Vivy10話感想!オサム&松本博士、暴動理由、タイムリープ説考察も

Vivy10話感想!オサム&松本博士、暴動理由、タイムリープ説考察も

アニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』10話感想・考察記事です。

アニメ10話の感想付きネタバレストーリー、ヴィヴィ引退理由&誕生秘話、オサム&松本博士、シンギュラリティ計画失敗&暴動理由、タイムリープ肯定説VS否定説についての考察などをお届けしています。

Vivy10話ネタバレ感想・考察

ヴィヴィ引退

オリジナルTVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』(ヴィヴィ -フローライトアイズソング-)10話「Vivy Score -心を込めて歌うということ-」では、ヴィヴィが歌の仕事から引退し、展示スペースのような場所にいました。見学者が来館していたことから、AI博物館のような施設だったと考察できます。

引退理由は、心を込めて歌う意味がわからないことに加え、ディーヴァのようにやらなきゃ…とプレッシャーを感じ、歌えなくなったと解釈できそうです。

マツモトの頼まれ事

10話では、引退したヴィヴィの前にマツモトが現れるシーンもありました。その時のヴィヴィは、歌うことを失った関係もあり、シンギュラリティ計画を心の拠り所にしている雰囲気でした。ところが、シンギュラリティポイントはオフィーリアの件が最後だとマツモトが言っています。

シンギュラリティ計画が全て終わっているにもかかわらず マツモトが活動しているのは、垣谷ユウゴの言っていたことが気になっており、個人的な頼まれ事が関係している様子。

頼んだ相手は、マツモトを過去にタイムリープさせた松本博士のような気もしますね。マツモトはシンギュラリティ計画の遂行、計画が成功&失敗した場合の対応などと合わせて、松本博士とヴィヴィを会わせるように指示されていた可能性もありそうです。あるいは、ディーヴァから個人的なお願いをされていたのかもしれません。

ヴィヴィ誕生秘話

ヴィヴィが製造されたときの映像が流れるシーンも10話内にありました。開発者の女性は、人間にとって心とは何か?という命題につき、初の自律人型AIがどんな答えを出すのかと、興味を持っている様子でした。心の定義について、それを考えるヒントが欲しいみたいですね。

普通のAI・初の自律人型AI・人間が答える「心」は、それぞれ違うことが予想されますので、ヴィヴィの答えに注目していたと考察できます。

そうすると、ヴィヴィは「歌でみんなを幸せにすること」を使命として誕生していますが、別の研究対象になっていたとも言えますね。

オサムと松本博士

10話では、展示されているヴィヴィにオサム(声優:小松未可子)が話しかけるシーンもありました。他の子供は、歌姫時代のヴィヴィ・ディーヴァを知らないにもかかわらず、オサムは知っている様子でした。

少年のオサムは、大人になるまで何度も足を運び、奥さん・なな&子供・るなも連れて来ていました。オサムの正体は、松本さん!と呼ばれるシーンなどから、松本博士(声優:子安武人)だと考察できます。

仮に松本オサムだった場合、彼は幼少期からAIに興味を持ち、正史では研究者としてヴィヴィ(+マツモト)に未来を託し、修正史ではヴィヴィの動向を気にかけていたと考えることができます。

作曲

ヴィヴィが AI自らの意思で作曲した曲がないことを知り、自分で作曲する展開も10話で描かれていました。作曲は中々進んでいませんでしたが、オサムが 人間は死んでも誰かの中にいることを語ると、ヴィヴィが 自分の中にもディーヴァがいると気づき、曲作りが進んでいます。

シンギュラリティ計画を曲にしていたのは、ヴィヴィとディーヴァの経験が活かされているとも言えます。また、何かが無ければ自分で作ればいいという発想、実体が死んでも大切な思い出などは胸の中で生き続けるという考え方にも グッとくるシーンでしたね。

計画失敗・暴動理由

10話ラストでは、AIが人間を襲い、シンギュラリティ計画が失敗していました。結果的には、AIの暴動を防ぐことができなかったみたいですね…。

ここでは、AIが暴動を起こした理由を考察。まず、正史と修正史では、それぞれの過程・社会に与えた影響などが違うとはいえ、エステラたちの死亡は共通しています。そして、優れたAIの死亡原因を作ったのは人間だとして 不信感が募り、AIたちが暴動を起こしたのかもしれません。

また、シンギュラリティ計画はAIの自殺者抑止などの良い影響もありましたが、メタルフロートの建設時期が早まるなど悪い影響もありました。もっとも、悪い影響については別の対処法で解決済みのはずです。これを受けて、AIたちが細かな事象を総合演算した結果、やはり人間への不信感が拭い切れなかったと考えることもできます。

さらに、マツモトの行動を見抜いている黒幕が存在し、AIが暴動を起こすように仕向けていた可能性もあります。黒幕となるキャラは、シンギュラリティ計画への対抗計画を実行し、垣谷ユウゴに接触していたとも考察できます。この場合は、アーカイブでの情報なども漏洩している可能性があり、実は松本博士が黒幕というパターンもありそうで 怖いところです。

今後どうなる?タイムリープ肯定説VS否定説

ここからは、今後のストーリーがどうなるのかを考察。大きく分けると、過去にタイムリープするか、AIの暴動を受け止めて歩み寄る道を模索する可能性が考えられます。

①タイムリープ肯定説
エステラたちの死亡を重要視した場合は、それを防ぐためのタイムリープも選択肢の一つ。しかし、それをやると必要以上の歴史改変になる懸念があります。マツモトは不必要な歴史改変はしない主義ですので、考えにくい気もします。これがありえるのは、マツモトが「必要」の範囲を拡大解釈して正当化した場合ぐらいでしょうか。

また、再度タイムリープを試みても 別のメリット・デメリットがあり、結果が変わらない可能性もあります。もっとも、やってみないと分かりませんので、結果が変えられると信じて行動していくパターンも考えられます。

そして、タイムリープは残りの話数的にも苦しい気がします。仮にタイムリープした場合は、変更点のみを描くダイジェスト版になりそうです。

②タイムリープ否定説
あるいは、AIの暴動を受け止めて歩み寄る道を模索するパターンも考えられます。本来、過去の出来事は変えることができません。ヴィヴィとマツモトは一部のAI史を変えるために動いてきましたが、蓋を開けてみれば正史と同じ結果になっています。

この段階になると、過去に戻るよりも 今どうするか?を考えた方が良いような気もします。原因を突き止めた結果、人間に過ちがあるのなら AIに謝罪する内容の声明文を公開するのもアリかもしれません。ヴィヴィとマツモトはAIですので、暴動を鎮圧した後は、AI側をまとめている幹部を説得する流れも考えられます。

黒幕が存在する場合は、人間 VS AIの戦争と合わせて、ヴィヴィ&マツモト VS 黒幕キャラの戦いがあるのかもしれません。

タイムリープした場合でも そうでない場合でも、オリジナルアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』は説得力のあるストーリーで視聴者を唸らせることが予想されますので、どうなるのかが気になります!

Vivy10話ネタバレ感想・考察まとめ

オリジナルTVアニメ『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』10話のネタバレ感想・考察をお届けしました。

10話では、ヴィヴィが引退し、松本博士と同一人物だと考察できるオサムが登場していました。また、AIが暴動を起こし、シンギュラリティ計画が失敗に終わったことも明かされています。

AIの暴動について、ヴィヴィとマツモトはどう向き合うのか、オサムはどう動くのか。気になる点が多数ありますので、ぜひ11話以降も視聴継続していきましょう!

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