アニメ『Deep Insanity THE LOST CHILD』(ディープインサニティ ザ ロストチャイルド)11話感想・考察!
11話の感想付きネタバレストーリー、『ひぐらしのなく頃に』、ヴェーラ&時雨の目的、サブタイトルの意味についての考察もお届けしています。
ディープインサニティ11話ネタバレ感想・考察
ひぐらし業
アニメ『Deep Insanity THE LOST CHILD』(ディープインサニティ ザ ロストチャイルド)11話「Revolution」では、時雨がループし、除隊になるところから始まっていました。これは、赤い三角形のアルカがヴェーラから時雨に渡されたことで、時を繰り返す者がヴェーラから時雨に変わったことになります。
死亡してループするところ、ループ者が変わる展開などは、アニメ『ひぐらしのなく頃に業』を思わず連想しました。ちなみに同作では、古手梨花が時を何度も繰り返していましたが、ストーリー終盤でループ者が北条沙都子に変わっていました。
スパイ
11話では、仮面の男がスパイだと明かす場面もありました。また、アイスマンに情報を流していたことも語っています。
この男は初登場時から意味深で、4話・5話記事でも内通者の可能性を考察していました。そして、11話で正面から伏線回収となりましたので、点と点が繋がってスッキリできましたね。
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正体
エルシー&アイスマンが融合する場面も11話内にありました。融合前には 邪神の力が解放され、エルシーがコアのようになっていた印象です。この後、時雨は攻撃を受けて死亡し、ループしています。
再び時間を遡行した時雨は、ヴェーラの部屋から三角形柄の服を見つけて、「やっぱり」と言っていました。その服は時雨がエルシーから借りたものですので、ヴェーラの正体=エルシーと確信した瞬間だったと考察できます。
また、時雨がエルシーを殺したらヴェーラも消えると言っているシーンもありました。ここはヴェーラの正体がエルシーだから、エルシー(=ヴェーラ)を殺すわけにはいかない、と考えていることが伝わる描写でした。
その後、時雨が再び死亡&ループして、今度は髪を切ったところで11話は終了。次回12話のサブタイトルは「Resolution」(意味:決意、決心、解決etc)でしたので、時雨が決意を固めてエルシー(=ヴェーラ)を助ける展開が描かれそうな気もします。
ちなみに、ヴェーラの正体がエルシーの可能性は、8話記事などでも考察していました。今回の11話は仮面の男&ヴェーラなど、何かと伏線が回収されていた印象です。
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ヴェーラ&時雨の目的
ヴェーラの目的は、エルシーがいる限り、「邪神の力が解放→アイスマンと融合→バケモノ登場」&生物絶滅の可能性があるため、それを断ち切ることだと考察できます。
エルシーがいなければ、上記「」の部分も起きないため、エルシー(=過去のヴェーラ本人)の暗殺にこだわっていたと解釈できます。
ところが、時雨はエルシーを暗殺せずに救おうとしています。上記「」の部分を阻止できれば、エルシー(=ヴェーラ)は助かり、生物絶滅の可能性もないため、暗殺しない方法で解決したいと考えている印象です。
図解的に言い換えると、【 A「エルシーの存在」→ B「邪神の力が解放→アイスマンと融合→バケモノ登場」→C「生物絶滅」】とした場合、ヴェーラはAの前提を消すことで、B・Cまで進ませないことが目的。
時雨は、A→Bの繋がりを消すことで、B・Cまで進ませないことが目的だと言えます。究極的には、Bが阻止できれば良いので、時雨はAを残したまま A→Bの流れを消す選択肢を選んでいると考察できます。
ディープインサニティ11話ネタバレ感想・考察まとめ
アニメ『Deep Insanity THE LOST CHILD』(ディープインサニティ ザ ロストチャイルド)11話のネタバレ感想・考察をお届けしました。
11話では、気になっていた伏線が回収され、時雨がループしてエルシーを助けようとする展開などが描かれていました。
時雨はエルシーを暗殺しない方法で、最悪の事態を回避しようとするところが推せますね。これにより、エルシー(ヴェーラ)に加え、世界も救うことができるので、理想的な展開だと言えます。その理想を現実にするために、どのような奮闘を見せるのか。12話も要チェックです!
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