自分が山田春子を助けたいという気持ちを改め、今後は2人で協力することに喜びを感じていきそうな気もします。

陸上の意味で飛べたこと、山田春子を助けたい気持ちが一度満たされたこと、山田春子との協力も悪くないと思えたこと、この3つが同時に描かれていたと考察することもできます。

なお、成瀬楓&山田春子はかっこいい変身バンクシーンがありましたので、映像面の見せ場でしたね。『シキザクラ』は考察要素のあるストーリーに加えて、映像で見せ場があるところも魅力的です!

かわいいシーン

明神逢花が初めてピザを食べたことで、目をキラキラと輝かせている場面も3話内にありました。箱入り娘・お嬢様な一面が出ていましたので、明神逢花のかわいいシーンでした!

また、三輪翔&成瀬楓が2人で話すシーンの後、それを見た山田春子が嫉妬する場面もあり、口元の動きや声が可愛かったです!

豊田市駅・豊田大橋

3話では、愛知県の豊田市駅・豊田大橋が登場するシーンもありました。豊田大橋は戸部陽子がオニに取り憑かれ、成瀬楓が変身していた場所ですね。

『シキザクラ』は東海エリアがモデル地になっていることから、今後登場する場所にも注目です!

シキザクラ3話ネタバレ感想・考察まとめ

アニメ『シキザクラ』3話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

3話では、戸部陽子がオニに取り憑かれ、成瀬楓が山田春子と共闘するシーンなどが描かれていました。また、異次元&ドッジボールの暗喩など、様々な考察ができる意味深なシーンもありました。

次はどのようなストーリーになるのかを楽しみにつつ、ぜひ4話以降も視聴継続していきましょう!

©シキザクラ製作委員会

アニメ・漫画カテゴリの最新記事